文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

日本の自動車産業は、税収入等で国への貢献度は抜群です。

2007-05-04 12:43:23 | トヨタカンバン方式と自動車産業の革新へ
2007-5-4
 日本国内での新車の販売は、低迷を極めています。この4月の新車登録では、好調とされている軽自動車も含めて全てが前年割れとなっています。
 しかも、国民は車を徹底して使い尽くす形で使い回すか、車庫に入れっぱなしで殆ど利用しない状態のいずれかです。
 新たに新車を買いません。買うことにステータスが無くなってしまった感じです。買うとしても軽自動車ばかり。なぜ、すばらしい車を国民は買わないのか。
 そこにはなにか日本の女性が子供をたくさん産まなくなった少子化現象とも通じる、とても似た感じの部分があります。
 当方も都会地(東京都文京区)に住んで、いままで10年間使ってきた乗用車を廃車にしました。それから1年。殆ど困ったことがありません。やれやれです。今までの月間費用がまるまる浮いて助かっています。考えてみたらタクシーにも殆ど乗りません。必要ないし、歩くことで体調もとても軽快です。
 なぜ、やめることにしたか、警察庁からの駐車違反の民間委託で「即時駐車違反」にするとの方針が決まった当日に、廃車を決めたわけです。ひとこと。行政の無関心振りに反発もあります
 自動車くらい目に見えて、手間のかかる支払先の多い物品はありません。何処に行くにもかっての関所ではないが、半端ではない通行税(高速料金など)をむしり取られる仕組みがありました。あらゆる箇所から税を取りあげる仕組みの極地です
 
 この仕組みが、国民にずっしりときていて、好ましくないことは明白です。
 同時に、かっての松下幸之助の掲げた、"水道理論"ではないが、家電品は水道と同じであることが国民の生活を楽にして幸せにしてくれる物品なのだ という考え方に似て、自動車こそ国民全体が享受できる幸せの元、という言葉に踊らされなくなっただけかも知れません。
 
 自動車を持つことは、知らないうちに多額の税金を支払う(これを見えない税金という)最大の仕組みなのでしょう
 それもあって、今の若者もともかく、車にロマンも喜びをも見いだせない世代が生まれつつあると認識すべきかも知れません
 買い物や、子どものために、農業の仕事上、しょうがないから最低限の軽自動車を買う。個人個人がゲタの変わりに買う。
 とっくにその様な時代に入っているとしか言いようがありません。

 自動車にどれだけの価値が見いだせるのでしょうか。再考が必要かと考えます。
もっと重要な事は、景観を保全し、環境を守り、安心・安全な食を保証する国内の農業ではありませんか。
 
 自動車の輸出を優先したいがために、瀕死の状態に落ちいている日本の農業を、農産物を保護することの方が、より重要か事と考えますが如何でしょうか。
 FTPの2国間協議では必ず農産物の輸入自由化が議題となってしまいます。
 最近は、韓国が米国とのFTPを成立させたことで、日本も速く応じないと自動車の輸出で後れを取ってしまうとの産業界からの意見が新聞紙面で盛んです

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