これから、継続的なトヨタウオッチを、改めて始めたいと思います。
株式会社トヨタが、年間世界販売台数、1千万台突破、世界一になると宣言した記事の(日経)真下に、米スタンダード・プアーズ社(S&P)は、株式会社トヨタを格下げしたという記事が掲載されています。
ダブルAから、ダブルAマイナスに一段階格下げを行いました。「業績は改善基調にあるが、収益性の回復がペースが遅く、国内同業他社に比較しても見劣りする」ということが理由。
改めて「収益性が今後1,2年の間に従来の格付けに見合う水準へ回復する可能性が低下した」ことを原因としています。
ほかの会社、日産やホンダ、マツダなどが工販一致の原則で、製造チャネルや販売チャネルの整備、そして海外生産での、新興国で、国別に優劣があっても、中国に強い日産、インドで強力なシエアを確保しているスズキなどなど、国内での企業としての一体性を確立して、国外で存在感を持って活躍している企業群と比較が、改めて必要になると思います。