海と山と

釣りと近場の山歩きを趣味とするリタイヤおじーのひとりごと

歳を実感した東京ウォーク

2014-05-26 14:52:41 | 気ままに
5月26日
5月22日夕方から法事で帰京していた。
法事が終わってから、同期入社の連中と久しぶりの飲み会。
もっとゆっくりしてくるつもりであったが、疲れて、予定を切り上げて
昨日25日に帰倉してしまった。歳のせいでもあろうが、田舎暮らしのほうが
断然長くなっているので、街を歩いていても人に疲れてしまう。
10年前の丸の内勤務の頃は、1日中歩き回ってもそれほど疲れた感覚は
なかったが、やはり歳には勝てない。
24日は夕方から同期会があったが、その日は朝から歩き回った。
実家のある池袋周りを朝5時から散歩に出た。
お気に入りのコースは
東池袋(実家)~護国寺~白山通り~椿山荘前~戻って雑司ヶ谷~南池袋
~東池袋
歩いて2時間強。

護国寺に近い歩道橋からの1枚。お気に入りのポイント


椿山荘前にある「東京カテドラル聖マリア大聖堂」。
優秀な建築物に与えられるBCS賞を受賞した建物で吉田茂の葬儀が
行われた聖堂としても有名。
朝日を浴びる屋根が好きで、帰京した際の朝の散歩では必ず訪れる場所


そして雑司ヶ谷の鬼子母神。
今更、安産・子育ては関係ないが、この朝の静寂が気に入っている


その後朝食、電車でビジネスホテルのある神田へ移動。荷物だけ預けて
またウォーキング開始。
コースは神田~御茶ノ水~秋葉原~上野。
丸の内勤務時、御茶ノ水駅で降りて丸の内まで歩いた。途中「ベローチェ」で
珈琲を飲んで出勤したことを思い出し、その店に入った。なぜかいつもの席
へ座ってしまう。

通勤時毎朝見ていた「ニコライ堂」も今見るとまた趣が異なる。
国の重要文化財で日本最大の正教会の大聖堂だ。
朝日に輝く緑青の屋根が美しい


そして聖橋から眺める神田川。いかにも「東京の川」といった雰囲気


そのまま神田明神へ。


境内には銭形平次の墓石もある。
この墓は作家有志と出版社が発起人となり建立されたようだ。
台座は寛永通宝がかたどられている。


秋葉原のほうに歩いていると、神輿の掛け声。黒門町のお祭りだ。
銭形平次とともに捕り物帳で有名だった岡っ引き伝七の縄張り「黒門町」
一気に時代劇や祭りを楽しんだ年齢にタイムスリップ。


かなり歩き疲れてきたが、御徒町~アメヤ横丁~上野まで頑張って歩きとおす。
アメヤ横丁は日本語より、中国語?のほうが多く聞こえる。

お決まりの西郷さん


日差しがきつく、寛永寺の清水観音堂の木陰で休憩。



この日は夕方品川で同期会が有るが、疲れて、歩きだすのが苦痛になっていた
ここまで今日一日で合計42000歩いた。
もうぐったりだったが、昔の仲間と酌み交わすうちに疲れもどこかに逃げて
行ってしまった。旧友と酌み交わす酒は最高。

翌日(25日)は普通に起き、神田から歩きはじめる
コースは神田~東京駅~二重橋~霞が関官庁街~日比谷公園
~有楽町~東京駅。

改装した東京駅は初めて見る。前日宴会を速めに切り上げて東京駅の
夜景を撮りたかったが、二次会のカラオケ店を出たのが22時。
皆の元気さにはあきれる


二重橋見学は、ここも中国人?ばかり。
政治の世界とは異なる世界がここにはある。


桜田門。皇居ランの大会があったようで、色とりどりのランナーが門を通貨していく。


そして東京駅に着く前に日本最初の近代オフィスビル「三菱一号館」を眺めて
駅に向かう


帰路の新幹線の中で体力の低下を嘆きつつ、これからの人生、付録で生きているのだから
衰えるのが当たり前で、その付録を楽しむ気持ちに切り替えて『歳相応』に適当に
やればいいか」との結論に。
コメント
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