文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

牛ヶ渕濠の下流域、清水濠では

2005-05-27 22:11:48 | 利根川下流域に水鳥の大規模越冬地形成
 2005/5/23、同じ日に下流域の清水濠では汚濁が止まりません。
こちらは、牛ヶ渕濠の水が自然に流れ込んでいます。湧水は大手町濠に名前が変わる箇所までないようです。
 昨秋から、こちらでは大きな台船を入れて、大規模に浚渫を行ってきた経過があります。
今が全て撤去されています。
 しかし、肝心の水質は、更に悪化して赤茶けたどろどろの状態と観察しました。
湖沼の水質浄化に、浚渫は逆効果という意見が多い中、実証実感でも行ったのでしょうか

 岸辺に、ピンク色のニセアカシャの樹の花が、きれいに咲いていました。

 

都内九段下牛ヶ渕濠の最近

2005-05-27 22:04:02 | 利根川下流域に水鳥の大規模越冬地形成
 2005/5/23 久しぶりに牛ヶ渕堀を訪ねた。木陰から濠を見ると、快い柔らかい風が吹き抜けて、それは心地よい。水面師には水草がびっしりと生え、水面上には菱の葉が転々と。ヤンマがスイス一と飛び、カイツブリの雛を2羽目撃。今年もしっかりと繁殖中。
 元々荒れていた箇所を底まで水を切り、泥底を太陽にサラシ、外来種、特にソウギョを排除したことが良かったと思います。元々底から湧水があり、小さなマブナも復活し、あっという間に理想的な濠と相成りました。
 環境省の東京公園課の皆様に感謝しています。

農家の皆様のお友達

2005-05-27 07:32:33 | 冬期湛水不耕起栽培の現状とこれからの課題
 2005年5月22日、田んぼの生き物調査では、ちば緑耕舎のメンバーの方々とじっくりと話し合いました。
 丁度、イベントで、都会からの交流メンバー20名ほどが、田植えの真っ最中でした。田んぼの半分は、並んで手植えで田植え。半分は大昔の初期の手押しの田植機が農家から持ち込まれて、都会からの親子が、文字通りへっぴり腰で操作。皆様心から大笑いしながらの楽しい田植えを見学させていただきました。
 印旛沼周辺での農業の変遷を、身をもって経験されてきた方々ばかりですが、大分親しくなってかなりあけすけな話しも聞けるようになってきました。
 田んぼを介した生き物の実際を、てぶりはぶりで話し合うときの楽しそうな顔つきが忘れられません。
 印旛沼の菱のはなし、タマシギの話し、ソウギョのものすごさ(最大の排除対象)、草を食べ尽くす事が分かってびっくりしている、でも捕獲出来ないという事実など。
 

田んぼの生き物調査 ツバメとサギ類と渡り鳥の相関

2005-05-27 07:17:33 | 冬期湛水不耕起栽培の現状とこれからの課題
 5月22日、里山シンポジウムも昨日終了し、ほっとしたところだが、千葉県印旛郡栄町の新海秀次さんの田んぼの鳥をみに、再度来てしまった。
 ふゆみずたんぼ(冬期湛水水田)2枚の内、1.9haの巨大な田んぼには、無数のツバメが舞っています。田んぼの生き物調査プロジェクトによる調査手法では、10分間のカウントで320回。ところが隣の小さなふゆみずたんぼには、たったの1回。さらに比較対象の減減の田んぼ、慣行農法の田んぼはゼロでした。また、調査ルートで500m幅で往復でカウントしましたが、ツバメはいずれもゼロでした。
 この極端な差とは、何が原因なのでしょうか。興味が尽きません。

 同様にして、サギ類で言えば、ツバメの多いこのふゆみずたんぼには、アオサギが最大3羽、ダイサギが1羽、コサギが1羽、ゴイサギが2羽、張り付いています。
 同じように、隣の小さなふゆみずたんぼ、減減、慣行水田にはゼロ、500m往復調査でもコサギ1羽程度です。周辺でもコサギは少し見られますが、他の3種類は観察されません。

 今後の基礎的なレベルからの再度の調査が求められています

我孫子市の新設公園、ゆうゆう公園を見学しました

2005-05-27 04:18:28 | 水質浄化:東京湾、船上からの報告
 我孫子市の利根川添いに、河川敷きを利用した巨大な公園が完成寸前です。その観察会が子の5月15日にあり、日本雁を保護する会として参加を要請されましたので、参加しました。
 我孫子市都市公園課、我孫子市鳥の博物館、我孫子市野鳥の会、市民等60名ほどが参加。
 利根川は、取手大橋を境に上流域と下流域に分かれます。この箇所は下流域の始まりの箇所となり、巨大な砂州が出来やすく、関東地方で最後のマガンの越冬地ででもありました。
 まさに、その箇所を我孫子市が国土交通省から管理を引き受け、構築したのがこの公園。全域40haの内で、20ha以上を自然のままに残していくことになったそうです。
 動物班と植物班に分かれました