文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

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2011-03-05 22:03:23 | トヨタカンバン方式と自動車産業の革新へ

 これから、継続的なトヨタウオッチを、改めて始めたいと思います。

 株式会社トヨタが、年間世界販売台数、1千万台突破、世界一になると宣言した記事の(日経)真下に、米スタンダード・プアーズ社(S&P)は、株式会社トヨタを格下げしたという記事が掲載されています。

 ダブルAから、ダブルAマイナスに一段階格下げを行いました。「業績は改善基調にあるが、収益性の回復がペースが遅く、国内同業他社に比較しても見劣りする」ということが理由。

 改めて「収益性が今後1,2年の間に従来の格付けに見合う水準へ回復する可能性が低下した」ことを原因としています。

 ほかの会社、日産やホンダ、マツダなどが工販一致の原則で、製造チャネルや販売チャネルの整備、そして海外生産での、新興国で、国別に優劣があっても、中国に強い日産、インドで強力なシエアを確保しているスズキなどなど、国内での企業としての一体性を確立して、国外で存在感を持って活躍している企業群と比較が、改めて必要になると思います。

 

 


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2011-03-05 22:01:31 | トヨタカンバン方式と自動車産業の革新へ

日本最大の自動車会社である株式会社トヨタが、改めて2015年度を目標にして年間1千万台を販売して、世界一を目指す方針を発表しました。

 

 またか、という感じです。

初回は世界中への年間1千万台販売達成の目標と同時に世界一を目指すと言い出した途端に、市民側から見て、どうも、どこかがおかしいという感じに代わっていったという経過があります。

 それは、(株)ダイハツや(株)日野自動車という、系列とされる自動社会社、そして5チャンネルにも及ぶ販売チャネルの並立、しかも民族系とも呼ぶ民間資本で頑張る地域販売会社の存在、そして日本国内での意思決定にこだわった経営陣。

  だから江戸幕府体制とのやゆされる経営陣。

挙句に、リーマンショック以降の大混乱の中で、ある面自動車が好きで好きでという社長ではなく、計数管理にたけた対応の経営陣が陣頭に立つ時代を経て、なんと古めかしい”大政奉還”によって、現社長が誕生し、現在に至っています。 

 基本的な、企業としての体質改善というか再構築というか、それらが果たされつつあるとは、客観的に現状では評価しにくい状況です。

 そのなかでの今回の、2015年に年間1千万台販売達成目標と世界一を目指すという宣言です。それを発表しなければならない内部的な課題が山積していると見るほうが妥当だと考えられます。

 だから、前回と同様な、トヨタが日本を代表する企業だと確信している一人として、心配になってきてしまいます。