新元号、結局は首相が3月27日の秘密会議で「これが良いんじゃないか」と言った 令和 が、4月1日に開かれた「有識者による元号に関する懇談会」でも支持され、決まった。今日の読売より
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芥川喜好氏が、読売の「時の余白に」で、府中市美術館の へそまがり日本美術 展に関連して書いた随想を読む。
「駅のホームや電車内で、みな一斉にうつむいてスマートフォンに没入する光景を見れば、何となく納得がいきます。…コンピューターの指示にいちいち逆らっていては、物事は前へは進まない。従順な現代的人格を養う一要因ではないか」芥川喜好 氏の今日の記事より
「平等供奉は、あるとき便所の中で、世の無常と『名利にとらわれて厭うべきわが身』を悟り、便所の下駄を履いたまま出奔…僧賀(増賀)上人は、法会に向かう途中、立派な説法をしようとしている自分に気づく。これは名利を思う心だと解して、施主にけんかを売り法会をぶち壊して帰った」芥川氏の記事より
「へそまがりの側から見れば世の側が曲がっている。世の曲に対して筋を通そうとするから、軋轢が起きる。それでも流されない。屈しない。扱いにくいけれど、人としてはまともです。」芥川喜好 氏の今日の記事より
「この展覧会では、むしろ誰にでもある精神の働きとしての『立派ではない、奇麗ではないものにひかれる、へそまがりな感性」に目を向けています。芥川喜好 氏の今日の読売記事より
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「僕は肚を定めた。この臍曲がりの思いつきで、命を落とすわけにはいかない。」今日の読売、浅田次郎『流人道中記』より
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平成元年、1989年の年末、日経平均株価史上最高値、38,915円。97から98年、金融危機。2008年リーマンショック。02年2月から08年2月、いざなみ景気。12年12月から始まった「現在の回復期間もこれに迫る」。以上、今日の読売社説より
「デフレの下では現預金の価値が上がっていくため、投資や消費に回すよりも手元に残した方が有利になる。」今日の読売社説より
タブレット端末を使っての答弁、どうなんだろう?良くも悪くもアドリブがなくなるな。当人の本音が漏れないし、ますます予め作られた官僚の答えしか聞けなくなる。権力者の本音は裏の方で暗示され、それを官僚たちが何とか理屈が通るように作文する、そんなふうにならないか?
フランスでENA廃止の方向か。元東京都知事の方が、自著で誇らしげに紹介していたフランスのエリート養成校。
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今日の読売に横山大観の「龍蛟躍四溟」のカラー写真が出ているが、なんだかユーモラスで笑ってしまう。
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昭和初期に生まれた人、90代半ばに近づいているのか。