温かな冬の日。
雲一つない晴れ渡った空,冷たく乾いた空気。
日の当たる縁側。
こんな日が大好き。
お気に入りの子ネコが遊んで欲しくてうるさく付きまとっています。
さっきまで外で跳ね回っていたのでしょう。
ふさふさの毛に草のタネがいっぱい絡み付いている。
キーボードを打ちながら半分気をやっているのじゃ気に入らない様子です。
キーボードを打つ指を追いかけて指に噛みつきます。
100%自分に気を向けてくれなきゃ気が済まないのよね。
ネコってなんてわがまま。
うるさくて、
煩わしくて、
やたら要求が多く、ほぼ完璧にこちらの要求には応えない。
全く以て憎たらしい存在ですよね。
それでいて私の心を虜にしているから尚憎たらしい。
さっきから自分の趣味を邪魔され放題です。
伸ばした手で垂れ下がるピアスに爪を引っ掛けて私の顔を自分の方に引き寄せる、
ってネコに連行されるみたいじゃないですか。
『こっちへ来い」って感じ。
こうやってあの手この手で無理矢理私の気を引くので、
毛を 逆なでてやったり、マッサージしてやったり、頭をこりこりしてやったり、
いろいろなサービスをしてやりますの。
嬉しそうに膝の上で動き回るのを見ると、
可愛い~。
のよね。
でも、
そんな風に、
イソイソと幸せな気持ちでサービスしている自分を客観的に見たらどうでしょう。
どうしてこんな我がままな子ネコにウキウキワクワクしながらサービスしているの?
バカバカしいって、思うでしょうか。
このやりたい放題の女王様が可愛くて仕方が無いのです。
ギュッと抱きしめたくなる程に愛らしい。
これってたぶん「アイ」
我が家はネコの多頭飼いで、
ネコはいっぱい居るのですが、こんなのはこの子ただ一匹だけです。
他の子は皆ここで産まれてずっと母親と一緒に育っているせいか、
ネコの間で愛情が満たされているので人間にはあまり関心を示しません。
エサをくれる人、飼育員みたいかな。
時々そばで眠ってるだけ。
ところがこの一匹は台風の日に我が家の前に捨てられて、
五日間一人で山の中に潜んでいた経験がトラウマとなっているのか、
甘えん坊で私に懐いているのです。
いつも一緒に居たいみたい。
それって可愛いいよね。
最近大きくなって少しの間姿が見えないと、
あれ、どこ行った?
なんて、探している自分がいます。
小さな子供と持つ母親と一緒ですね。
こんなに奔放な我がまま娘なのにどうしてこんなに愛しいのでしょう。
これってたぶん「愛」。
なんでしょうね。
自分の中に愛情が沸き起こっているって、なんだかそれが嬉しいのです。
子供の無い夫婦二人の暮らしの中でこの種の愛情は奥の方にしまわれちゃった毎日でした。
でもこの子が来てから、
また久しぶりのこの愛しい気持ちに目覚め、
心温かくなるのです。
と云う訳で喜んでネコに翻弄されておりまする。
遠いペルシャの血が世代の何処かで混じった様で、
フサフサと長い毛とキツい猫目。
鼻に墨を塗っているものだから実際以上に低く広がって見え、女にしては厳しい顔つき。
口の周りには万年薄い醤油染みが広がっていて、お世辞にもキレイとか可愛いとか云えないご面相です。
シッポだって中途半端に切れており先っぽはジグザグに曲がっています。
そこへ来てペルシャの血が毛をフサフサにしているものだから、
曲がった帚みたいです。
この面倒な子がまた変わった性格です。
今まで20年以上に渡りどれだけのネコが居たのかも分からないこのネコ屋敷で、
今までどんなネコもやらなかった意外な行動を見せてくれるのがこがこの子なんですよ。
あーあ、
ネコの事を書くつもりじゃなかったんですけどね。
邪魔されながらつい書いちゃいました。
ネコの名前は?
ラクシュミと申します。
インドの神様のお名前をちょうだいいたしました。
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雲一つない晴れ渡った空,冷たく乾いた空気。
日の当たる縁側。
こんな日が大好き。
お気に入りの子ネコが遊んで欲しくてうるさく付きまとっています。
さっきまで外で跳ね回っていたのでしょう。
ふさふさの毛に草のタネがいっぱい絡み付いている。
キーボードを打ちながら半分気をやっているのじゃ気に入らない様子です。
キーボードを打つ指を追いかけて指に噛みつきます。
100%自分に気を向けてくれなきゃ気が済まないのよね。
ネコってなんてわがまま。
うるさくて、
煩わしくて、
やたら要求が多く、ほぼ完璧にこちらの要求には応えない。
全く以て憎たらしい存在ですよね。
それでいて私の心を虜にしているから尚憎たらしい。
さっきから自分の趣味を邪魔され放題です。
伸ばした手で垂れ下がるピアスに爪を引っ掛けて私の顔を自分の方に引き寄せる、
ってネコに連行されるみたいじゃないですか。
『こっちへ来い」って感じ。
こうやってあの手この手で無理矢理私の気を引くので、
毛を 逆なでてやったり、マッサージしてやったり、頭をこりこりしてやったり、
いろいろなサービスをしてやりますの。
嬉しそうに膝の上で動き回るのを見ると、
可愛い~。
のよね。
でも、
そんな風に、
イソイソと幸せな気持ちでサービスしている自分を客観的に見たらどうでしょう。
どうしてこんな我がままな子ネコにウキウキワクワクしながらサービスしているの?
バカバカしいって、思うでしょうか。
このやりたい放題の女王様が可愛くて仕方が無いのです。
ギュッと抱きしめたくなる程に愛らしい。
これってたぶん「アイ」
我が家はネコの多頭飼いで、
ネコはいっぱい居るのですが、こんなのはこの子ただ一匹だけです。
他の子は皆ここで産まれてずっと母親と一緒に育っているせいか、
ネコの間で愛情が満たされているので人間にはあまり関心を示しません。
エサをくれる人、飼育員みたいかな。
時々そばで眠ってるだけ。
ところがこの一匹は台風の日に我が家の前に捨てられて、
五日間一人で山の中に潜んでいた経験がトラウマとなっているのか、
甘えん坊で私に懐いているのです。
いつも一緒に居たいみたい。
それって可愛いいよね。
最近大きくなって少しの間姿が見えないと、
あれ、どこ行った?
なんて、探している自分がいます。
小さな子供と持つ母親と一緒ですね。
こんなに奔放な我がまま娘なのにどうしてこんなに愛しいのでしょう。
これってたぶん「愛」。
なんでしょうね。
自分の中に愛情が沸き起こっているって、なんだかそれが嬉しいのです。
子供の無い夫婦二人の暮らしの中でこの種の愛情は奥の方にしまわれちゃった毎日でした。
でもこの子が来てから、
また久しぶりのこの愛しい気持ちに目覚め、
心温かくなるのです。
と云う訳で喜んでネコに翻弄されておりまする。
遠いペルシャの血が世代の何処かで混じった様で、
フサフサと長い毛とキツい猫目。
鼻に墨を塗っているものだから実際以上に低く広がって見え、女にしては厳しい顔つき。
口の周りには万年薄い醤油染みが広がっていて、お世辞にもキレイとか可愛いとか云えないご面相です。
シッポだって中途半端に切れており先っぽはジグザグに曲がっています。
そこへ来てペルシャの血が毛をフサフサにしているものだから、
曲がった帚みたいです。
この面倒な子がまた変わった性格です。
今まで20年以上に渡りどれだけのネコが居たのかも分からないこのネコ屋敷で、
今までどんなネコもやらなかった意外な行動を見せてくれるのがこがこの子なんですよ。
あーあ、
ネコの事を書くつもりじゃなかったんですけどね。
邪魔されながらつい書いちゃいました。
ネコの名前は?
ラクシュミと申します。
インドの神様のお名前をちょうだいいたしました。
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