文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

ちば里山センターの総会に参加して

2005-06-12 21:24:58 | 里山シンポジウム実行委員会のこれから
 本日、設立2年目を迎えた、ちば里山センターにて、総会が開催されました
JR長浦駅から歩いて10分。うっそうとした森に囲まれて事務所があり、30名ほどの規模で、開催。
昨年度の催しの実績と、本年度の起案がなされました。淡々と行われました。
 予算が430万円ほどで、それも殆ど人件費と印刷費に、消える。
 最後に、NPOによる里山保全活動の中で、最も緊急な課題が、大幅にアップした傷害保険の件
イベントでの傷害保険と異なり、チエンソー等機械を利用する里山での作業は危険性が高く、1日
1人350円を要するほど保険費が高騰。これを県として対応策を検討して欲しいとの意見が。
 1npoで30~40万円にもなる積算とのこと。子の面から運動停滞のきらいが指摘された。
 出席した、桜宮自然公園の所英亮さんが、クチボソを持ち込んで、議論沸騰。すでに何処にも見られなくなったとの話しで、ドキッ。本当らしい。
 早速、ビオトープに放したいと、引く手あまたでした。またまた、最もありふれた生き物がいなくなった話しでした。

里山シンポジウム 野外体験 「手賀沼で水質を調べる」

2005-06-12 21:12:29 | 里山シンポジウム実行委員会のこれから
 第2回里山シンポジウムは、5/20我孫子市の中央学院大学にて、全体会を400名以上の参加を得て、無事開催出来ました。当日は全体会に先立って、6つの分科会がシンポジウム形式で開催されています。そのうちの2分科会(里山と水循環、里山と文化)の共催によって、シンポジウム+野外体験と言うことで、我孫子市側の全面的な吾支援を頂き、開催出来ました。
 水の館のある親水公園前から、我孫子市がチャーターしてくれた船に乗って、手賀沼を1週。
2ヶ所で水質を実際に採取して、検査を行いました。
 子ども達も、その親たちも参加して、大変和気藹々と良い企画でした。関係者の皆様ありがとうございました。
 ところで、平成12年度からの手賀沼導水によって、希薄効果で水がきれいになったとの解説。いままで3週間を要した手賀沼の水の入れ替えが5日程度に短縮されたとのこと。水質ワースト1が6番になったとのこと。
 でも、現状では仁摩即の浚渫や、膨大な利根川の導水によって、沼の河川化によるとの指摘もあります。手賀沼周辺での乾田化、ほ場整備と春に代かき水など問題が山積していて、水質浄化ですこし落ち着けるところで、長期的な抜本策を検討すべき時期に来ていると感じました。