千鶴おばさんのダイエット&日々の徒然日記 (過去の太極拳)

メタボ検診で黄信号「痩せなさい」先生より命令が出ました
幾多のダイエット繰り返してもままならないこの体何とかしなきゃ

京都講座など

2008-10-12 10:49:23 | 京都便り(京都通)
月1回の「暮らしに息づく京のこころ音」講座の模様を長々と書き完成間近に全ての綴りを消してしまった。
良くある間違いながら何時も多く書き込んだ後に起こる現象に腹が立つ事この上ない。
不注意とはいえ直前であれば復帰しない物かと何時も残念に思う。
再度書き込むには時間も掛かるので諦めた。

ここで昨日訪れた昼食場所をご案内します。
竹邑庵太郎敦盛

烏丸丸太町を北に少し上がり高島易断の看板のある細い道を入ってすぐの場所にある。
以前から気功灸でお世話になっている玄定先生が講座に出席されたのでご一緒した。
蒸籠で蒸された熱々の蕎麦、汁茶椀にいっぱいの薬味初めての経験でした。
香りよく凄く美味しいこれは後を引く店となりそうです。

大文字の送り火

2008-08-17 16:30:41 | 京都便り(京都通)
ツインボールでご一緒したご夫婦のマンションに玄定先生やお馴染みの外人さん達と一緒にお邪魔して8階建て屋上で鑑賞することが出来た。
如意が岳の「大文字」を皮切りに「法」「妙」「舟形」「左大文字」「鳥居」次々点灯され全てが見渡せた。



特等席から見る送り火は夕方に降った雨に洗われ空気も澄んでいたのか、とりわけくっきりと見え例年燃え方に不揃いが1.2箇所出てくるが今年は字に乱れは無く最後まで美しく整っていた。
残念ながら私のデジカメでは如意が岳は何とかとらえることが出来たがその他はとらえることが出来なかった。
Aさん有り難うございました、毎年もみくちゃになりながら一部しか見ることの出来なかったのですが今回は全て目の当たりに出来凄く幸せでした。

暮らしに息づく京のこころ音

2008-08-10 20:38:05 | 京都便り(京都通)
今日の岩上先生は珍しく声がかれ気味で幾分渋い声をだった。
昨日喋りすぎたと言われていたが何時も立て板に水状態に喋っておられるのに??
「喋ってるうちに直ります」と言われるとおり暫くすると十八番の国定忠治の名台詞が出てきました
赤城の山も今宵限り・・・」ってやつです。

今日は京の行事その1として季節ごとに行われる決まり事
赤ちゃんが生まれたときお参りするのは産土神(うぶすながみ)生まれた土地を守る神様です。
初参りなどは氏神さんなのです。(知ってました?)

大文字の送り火や華やかな花街のをどり、地蔵盆など沢山あります。
祇園祭を取り仕切る鉾町には地蔵盆はないんですね。
八坂神社に気兼ね?してお地蔵さんを川に流したとか。
そのお地蔵さんは清水寺の僧侶が拾い上げ境内に今もあるそうです。

学生さん達に講義されたとき質問でしめ縄斬りは何時から始まったのか?
と言う質問があり明治32年祇園祭が再開されたときからですか?
と聞かれたそうです。

先生は何時からとは言えませんが洛中洛外図にしめ縄の絵が有りますからその当時から有ったと思うといっておられます。

翌日
美容院に行くと私に用意された席に「サライ」という本があり「眼福の図」と書いてあり表紙は建仁寺の「風神・雷神図」でした。
嬉しくてヒョッとしてと期待を込めてページを繰ると「有った」綴じ込みで洛中洛外図が載っているのです。

何という偶然確かめたいと思っていたものが目の前にあるのです。
調べてみると確かに鉾が通った後にしめ縄を切った後らしき絵が描かれていました。

今日朝になってから突然美容院に行こうと思ったのはこういう必然が有ったのか、
又私の席にサライを置いてくれた美容師さんの好意も有り難く偶然とは思えない何かを感じました。

暮らしに息ずく京のこころ音

2008-07-12 16:52:08 | 京都便り(京都通)
京の儀式作法その3で「水引1本に、心をこめる 本物の作法」の講座です。
多分1分遅れました、先生の第一声が始まっていましたから。
左前よりに大久保教室のSさんを見つけ隣に着席しました。
前から一度受けてみたいと言われていたのが今日実現したのです。

出産や新築でお祝いを頂いたとき1割のお返しを御為として半紙(20枚)と共にお返しします。
その半紙ですが結婚のお祝いにはただ半紙が重ねてあるのではなく繋がっている、例えばテッシュペーパーのように折りたたんだ半紙を使うのだそうです。
これは知りませんでした。
結婚によって繋がりが出来ることを寿ぐのでしょうか。

今回も紅白の水引を先生は持参されました。
黒と白に見える紅白の水引、今は製造もされていないそうですが最近先生は白峰神社でみられたそうです。
供えられていた清酒に掛けてあったそうですが奉納主は「宮内庁」納得ですね。
この水引1本5000円するそうです、と言うか5000円出しても買えないそうです。
黒く見えますが濡らしてこすれば真っ赤になります。
京都以外では余り使わなかったし他府県の人から奇異の目で見られるため今では普通の紅白を使うようになっています。

又表に書く結婚お祝いとか出産祝いなど今では初めから印刷してあるのが主流ですがあろう事か何枚かの短冊に用途別に書かれた物を挟むだけと言う便利な、いや手抜き商品もあります。使い回しでもするのでしょうか。

先生曰く、硯を選び墨、筆を揃え、水を注ぎ静かに墨をするその間、先様を思い心して表を書く、これが贈り物をする心得です。だそうです。

やってないなぁ、生来の下手な字をいかにして誤魔化そうか、その一点のみ思い悩む私には出来ないことです。

先生は尚続けます、字の上手下手ではないのです、真心なのです。って。
ふんふんと納得できる話しや、到底受け入れることの出来ない心得も有ります。
手抜きと簡便さのみ追い求める私には反省しきりの講座でした。

後半マリコ先生とも合流して講座修了後下の喫茶室でお昼を取りましたが時間が掛かりパンも堅めでがっかりしました。サンドイッチの端が硬いとはどうゆうことでしょうか。



本日の和菓子は仙太郎の「若あゆ」です。
国産にこだわりふくらし粉も使わず手作りの若あゆは素朴な味わいでした。

暮らしに息ずく京のこころ音

2008-06-15 06:14:41 | 京都便り(京都通)
京の儀式作法その2として「心身を守る心得事が、ここにあり」講演会のテーマです。
昔から家庭で伝わっていた心得ごとが今では廃れ消え去ろうとしているが京都では辛うじて留まっていることもある。

たとえばお客様をお迎えして食事は家庭料理は出しません。(我が家は手作りです
普通心のこもった手料理を振る舞うのがベストと考えられますが得てして個人差のある手作りよりプロの手による最高の料理を供す、料理作りにばたばたすることなく落ち着いてお持て成し出来るのです。

そしてお客様は料理を少し残します、充分頂お腹一杯ですと言うサインですね。
美味しいから全部食べたい、その場合は一言「美味しいので全部食べてしまいました」とか添えるのです。



和紙を折り水引をかけ新年や祝い事の時に使う「晴れの箸」楊箸を入れます。
紙の白と折り目の直線は潔癖の象徴とされ、暮らしと人生の節目を迎えた新たな思いと重なります。
水引を上にして箸を入れるスタイルは京風、関東式は反対に水引の方から箸を入れます。

京では下に出ている方を使います、水引側は神様が召し上がるのですからひっくり返して取り箸としては使いません。

普段の生活でそこまで気は使いませんがせめて食べ終わったときお箸は箸袋に納めましょう、出しっぱなしではなく、ましてお茶碗の上に置きっぱなしは絶対あきまへんで。



その他結納の作法など面白く分かりやすい講義が続きました。
今日の生菓子は「養老軒」の「吉祥菓子」でした。
古来宮中では6月16日厄除け招福を願い行われる吉祥の儀式に七種のお菓子が使われたそうです。
錦玉羹の青楓・上用饅頭の石竹・調布のおしどり・道明寺の紫陽花餅・まゆだんご・村雨の蛍狩り・浮島の夏小袖です。
その内石竹と夏小袖をお土産に頂きました。
夜半分ずつ頂きましたが石竹のほうが美味しく感じました。

暮らしに息づく京のこころ音

2008-05-11 19:24:18 | 京都便り(京都通)


近所の交差点で見つけました「やまぼうし」です。

皐月(さつき)の講座は「悲しみを、慰め励ます 京の優しさ」
京のしきたりについての講義です、あれだけ暑くて半袖でいたのに11日は打って変わって寒い1日でした。その所為でしょうか受講生も少なめでした。
嫁入りの時、厄年の時、お葬式の時、しきたりは色々あります。

厄年は男子42才女子31才ですが源氏物語にも「初老の賀」と記述があるとか、
お祝いをして厄を避けるのは今も続いていますね。
ちなみに私は母より着物を誂えて貰いました。

京都はお葬式の時お金包みに黄白を使い御佛前と書きますが一般には黒白で御香奠と書くのが増えています。
以前(若い頃)友人のお宅に弔問に行ったとき(京都ではない)黄白を持参しましたが他の方は全て黒白で慌てたことがあります。

京都ではしきたりを重んじますが、何でも決まっているから返って楽でもあるのです。決められたようにすれば間違いなくことは進むのですから。
でも京都から一歩外に出たときはその地方に慣習に添った方が良いですね。

講義の後半後ろの方で「あぁ~」と大きな声が聞こえました。
先生はあくびと間違えられたようですが卒中の発作を起こされた様でした。
即、救急車が呼ばれ搬送されましたが一時は騒然とした雰囲気で講義はストップ再開されたとき何処まで進んだのか先生も戸惑われていました。
大事ないと良いのですが・・・・・

今回のお菓子は宇治のお茶屋さん「通園」の茶団子でした。
作りたてでお茶の香りの高い茶団子で創業は永暦元年(1160)で小説宮本武蔵にも出てくるそうです。


文化講演会

2008-04-28 07:06:33 | 京都便り(京都通)
土曜日昼から京都商工会議所に於いて日本書籍出版主催の講演会に参加した。
月一京都検定講座が開かれる会場で超満員補助席も出る盛況の中始まった。



お馴染みの岩上先生の「京のあたりまえ・その心としきたり」講演は検定講座で良く聞く内容で復習というか安心して聞けるしきたりのお話し軽妙な語り口に会場から笑いが漏れる。
始めて参加したときは「何と喧しくてせわしない先生やろ」と思ったがこの頃耳に馴染んで心地よくなってきたのは不思議やね。



元京都文化短期大学教授の辻先生は82才という高齢ながらかくしゃくとした女性で自己紹介をされたとき「後期高齢者の辻です」と挨拶されタイムリーな話題に会場の笑いをゲット、会場の約半数は高齢者なのでうけました。
「皇女和宮・幕末動乱に生きた女性の生涯」

謎の多い和宮について調べていけば和宮自身やお付きの土御門藤子や上玉島などの日記に事細かく書かれている。
楚々としてか弱い女性と伝えられていますが可成りしっかりした考えを持つ女性であったらしい。

徳川家の最期を篤姫と共にそれぞれ翻弄されながら乗り切り明治11年亡く生涯を閉じられています。
ユーモアを交えながら進められ高齢を感じさせない講演に惜しみない拍手が続きました。
書籍協会主催らしくロビーには沢山本が並べられ「どれでも1冊差し上げます」と太っ腹で歴史関係の本の中から「源氏物語」解説本を頂きました。

喜びを、共に祝する京のしきたり

2008-04-12 19:07:26 | 京都便り(京都通)
京都検定月一講習会です、長く京都に住んでいるお陰でしょうか自然と頭の中に入っている京のしきたりについての講義です。
初めて聞くしきたりもあり興味深く楽しい時間でした。



写真は赤ちゃんの「食べ始め たべはじめ」のお膳と食器です。
赤い方が男子でお膳の足が短い方、金色の紋が椀と蓋にお膳にも1個、合計7つ付いています。
女子はお膳の足が高く黒い椀(中は赤)シルバーの紋が7つ付いています。
これはいわゆる女紋でお嫁入り後にも一生使う紋です。
男児はあぐらをかくから膳が低く、女児は正座なので膳が高いそうです。



お宮参りはこの頃ママも一緒にお参りしますが昔は行かなかったそうです。
子育てに疲れている新米ママを少しでも休ませるためお宮さんの鳥居をくぐってはいけないと言い、家で身体を休ませる気遣いがあったそうです。
男児の額には(大)女児は(小)の字を描き(魔除け)着物に写真の熨斗を付けお参りの時無病息災を祈り奉納する。



4月から3年目の人気講座で、ほぼ満員の盛況です(300人)



今月のお菓子は笹屋吉清さんの「花筏」です、散った桜が水面に流れるさまを筏(いかだ)に例えてある美しく美味しい生菓子でした。

二条城の桜も満開

2008-04-07 08:44:51 | 京都便り(京都通)
予定にはしていなかったけど偶々近くに行ったついでに二条城に入場した。
チケット売り場は混雑を極め2台の券売機と2つの窓口で販売しているが窓口で私の番になった時惻隠が何の断りもなく席を外した。
暫く待っていたが一向に戻らない、となりの職員に聞けば「こちらに並んで下さい」と言う、折角並んだのに又並び直しとは納得いかないよ
一言断って席は離れるべきです。
ゴメンね、の一言有るべきですが窓口の職員からは聞く事はなかったです。

門を入れば不愉快さは忘れ二の丸御殿の内部へ此処は二条城世界遺産記念ホーラム以来久しぶりに見ることが出来ました。
狩野派の障壁画の数々に圧倒され欄間の透かし彫りの美しさに感激しました。
大広間には人形で将軍の座位である一の間、老中や重臣の並ぶ二の間を飾っています。
15代将軍慶喜(よしのぶ)が諸大名を集め、大政奉還(たいせいほうかん)を発表した歴史的な部屋です。



桜の庭園は橋を渡ってすぐ素晴らしい桜と遭遇できます。
見学者の足は中々前に進みません、今を盛りの桜の前で写真を撮るのに夢中の人、前から横から何度も周りながら感激の声を上げている人、辛抱強くシャッターチャンスを待つ私もその中にいた1人です。

二条城と桜

見学の最終場所はテントがけのお土産処、甘味処が有りました。
その中に「濱登久」のお寿司を売っていたので無料休憩所で食事タイムを取った。
濱登久といえば右京区に寿司屋や料亭も持つおなじみのブランドやけどそれほどの味ではないばら寿司でした。(残念でした)

計画にない花見でしたが満足度100%の1日でした。
(受付と昼食はマイナスかな)