文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

第1回アグリフーズexpoがビッグサイトで開催されました

2006-08-15 11:14:01 | 里山シンポジウム実行委員会のこれから
 日本雁を保護する会の立場で、日本野鳥の会、JAWAN等のメンバー達と、ご一緒に全農のCSRを打ち出している部署があって、その企画コーナでのブースに参加させていただきました。
 結果としては、展示会そのものは、大成功と言って宜しいと思いました。
各地の農事法人、フーズ関係のバイヤー達が多数参加しており、大盛況でした。

 でもCSRがまだ認知されたレベルでないこと。流通関係のバイヤーが多数であり
必ずしも適切な環境とは言えず、2日間、これと言った反応の見られない催しとなってしまった感じです。

 今後に期待しています

セミの動向 夜間に鳴いていた蝉がぴたりと鳴きません

2006-08-15 11:01:30 | 都内で生活する水鳥や蝶などの虫たちの現況
 カラス等に食害される被害が減ったということでしょうか。
本日も、朝から2種類(アブラゼミ、ミンミンゼミ)の合唱です。
早朝明るくなるとミンミンゼミが鳴き出し、次いで7時頃からアブラゼミが。明らかに時間差があります。
 でも、昼間は1日中鳴きやみません。正直うるさい!
1昨年まで、ここ5年ほど定着した真夜中に鳴き出す蝉は皆無です。其れは見事。
 どうしたのでしょうか?


鹿島川源流部、弥富川上流域(3)ケアセンターの存在が……「弥富川水草探検隊」調査(3)

2006-08-15 10:55:52 | 里山に託す私たちの未来-再生策を探る
 今回は、「河川の探検隊」の構成や、仕組みを知りたくて参加しました。
結果、見たくもないものを、見ざるを得なかった切ない感じです。

 弥富川の最上流部には、大規模な残土・産廃地が、本来の谷津田であった箇所に
大きな山になってのし上がっていました。周囲は雑草と灌木が入り乱れて、どうしようもない荒れ地です。
 でも、驚きました。そのすぐ横の、斜面林(里山)に、何と老人用の大規模なケアセンターが立てられておりました。

 どう見ても、この場所にケアセンターを作るという意志が、どのようにして生じたかが計画を立てた方々が、この場所をどのような観点で見て、ここに決められたのか。まさか、現場を見ずして、里山と谷津田と弥富川がある場所だから、
すばらしい景観のある箇所として考え、現場を見ないで決められたことなのか。
 あるいは地価が安いから、施設設置への反対者がいなかったから?

 地域の方々への、結果として安易な、また短期的な見通しによる施策が重なって
それぞれは、それなりに意味のある重要な施策結果が、最終的には、さらに事態を
どんどん悪化させてしまう。

 ケアセンターに入居した老人方は、人里から離された場所にある
 誰も立ち寄れない雰囲気の残土・産廃廃棄箇所の真ん前に建てられている。
 とても、人ごとでない残念なイメージが焼き付きました。
人が喜んで住めるような箇所ではなく、行く末の哀しい現実を垣間見てしまいました。
 日本のこれからを垣間見たような、水草の調査(探検)に参加したつもりが、結果として
  
「楢山節考」を連想してしまう羽目に陥ってしまいました。

 さらに、少し下った所では、神社があって、先年焼けてしまったらしいのですが、毎年9月にあるお祭りが行われます。と言うところをテブラで、「行われていました」と過去形に書き換えてあったと、同行者がぽつりと言っていました。

 景観を喪失し、地価が下落し、所得得る方法を喪失しどんどん人が住めなくなって、無人となったの里山を連想してしまいます。
 地域のゴーストタウン化が進んでいるとしか言いようがないのかも知れません