千鶴おばさんのダイエット&日々の徒然日記 (過去の太極拳)

メタボ検診で黄信号「痩せなさい」先生より命令が出ました
幾多のダイエット繰り返してもままならないこの体何とかしなきゃ

策伝忌・奉納落語会

2011-10-14 15:16:09 | 歌舞伎・映画・落語など
体育の日の11日新京極の雑踏の中にある誓願寺で策伝忌の法要がありその後奉納落語会が3時より催されました。

安楽庵策伝上人は、ともすれば難解になる「お説教」に、笑い話を含め、人々に分かりやすく、また親しみやすく説かれたのです。
笑話集の『醒睡笑』は、策伝が説教のオチを集大成したものだそうです。

桂よね吉・露の団四郎・三遊亭圓王・森乃福郎などの噺に会場を埋める観客の笑いがはじけていました。

東京落語と関西落語が交互に高座を勤める段取りですが先の仕事でやむなく遅れてこられる方の有ったようです。

大勢の観客でしたが無料である所為か出入りが激しく気を削がれる事も多々あり演じる皆さんもやりにくい事もあったのではないでしょうか。

幸い一緒に行ったOさんと一番後ろの椅子席に座ることが出来、足の痺れも前の人の頭も気にせずリラックスしながら聞き入る事が出来ました。


お能「巻絹」体験学習

2011-09-25 18:09:37 | 歌舞伎・映画・落語など
鳴滝能楽堂で謡のさわりを教わり(楽譜が無く 、‐=のる のばす)など、
歌詞の横に書いて有るのみ、先生の口伝え?いわゆる口まね?で唱和する仕組み。

今回は巻絹の解説をしていただき謡い練習、仕舞を体験できた。
私は今回仕舞はパスして撮影に専念した。
12月に杉浦定期能で上演される。



先に解説をしていただいておれば難解な謡や台詞が入って来安くお能上演中の想像、情景も浮かびやすくなることと思う。



何せ舞台装置は変わることなく身体の向きを変えただけで場所移動、物語は展開していくので初心者には理解できない部分がある。
それぞれ舞台上に無いものを想像し有るものを無いものとする。
何だか訳が分からなくなったが歌舞伎と違い想像力だけは逞しくなる。



太極拳の教室から急いで鳴滝まで来たが爽やかな涼風が吹き気持ちのよい1日でした。

下をクリックしてください。

巻絹

秋の鳴滝能

2010-11-21 18:34:10 | 歌舞伎・映画・落語など
昨日太極拳の後ランチをしたときさくらさんから「鳴滝能があるんよ」と聞き
即電話でチケット追加の電話をして貰った。
幸い未だあるとの返事を頂き一気にテンションアップとなった。

お能が見られるからではないと思うが・・・そうや太極拳の前に四条烏丸地下でのんだ
コーヒーがエスプレッソ様のスッゴイ濃いコーヒーを飲んだ所為で2時間しか寐ていない。

鳴滝から直ぐの閑静な住宅街の中に杉浦能楽堂はあった。



ポスターです。



外観ですあぁ、憧れますねぇ。



入って直ぐ待合いがありましたが今日は喫煙所になっておりました。



決して広くはない庭ですが配置が良いですね



つくばいもあります。



立派な能舞台です、開演を前に凛とした空気が漂っています。



杉浦豊彦さん自ら演じられる「葵上」の解説を丁寧にしていただきました。
何しろ演者の方は面を付けられて台詞を言います。
それに鳴り物が重なれば独特の節回し?は慣れないとよく聞き取れません。

いつもだとパンフレットを読みながら展開を理解するしかないときが多くあります。
歌舞伎や小説で流れが分かっている場合は安心なのですが・・・




鳴り物の説明もありました、鼓は馬の皮で太鼓は牛の皮って知りませんでした。
鼓は「義経千本桜」に有るように狐が使われてるのかなぁなんて思っていました。

シテ 六条御息所は重要無形文化財保持者の杉浦豊彦さん
ツレ 巫女はご子息杉浦悠一郎さん
ワキ 小林努さん

葵上は舞台前面に置かれた小袖のみ 御息所の怨霊に取り憑かれ臥せっている設定です。
お馴染みの物語でもあり、最初の説明で凄く理解度がアップしていました。
歌舞伎などでもそうですが、有るものが無い設定、無いものが有る設定、
これは日本だけの表現法かも知れませんね。
あっという間の90分でした。

森乃福郎独演会

2010-10-18 09:42:19 | 歌舞伎・映画・落語など
いつもは春に行われる独演会が今年は10月17日に開催されました。
いつものアバンティホール会場が大学に売り渡されたためもたついたようです。
龍谷大学アバンティ響都ホールと長ったらしい名前になって、
やっと使用許可が出たようです

京都駅直近で駅を降りて傘が要らない会場と言えばこれほどふさわしい場所は有りません。
何しろ福郎師匠の独演会に雨は付きものというくらい雨男なのです
ところが今回は1ミリの雨も降りませんでした

2000年の襲名以来大阪と京都で年1回開かれた過去の独演会はどちらも
傘なしでは出かけられない困った状態が今回破られ晴天となったのです。




福郎さんと弟子の石松さんゲストで以前北野寄席に出演された芸達者な
林家笑丸さん初めての笑福亭岐代松さんの落語を堪能しました。

場所を隣のホテル京阪に移し打ち上げ懇親会は50人ぐらいだったでしょうか
賑やかに行われました。




バイキング形式で最初のチョイス分はデジカメで撮りましたが、
コックさんが直接焼かれていたステーキとお寿司など撮しておりません。
最後の画像は弟子の石松さんですがよく私と親子と間違われます
今回も同じテーブルの方からいわれてしまいました、似てるでしょうか
似てるのは太っているところだけと思いますがねぇ。




ちなみに石松君のキャッチフレーズは「ぽっちゃりおばさん」です。

今回何時も一緒に行く友人が所用が有り欠席で寂しかったです


策伝忌奉納落語会

2010-10-11 20:21:25 | 歌舞伎・映画・落語など
少し早く着いたので京極のスタバでコーヒーと文庫本を楽しんでいると、
背中をトントンされて「通りから見えてたよ」と友人が到着した。
飲み終わって会場に行くともう会場は満杯状態で和尚さんのお説教が始まっていた。
お説教と言っても落語発祥の地の住職やから落語家に負けない話術の持ち主



東京から来られた噺家さん2名と関西の噺家さん3名の落語を聞くことが出来ました。
今回皆さん面白く笑わせていただきました。
福郎さんがとりを務められ終了したのは5時半を過ぎていただろうか、



夜ご飯付き合っていただくことになり「かねよ」へ創業100年タレは継ぎ足して
当時の味を守り戦前に3階から火事を出したとき店主はタレ壷を抱えて逃げられたとか。
いまだに1階は土間のまま2階へ上がるときは下足番のおっちゃんから下足札を渡されます。
ここでも落語会が有るそうです。


策伝忌奉納落語会が明日有ります

2010-10-10 09:29:42 | 歌舞伎・映画・落語など
新京極の賑やかな通りに誓願寺が有ります。
第五十五世法主策伝上人は、ともすれば小難しくなりがちな「お説教」に
笑い話を含め、人々に分かりやすく、また親しみやすくお話になられました。またそれらの話を集めた「醒睡笑(せいすいしょう:八巻)」という書物を著し、それが後世、落語のネタ本となったことで「落語の祖」とも呼ばれ、それにより誓願寺も落語発祥の地として知られております。

毎年十月二週目の日曜日に「策伝忌」を営み今年は11日の祝日に開催されます。
桂藤兵衛、三遊亭圓王、露の団四郎、森乃福郎の皆さんの奉納落語行われます。
入場料は無料で午後3時から始まります。

お暇な方、チョット聞いてみようと思う方覗いてみませんか


京都楽友合唱団

2010-07-31 21:23:24 | 歌舞伎・映画・落語など
太極拳仲間Tさんが出演される「京都楽友合唱団」の第24回定期演奏会を聞きに
府民ホール・アルティーへ行きました。
久しぶりのピュアな歌声を聞き連日の暑さを忘れる素敵な一時でしたね。

Tさんは若いが、団員さんの中にはかなり高齢と思われる方も少なからず見受けられます。

第一部から第四部までテーマを決めて歌い継がれたが二部で二十歳という歌は
指揮者Sさんの指導の元会場のみんなで歌った。
あまり自信のない方は声を控えめにされていたがかなり良い線行っていたように思う。

次に歌われたのは紫式部の子・大弐三位の歌がテーマとなっていた(合っているかな)
(有馬山 猪名の笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする)
こんなの好きです。

全体の伴奏はピアノのみで行われました。
ピアノなしで歌われたのも良かったですね。
特に歌詞のないハミングのみの「海の子守歌」は凄く良かった。
海の底からわき上がり、包み込まれるような表現は素晴らしかったです。
良い時を過ごさせていただきました。

 


小田先生・一穂さん・つっさんも来ておれれました。



TANAKASAさん有り難う、お疲れ様でした。


佛説落語の会

2010-07-13 11:05:35 | 歌舞伎・映画・落語など
人間はいかに生きるべきか小難しい話しを凡人にも面白く分かりやすく気づかせてくれる話し。
笑いの中に生き方のヒントが届く、かもしれない説教落語会です。
蒸し暑い中大阪まで出かけてきました。

今回の佛説落語会は大阪繁昌亭で行われました。
早めの夕食を質素に済ませ6時前繁昌亭に着くともう大勢の人が並んでいます。
コーヒーでも飲もうかとの目論見は捨て並ぶことにしました。
丁度演者の森乃福郎さんが居て整理券もらわなあかんねんと教えてくれました。



福郎さんです、Tシャツ、帽子はふくろう衣紋入り、ハッピは先代のものだそうです。

会場時間が来て番号順に会場に入りましたが1階は既に埋まっていましたが
端の方に2席見つけ「ラッキーやなぁ」と座ることが出来ました。
何と満員で立ち見さえ出ていました。



何だか分かりますか? これは繁昌亭天井に吊された提灯です、二階にもいっぱい吊されています。

出演は「笑福亭生寿」「露の団姫」「笑福亭仁智」「桂福車」「森乃福郎」の皆さんです。
思いっきり笑わせていただきました。
生きるヒントは有ったのか、無かったのかは直ちには分かりません。
でもきっと何かの役に立つ話しを掴んだ方もあったことでしょう。

9時に終了して急いで地下鉄に向かいます。
梅田周辺は阪急百貨店の工事のためでしょうか工事中の塀が巡らされ迷ってしまいました。
その上阪急電車の途中駅で線路に転落された人があるとかで暫く待たされてしまいました。
家に着いたのは11時頃でしたか、些か草臥れました。




北野寄席

2010-06-26 19:41:21 | 歌舞伎・映画・落語など
今出川七本松チョット下がったところに「宝樹寺」というお寺があります。
一昨日の京都新聞「まちかど」欄に知り合いの落語家名を見つけ北野寄席が開かれると書かれていた。

京都やし昼やしと友達を誘って出かけた。
小さなお寺で見過ごしてしまいそうだったが玄関前に見事な枝垂れ桜が少し窮屈そうに葉を茂らせていた。
友人はもう来ていて席を確保していてくれた。

最初はラジオでパーソナリティを務めておられる美山高校の校長先生と女性2人の
爽やかな歌が披露された。
大野先生は滑らかなおしゃべりで観客の笑いを誘っておられた。



お目当ての森乃石松君の登場です、高座に上がろうとしたときアクシデントあり。
折りたたみ式机が2脚赤絨毯で覆われていましたが崩れました。
体重の所為でしょう、本人は85キロと言っていますがもっとあるような・・・

体制を整え改めて怖々高座に上ります。
枕で薄気味悪い話しをしていました、マンションの上階で孤独死が見つかったそうです。
ハエが多い、臭いがすると思っていたら大騒ぎになったそうです。
これは落語ネタではなくホントの話しだそうです、怖いですね。

      

石松君の話は面白く聞くことが出来ました、以前はハラハラして聞いていましたが
徐々に上達されていて矢張り努力をされているのでしょう。

とりは林家笑丸さん、始めて見る方ですがユニークで芸達者なかたでした。
踊りや切り絵などもこなし最後にお客さんの横顔を切って披露されていましたが
動作が何事にもオーバーで細身であるにも関わらず汗びっしょりの熱演でした。



休憩のお茶とお菓子が出ましたがこの日のために特別に作っていただきましたという
笹に包まれた美味しい水饅頭でしたが写すのは忘れてしまいましたね。
暑さの所為でメガネを外していたため折角写した画像は全てピントがはずれています。
良かったような悔しいような・・・

      

落語会が終わって抽選会が有りました、旅行券や食事券など豪華景品がでたようです。
全てジャンケンで決められましたが私は何も当たることはありませんでしたが、
友人は美山の新鮮な野菜をゲットしました。

それが何故我が家にあるのでしょう、優しい友人は「あんた、持って帰り」と
持たせてくれました、感謝です、明日夕食に使わせて貰います。

繁昌亭・独演会

2009-11-18 21:03:29 | 歌舞伎・映画・落語など
太極拳は正午に終わるから夜のイベントには差し障りはないが、
夜大阪で行われる森乃福郎独演会は帰宅が11時を過ぎる。
体力的にきついので結局休んでしまった。

梅田に着き時間的には余裕があるのでショッピングでもしようかと
思ったが(もちろん見るだけよ)阪急は新店舗に移り?旧店舗は工事中
やたら囲いがしてあっていつもの店舗が見あたらない。

ウロウロして迷子にでもなれば大変やからとにかく森南町まで行こうと
谷町線で一駅目森町下車天神橋筋へ出た。
梅田に比べてどうも花が無い年寄りの町という印象がする。

何時も一緒に来る友人が今日は都合が付かず1人なので時間を持てあましてしまった。
落語が行われる繁昌亭の隣は天満宮です、今日は七五三のお参りで、
可愛い着物で着飾った子供と付き添いの両親が幸せそうに写真を写している様をしょざい無く見つめていた。

落語は矢張り面白かったです、(当たり前っか、笑いに来てんのやもん)
福郎さんは3席衣装を変えての熱演でした(本人曰く、着せ替え人形や)
(汗いっぱいかくからパンツの替えも持ってきた・・・そうです)
何時も変わった落語が多く評判の美人小町が茶会の席でおならをした話。とてつもないお金持ちのアメリカ人と結婚した芸妓の話、
最後の出し物「子はかすがい」などは人情ものでじっくり聞かせて貰いました。

終了後後の宴会を振り切り帰り着いたのは矢張り11時を過ぎていました。