目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

久しぶりの朗読

2016-11-28 | 趣味
こんばんは。

今日は一人でお留守番。

家人が出かけているのです。

久しぶりの朗読もしました。

声を出して読むのは脳に良いらしいですよ。

一時「声に出して読む日本語」という本が人気になりましたね。

認知症予防にもなるようです。

今日読んだのは私の指南書というか、趣味と云うか、

世間では大変難しい本と云われているものです。


この本を友達が読んでくれました。

読んでくれたと云うはおかしな言い方ですね、まるで友達が音読してくれたかのような表現です。

そうではなくて、

彼女はわたしが面白いという本を自分も理解してみたいという

友情から読み始めたのです。

それももう何年も前の事ですけどね。

今年の秋、会話の中で久しぶりにこの本の話題がでて、ひょんな事から

電話で本の読み合わせをする事になりました。

同じ本を読んでいるので感想を述べ合う時間を作る事にしたのです。

彼女にはヒマとお金がたっぷりあるようで電話代は彼女持ち。

月曜日の午後をその時間に当てる事にしました。

ところがこれまでいつも突発的な用事が発生し、

実際に行えたのは今日が初めてでした。

なかなか楽しい時間でしたね。


同じ本を読んでも理解は人それぞれですから、

彼女の思考と私の思考の違いがよく見えますし、

お互いの理解が深まるきっかけになるかもしれません。

本の言葉だけに捉われず世間話も混ぜながらお喋りするのも愉しいものです。





その後、朗読をしました。

声に出して読む事で理解は一層深まるのでしょうね。
昔,何かの記事で読んだ話ですが、

東大に優秀な成績で合格した女性に

「あなたが成績を上げたのはどのような学習方法を実行したのですか』みたいな質問をしたのです。

彼女の応えはこうでした。

「母が教えてくれました。質問が判らなければ答えが見つかるはずがない、

判るまで質問を読み返しなさい。7回繰り返し読めばたいていの事は判るのです。」

難しい質問は繰り返して読む事、それで応えが出て来ると云うのですからスゴイですね。

この話は私を勇気づけました。

本当に理解したい事があれば繰り返して読む事。

たしかにそうかもしれません。

それからはだいたい三回読み返すて

ああ、こういう事だったのねと、納得しています。


質問だけじゃ無く,説明を読む時もね。



その上私たちが研究しているこの難しい本の著者は

最初のページで親切な助言をしています。

それはどんなものか?

それは三回は必ず読んでくださいと云うリクエストです。

三回くらい読まないと判らないから

三回読む気のない人は最初から読んでも時間の無駄ですよと、

忠告してくれている気がします。



私はこういうセンスが大いに気に入ってます。


興味ない人は読まなくていいよって最初から云ってくれてるのだから、

その著者の気持ちを素直に受け取ればいいのです。

それが傲慢だとか、えらそうだとか、

反感を持つようなら読まなければ良いだけです。

その事を「親切な助言」と云う形で表している所が素敵。

文章がとても奥行き深くて読んでいても気持ち良くなります。

私はね。

でも嫌いな人は嫌いみたい。


今日朗読したのはこの難しいと云われる本。

途中でみっともない間違いや閊えがあって何度も録音し直したので結局もう三回以上は読んでます。

読めば読む程味のあるスルメのような文章は

中毒性があるかもしれません。

私は15、6年かけて三回目を読んでいる途中ですが、

この間ネットで調べてみたら

25年で6回読んでいると云う人が居ました。

強者ですね。

恐れ入ります。

その方もあと一回読めば相当に理解が深まるはずです。

ご健闘を祈りますわ。



たぶん私もきっとこの人のように一生かけてこの本を読み続ける気がします。


そんな本に出会えた私は幸運ですよね。

出会いは今世紀の初めのクリスマスの夜でした。

何か面白い本と出会いたいなと思っていたのです、そしたらその夜泊まった友の家にこの本が有ったのです。

散々遊んで遊び疲れたその後で、

明け方この本と出会い、ページを開いたその時から離れられなくなりました。

めちゃくちゃ疲れていたはずなのに、眠気もすっ飛んで読みふけったのも愉しいおいでですわ。

魔法の本ですね。

おかげですっかり人生が狂ってしまったのです。あはは




それにしても、理解が深まるごとに

録音した自分の声がだんだん好きになってきます。

そろそろユーチューブにアップしても良いかな。

朗読で一番好きなのは

芥川龍之介の「杜詩春」ですが、ちょっと長いのが難点。

人は中々耳を傾けてくれませんからね。

「魔術」も好きなお話です。

だいたい声に出して読みたいのは芥川の初期の作品が多いわね。

蜘蛛の糸とか、タバコと悪魔とかも好き。

クイックタイムで録音しては愉しんでます。

今日は一人で良かったわ。

なぜか、あの人居る時には朗読する気にならないのです。

何故でしょう?



































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思い出のファラッフェルショップ

2016-11-28 | 日記
ファラッフェルを作りました。



朝から水に浸しておいたひよこ豆を生のままフードプロセッサーでみじん切りにします。



この作業をする為にリサイクルショップでフープロを手に入れたのです。

タマネギのみじん切りはこのマシーンで作ると水っぽくなって駄目ですが、

ひよこ豆を粉砕するには便利です。

あと、今回去年の柚子湯が残っていて,昨日その柚子をみじん切りにしてジャムにしました。

フープロが有って助かりましたね。

砂糖漬けの柚子にも使えます。

一昨日はフムス。

こちらは豆の水煮を使いました。

ファラッフェルは煮ていない豆を使います。

この味の差は大きいです。

はじめ、ファラッフェルの正式の作り方を知らなくて

ひよこ豆の水煮を使うのだと思い込んでいました。

で、一度作って見たのですが私の知っているファラッフェルと全然違うのです。

昨日は珍しく写真を撮りました。



パセリは一束使います。

タマネギのみじん切りも入れました。



小麦粉を入れてしばらく寝かせるとまとめやすくなります。

あとは天ぷらを揚げる要領で揚げるだけ。

マッシュポテトとサラダとフムスを付けました。


わたしがファラッフェルを初めて食べたのは何時だったでしょう。

もうかれこれ二十年くらい前になるかもしれません。

バンコクの安宿街近くに一軒のファラッフェルのお店ができました。

その頃、イスラエルから兵役を終えた若者がこぞってアジアの旅に出る様になった事も有って、

バンコクの街にはイスラエル人が溢れる様になりました。

そんなイスラエル人がタイの人にファラッフェルの作り方を教え商売を始めたのです。

メイン通りからほんの少し奥まった場所に店があったので

開店当時、ファミリーが一丸となってお客に声をかけました。

まだ殆どの人がファラッフェルの事を知らない時代です。

店先に調理台を置いて大きな声で客を呼び込み,必死の様相でした。


私たちはその頃からのお客です。


バンコクに出かければ必ず一度は顔をだします。


向こうも覚えていて開店以来の客の来訪を喜んでサービスしてくれるので嬉しいのです。

ファラッフェルを食べるたびにこの店の奥さんの顔が浮かびますね。

あと、小さな子供だった娘さんが女学生になり,結婚して子供を産むまでになりました。

一年に一度かにどの事だけど通年で見て来ているので

思いで深いお店なのです。

バンコクではこう云った昔から変わらぬ商売をしているお店を何軒か知っています。

訪ねて行くとよく覚えていて歓迎してくれるのが嬉しいですね。

ファラッフェルを食べて懐かしいバンコクのお店を思い出しました。

みんな元気で今日もやっぱりファラッフェルを揚げているのかな


会いたいな、




























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