文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

自動車と日本の環境とどちらがより大切なのか

2007-05-04 14:14:21 | トヨタカンバン方式と自動車産業の革新へ
2007-5-4
 トヨタのカンバン方式の良いところは、生業(なりわい)で成立する家族的な製造現場を擬似的に現場に創り出す技術とも考えられます。
 24時間、365日現場に張り付き業務の改善方法を参加者と一緒になって考えていく、そのプロセスを人間的に支えていく仕組み、命令されるのではなく自発的に自立的に改善策を考えていくことを期待された作業現場と言う図式かと思います。
 この考え方が、製造現場ではともかく、サービ産業の現場でも通用する可は分かりません
 でも、今での日本ではトヨタで代表される生産管理方式による、輸出産業を特別視する考え方と、量的な拡大がもたらす収益性無限向上論(?)の蔓延があります。

 ところが、すでに日本の国民の多くは、自動車そのものにあまり高い価値観を感じてはいないのでしょうか。特に若者に顕著に感じ取れます

 類似した件としては、家電があります。
松下幸之助が家電品を販売するのに”水道理論”と言う考え方があります、いや、ありました。国民にTVや、冷蔵庫、洗濯機、電気釜等を3種の神器と呼ばれた時代に、水道のようにあまねく各家庭に届けることが義務なのだと言う考え方です。
 車も同じように、国民が買えるという事に価値があるという時代はとっくに終わっています。
 従って、これからも自動車全般への国民の関心の低下によって、自動車メーカーは国内販売にいままで以上に苦戦をすることになるでしょう。

 でも、現在、単純に言えば、外国へ自動車を輸出したら、その輸出先から何かを買わなければ、資金回転が循環した形にならない限り、永続的な輸出が継続でき、販売が出来なくなりかねません。結果として資金回収も困難になる事態も、そこで
 その国には積極的には車は売れないことになります。そこで見返りとして輸出先の農産物を関税を意図的に下げたりして国内にどんどん輸入をさせよという動きが生じます。

 木材輸入があり、農産物輸入がきちんと成立出来るように、国内の農業家に反対運動をさせないようにすることが大事となります。



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