文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

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里山と都市生活圏は、まったく時間軸が違う、ご注目を

2005-12-05 00:23:23 | 東京の街角からモニタリングでわかること
 千葉県の堂本知事の慧眼は、里山を、単に里山林都見ないで、生活空間として捉えていた部分があった事です。これを千葉県民に伝えるべく「里山シンポジウム実行委員会」が形成され、本年は里山と子どもというサブテーマで14もの分科会を成立させました。観光/文化/教育/水循環/医療など多彩でした
 今、分かってきたことは、里山を「里山空間」「里山生活圏」として捉え、都市との対比で「都市生活圏」と何処が違うのかを、徹底的に分析して見る必要性を強く感じています。
 一言で言って
 都市は1日が単位です。株式のごとく1日に数回売った買ったで、GDPという金銭でしか評価しない、出来ない仕組みに大きく貢献します。生産の場から遠く離れ、概念で商売をしています。貨幣価値で全てを評価するこれがグローバリズムでしょう。それに反して、里山では最低1年単位です。稲作賀中心だからです。
 時間軸が、1日と1年~100年単位とまったく相容れない世界です。

 通常、杉で最低50年を要します。木材が現在の価値観に相容れないのは
貨幣価値の回転率とはあまりにかけ離れて、投資の対象にもなり得ない、ローカリズムとも呼ぶべき八百万の神が対象ですから多面的な価値観です。

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