海と山と

釣りと近場の山歩きを趣味とするリタイヤおじーのひとりごと

どぶ川だった隅田川その2

2025-01-18 15:55:22 | 昔の思い出
先に嘗て隅田川はどぶ川だったと書いたが、あの干潮時にタールで
覆われたような真っ黒な川底を見ると死んだ川と言うイメージだった。
現在の川を見るとよくここまで回復したものだと感心してしまう。
そのころ川にはいろいろなものが流れてきていた。多かったのが犬猫の
死骸、ネズミの死骸など。ほとんどが腐乱して漂っていた。コンドーム
もかなりの数流れていた。私はまだ小学低学年の頃でゴム風船と思っていた。
叔父に「ゴム風船が流れている」と言ったが叔父は黙っていた。
中学に上がるころにコンドームであることが分かった。(名前は分からなかった
が、男と女が交わるときに使用するものと理解できた)
隅田川沿いには花街、遊郭などが多く存在していたのでそのあたりから流れて
きたのか? その他に電球、ゴムボール、靴,下駄・・・等なんでもあれだった。
川の汚れは上流の工場での排水垂れ流しもあるかもしれないが、川沿いの家
でも平気で家庭ごみを川に放り込んでいたのを目にすることもあり、その
影響も多分にあったのでは無かろうか? その頃はそれが普通と思っていた。

今日は穏やかな日で福田公園の池でのヘラブナ釣りものどかに見える。


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