7月21日大阪松竹座で興業中の18代中村勘三郎丈襲名披露・7月大歌舞伎を見に行った。
写真は松竹座正面の賑わいニューヨークで撮影された大きな看板が道行く人を誘う。
この日は36度やったそうやけど暑さも何のそので朝から大阪へ・・・・・行かねば
玄関入ってすぐ2階ロビーにもご贔屓からの版木?では無いまねきの縮小版で有名処の名前がズラーリ、お祝いの花も色とりどりのランが並び10本のランなんて見たこと有ります?庶民の私にはただただ・・・・・一生縁は無いやろなぁ
お祝いの幕一枚ではなく二枚も披露されていた。
演目は昼の部
寿曽我対面
工藤左右衛門祐経が頼朝より狩り場の総奉行を任じられた祝いの席で父の敵に
出会った十郎・五郎お馴染みの演目 橋の助・染五郎・勘太郎で
舞踊 源太
梶原源太景季は生田の森の合戦の時梅の枝を箙(えびら)に差して出陣した風流な武士、合戦の模様を語るお どり 三津五郎
舞踊 藤娘
松の木に絡んだ藤の花の精が可憐に可愛らしく恋いに悩む様子を舞う 勘三郎
口上
幹部俳優を始め17名が舞台一杯並び口上を述べる様は圧巻 中村屋~~!!
伊賀越え道中双六
老いて尚、雲助として貧しく暮らす平作とかって遊女瀬川として華やかな前身を持つお米親
子と呉服屋十兵衛の物語 勘三郎・福助・仁左衛門 お父さんそっくり
夜の部
宮島のだんまり
口上も盛り込まれた演目で昼興行と替わり芝翫・勘三郎・仁左衛門の三名だけ、後は源氏 の白旗・巻物を女賊 や修験者達20名ぐらいが暗闇で奪い合う様子華麗な舞台
舞踊 大津絵道成寺
三井寺の鐘供養・藤娘の扮装で登場し鷹匠・座頭・船頭と大津絵のなかの人物に早変わり
して踊り分ける籐十郎襲名を控えた雁治郎が熱演それにしても何であんなに早く替われる のか
研ぎ辰のわかれ
古いタイプの歌舞伎ファンが見れば腰を抜かし兼ねない斬新な作品で回り舞台・影絵を活かし襲名披露で現代作家(野田秀樹演出)の作品が取り上げられるのは極めて異例な事やと思う。赤穂浪士の討ち入りの話しで持ちきりの中ひょんな事で研ぎ屋から武士に取り立てられた辰次が家老を殺してしまい息子2人に追われる姿をコミカルに演じられる。 勘三郎・橋之助・福助
終了したには8時半ぐらい余韻を抱えながら帰路についた。満足