文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

ブログを取り巻く客観情報とは(2)

2005-06-04 22:36:44 | 組版プロの思考からXMLを考える
 デスクトップパブリシング(DTP)という環境があります。もともとパブリシングとはパブリック(公共)から生じた言葉です。
 元々が、公共物としての利用を促進するがために、世界的に普及してきたwindowsの世界は、元々が新聞社のシステムを構築することが目標として設計されてきています。
 (参考にデザイン支援から入った、MACとは設計思想が根本的に違を事の認識が必要です)
 すでにメディア(媒体)は、特定の貴族的な(!!)媒体としての存在から、市民や生産者等、庶民の生産財として、消費財として利用できるレベルになって来ています。
 今回の、「田んぼの生き物調査」とは、全ての生産の基礎素材を、生産者や市民の目で、再認識しよう、再構築しようと言う動き、そのものです。
 コンピュータの世界でも、デジタルの概念やデータを、田んぼの生き物調査で調査する「水や田んぼ」での調査のレベルを介して、再認識してみると何が見えてくるのか。
 私どもも、コンピュータの最も基礎的な素材から触れ直してみて、それを生産者・市民レベルで、生産財、コミュニケーション手段として利用出来るように、再構築しているのだと、段々分かってきています。
 まさに、田んぼの生き物調査と同様に、コンピュータメディアの利用情報調査にあたります。
いかにして、生産者や市民レベル達が、この新しいメディア環境を、観察し、理解し、自己実現のために、新しいコミュニケーション手段としても活用出来るようになれるのか、考えていけるのか。
 

ブログを取り巻く客観情報とは(2)

2005-06-04 22:26:49 | 組版プロの思考からXMLを考える
 いま、コンピュータのメディアに関わるハード部分や、
基本ソフトウェアの内容は、基礎素材として、どんどん公開されています。
 同時に市民は、使い方をマスターされた方々には、開発に優しく使え、
更にコンピュータを生産手段として考える方々には、手厚くサポートされ、
多くの場合に、実質的に、プログラムや開発環境が、ほとんど無償で利用が
できる時代に入ってきています。
 マイクロソフト社等では、数年先までの開発ターゲットと出荷開始時期まで
明示された、開発キットの配布が日常化しています
企業も行政側、研究者も、最新の技術が公開前に使え、また時間があるために、
製品として市場に出るときには、それに対応するプロダクトを事前に
準備しておけます。これが最近の傾向です。 

 まず現在、メーリングの世界も、まさしく公共物(パブリック)の新たな分野であり、
電話やラジオ、TV、video等と対比されられる公共に有益な分野だと認識しています。
次世代として、運用がはじめっているブログでも、広告付きブログが今後が
主流となって行くでしょう。
 
 現在のTVもラジオも民間版は無償利用であり(ただであり)、免許業者(運用会社)
は大企業であります。企業や行政等から、基本的には広告費等をもらい、各所の
著作物を販売を行い、その費用等で運用されています。

 だからこそ、時代の変化によって、新たなメディアを握ったインターネット関連企業が、
「ライブドア」とフジTVの争いが生じているように、旧媒体へ、TOB等を仕掛けたり、

明らかに世代交代の時期を迎えています。
 ラジオや電話やTVチャンネル等を、個人や1企業が独占的に使用出来る時代では
ありません。誰も考えたりしません。
 逆に、公共物だから、広告付きだから、その企業は、従業員や銀行や、関係した
利害者等や出資した株主への責任から必死になってウイルス等から顧客を
守ってくれています。
 ビジネスとして絶対に守って、維持していかなければならないからです。
 すでに、TVやラジオ、電話等と同じ、公共物をサポートする正しい感覚です。