海と山と

釣りと近場の山歩きを趣味とするリタイヤおじーのひとりごと

遠い昔

2019-10-23 14:19:00 | 気ままに
10月23日
 今日、我が家の庭「福田公園」の体育館で大相撲の地方巡業「倉敷場所」
が開催される。体育館周りは企業などから寄付された幟が張り巡らされている。


始まるのは多分10時近くだろうが、すでに8時頃から多くの人が列を作って
開場待ち。
テレビで見ている力士の本物が目の前で見られることで案外若い人も来ている。
土俵に上がる前の力士たちがファンサービスもかねて出店を歩き回る姿は地方巡業
での力士との親近感を強くしてくれる一つの狙いでもあるのだろう。




公園内を歩きながら大昔の相撲時代を思い出していた。
実家は昔貧乏であったが、なぜかテレビがあった。台風が来れば吹き飛びそうな家で、
なぜテレビがあったのかナゾ。
白井義男とエスピノサのタイトルマッチを近所のひとと一緒に実家で観ていた。
相撲の中継、プロレス中継になると近所の人たちが集まってきて、観音開きの
戸だなにしまっておいたテレビの御開帳となる。

その頃の相撲は千代の山、栃錦などが活躍している時代で、多くの人が栃錦と
後に出る若乃花を応援していた。自分は、信夫山と言う力士が好きで相撲の技の
キレ味に惹かれていた記憶がある。
今のように押し出し、突出しなどの押し相撲は少なく、技で勝負する相撲が多かった
気もするし、見ごたえがあった気もする。
昔の娯楽と言えば、相撲、プロレス、野球ぐらいしかなくそれが返ってそのスポーツ
に熱中するようになったのだろう。

昭和も遠い昔になってきた。
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