文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

都内の大手業務用食材スーパ、はなまさ動坂店。 お米の販売価格画大きく下げ続けている。

2015-04-10 11:57:37 | 東京の街角からモニタリングでわかること

お米の価格が大きく下がっている。
東京・文京区本駒込にある大手業務用食材スーパ、はなまさ動坂店。
11月上旬にはあきたこまちが10kgで2,590円であったものが、12月6日には2,390円に。ブレンド米以外はすべて同じレベルで下がっている。
いろいろな事情が重なっているとは思うが、昨年度と比較して20%以上の値下がりに実感。で、どんどん買われているかというと、その実感もない。


千葉県内千葉ニュータウンのど真ん中に野生のオオハクチョウの新たな越冬地が生まれました。奇跡のような

2015-04-10 11:43:24 | 日本で越冬するガン・ハクチョウ類の生態

千葉県印西市の中心部にある戸神川防災調節池のオオハクチョウの飛来報告です。報告及び写真撮影者はいずれも 佐々木駿介様です。
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 今冬の飛来は、2014年11月19日6羽(成鳥2+幼鳥4羽)です。
先月末から暫く姿を見なかったのですが、昨日9羽確認しました。
始めに飛来してきた6羽(成鳥2+幼鳥4羽)のファミリーと後から飛来
した成鳥3羽です。
9羽のオオハクチョウを収めた写真を添付します。 佐々木駿介
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 荒尾稔のコメント
 ここはUR(都市機構)が40年以上前から整備を続けてきた千葉ニュータウンのど真ん中にある巨大な調整池です。数年前から正真正銘野生のオオハクチョウの1ファミリー以上が定着越冬をはじめ、今年も飛来しました。写真のごとく壮大な風景の箇所で、マンションが林立する都会地です。撮影は調整池をまたぐ橋の上からと思います


千葉県印西市本埜地区をねぐらとするハクチョウ類 2012-12-1

2015-04-09 05:03:23 | 日本で越冬するガン・ハクチョウ類の生態

千葉県印西市本埜地区をねぐらとして越冬するハクチョウ類は昨年度の1月中旬でいうと圧倒的にコハクチョウ(平均500羽、最大900羽ほど)が多く次いでオオハクチョウ(最大で30羽)、アメリカコハクチョウが数羽。朝逐次飛び立っていって行きつけの餌場に移動。夕方3時過ぎに舞い戻る。餌付けはバケツ3杯ほどを撒く。
 その時には、遠く離れた箇所から線上に並んで右に左に方向を替えながら数百羽が一定方向に移動しながら、さらに右に左に。まさに白鳥のダンス。素晴らしい。観光客は大喜びをする。
 白鳥の湖のラインダンスとはまさにこれのことかと実感します。
 まかれた餌はほとんどオナガガモなどに食べられてしまっていて、実質的な意味はほとんどないと思われる。デザート程度だ。
 あくまでも餌場ではなくねぐらとされます。主役はハクチョウ類であり、気が変わると行動は早い。とても人間側が気を使わななければならない状況にある。
 数年前のことだが、それも夜の6時ころ真っ暗闇の中でどこかのTV会社が明かりを煌々とつけてこの白鳥のラインダンスの再現を撮影したことがあったらしい。さすがに翌日に、まだ北帰にはとても早い時期にかかわらず、ねぐら入りしていた800羽以上が全羽一斉に立ち去ったということもあったらしいと聴いている。

荒尾 稔さんの写真
荒尾 稔さんの写真
荒尾 稔さんの写真

千葉県内でのこの冬のハクチョウ類の渡来数概要 2012-12-2

2015-04-09 05:00:30 | 日本で越冬するガン・ハクチョウ類の生態

 12月1日現在、千葉県内でのハクチョウ類の現況を越冬地のそれぞれの箇所に電話等で確認を求めた。
 正確なデータを求めるより概数でいいから、安心安全、そして餌資源確保が問題ないか。そこで特に幼鳥比率をチエックしている。
■本埜第二小学校でのハクチョウ類調査で120羽前後。
■銚子に近い庄和町の夏目の堰で50羽前後。ほぼ例年並み。
 コハクチョウ主体に最大700羽が越冬している。完全な野生種でねぐらの夏目の堰から早朝に全羽飛び立ち、広大な九十九里海岸のどこを餌場にしているか不明に近い。2014年1月4日に調査に行った時は、半日車で走り回ったが1羽にも遭遇できず完敗。友人が翌日早朝に改めて夏目の堰に再度言って、600羽ほどを確認し、車で採餌地までついて行って、餌場を確認できたというほどです。
 午後から少しづつ、そして夜遅く一気に舞い戻ります。
■利根川沿いの香取市堀の内で15羽(幼鳥6)。
 ここは冬期湛水・不耕起移植栽培農法が始まったとされる藤崎さんの田んぼで、今年はほぼ20年ぶりに秋に耕起を行っている。ハクチョウ類が田圃を掘り下げてしまうので整地されたとのこと。渡来が始まって5年目、当初は本埜基M\の地区から昼間だけ飛来していたが、最近は1月末、2月に張って最大150羽のコハクチョウがねぐらに選んだ箇所。しかしことしは餌場にならないこともあってか当初から、昼間は周辺で採餌し、夕方舞い戻ってねぐらとして利用が今年方から始まった
。渡来するコハクチョウが2代目の息子・娘の世代となって、本埜地区と同様にねぐら利用が始まって、ようやっと本物になった証しだと、藤崎さんに伝えられたら喜んでくれそう。
■外房いすみ市にもコハクチョウが21羽。内幼鳥が11羽。ここはコハクチョウの幼鳥比率が50%~70%と異常なほど高率であり、将来主要な越冬地のひとつになると考えている。同時に今年はオオハクチョウの幼鳥だけが4羽飛来しているとのこと。近在で鳥インフルに感染した鴨の糞が発見されていて、地元ではコハクチョウが感染しないかと気が気ではないらしい。 

 

オオハクチョウの今後が大いに心配だ。

2015-04-09 04:55:15 | 日本で越冬するガン・ハクチョウ類の生態

オオハクチョウは、鳥インフルの問題で全国的に餌付けが実質的に打ち切られ結果もあって、現在渡来数が明らかに減少傾向となり(荒尾の判断)、とても不安定な状況に落ち込んできていると理解しています。
 その中で新たな越冬地の形成に成功しつつある個所として千葉県だけでなく、全国的にも貴重な事例となりつつあるのがここです。
 戸神川防災調節池とは、もともとUR(都市機構)が40年以上前にニュータウンを大規模に開発した、その最も古くかつ中心地であります。周辺は高層マンションが林立しています。そのような個所ですが、2つの里山の間を堤防で仕切って間にある谷津田を調整池にした箇所です。当然里山側に(堤防の対極側)は浅瀬が広がっています。今回そこにこの年月の経過でマコモの大群落が自生を始めた次第です。オオハクチョウはそれが主食の白鳥ですので、エサ資源につられて野生のまま定着がはじまったと理解しています。
 印西市には本埜地区にコハクチョウが主体でハクチョウ類のネグラが形成されていますコハクチョウの主体的なエサは水田の落穂ですので、エサ資源が異なります。その点では印西市は2ヶ所にハクチョウ類のねぐらが生じていると考えられれます


妻の実家から届いた30kgの玄米

2015-04-09 04:45:58 | 東京の街角からモニタリングでわかること

 妻の親戚から30k詰の玄米が届いた。食べられたら食べてねというコメント。
たしかにこの玄米は、青い米、真っ白な米などなどフルカラー。これでは等外米だと感じた。でも巨大な紙袋でもあり、また新米ということ、そして玄米は健康に良いと聞かされてきたこともあり。
 早速インターネットで検索し、秋葉原の電気店で推奨された家庭用精米機を購入した。12,000円台と思ったより安く、使ってみたが恐ろしいほどの騒音を3分間我慢した結果、全く問題のない白米。そして格別においしい。斑点数による等級格差など感じない。ある面流通業者を利するだけの価値しかないかもし\れない。
 過去には、斑点数による等級分けは大きな意味があったと思う。しかし現在はネオニコチノイド系農薬の普遍的な使用化など百害あって一利なしと思う。

荒尾 稔さんの写真
荒尾 稔さんの写真
荒尾 稔さんの写真

埼玉県川口市見沼田んぼ柴川第一調整池 ⑵

2015-04-09 04:39:27 | 利根川下流域に水鳥の大規模越冬地形成

 柴川第一調整池(2)
 一回りする途中では10人ほどのカメラマンの方々と会いました。やはり猛禽類を写真どりする目的の方々が多いようです。チュウヒ⑴、ハヤブサ⑴、ミサゴ⑴大きなボラを捕獲。を確認。相当数のカワウが生息し、繁殖もしているようです。地元の人はここにはボラが多いというごとく、カワウが盛んに群れをなして追い込み漁?を行っていましたよ。ダイサギが多く、アオサギも少し。コサギはわずかに。カンムリカイツブリ、ミミカイツブリは少々。気になったのはカモ類の少なさ。マガモ、カルガモ、キンクロが少々。そしてオオバンの多さ。
 個人的な感想としては、3方面に高くそびえる高圧線、そしてそこから池面を見下ろす猛禽類の存在も、カモ類にはとてもとても重圧になっているだろうなと感じたこと。まだ整備が終わったばかりもあるとは思うが、水草、特にマコモ等の繁殖が感じられない状況で、カモ類には餌資源が不足なのだろうとも感じた。

荒尾 稔さんの写真
荒尾 稔さんの写真

埼玉県川口市見沼田んぼ柴川第一調整池(3)

2015-04-09 04:37:28 | 利根川下流域に水鳥の大規模越冬地形成

柴川第一調整池(3)
 今回この箇所の調査にはいくつかの複合した目的があるが、しっかりとした市民活動団体による、自立した活動として、荒尾の個人的な意見としてはこの箇所及び埼玉県の大宮以北まで継続する見沼田んぼの全域を対象とした利根川・荒川下流域での水鳥の大規模越冬地形成プラン構築及び実施への願望がある。
 ご存知のごとく、蕪栗沼周辺は、伊豆沼から化女沼まで連綿とした、かっての氾濫原を水田耕作地帯にするための干拓によって、辛うじて残った3湖沼を、市民活動の大きな流れが、現在のごとく3湖のラムサール条約登録湖沼として、絶滅危惧種のガン類で或るマガンやヒシクイ、カリガネ(100羽に達する群れが観察されている)を復活させ、一度絶滅してしまったシジュウガラガン(0から何と1,000羽)ハクガン(0から120羽)まで復活させる大きな力となっている。
 しかし現在、マガンがかっての5,000羽程度から何と20万羽にまで回復し、亜種ヒシクイや亜種オオヒシクイ、そしてシジュウガラカンなど、有る面では過密な状況となりつつあり、また、鳥インフル等の集団蔓延などの危険性も指摘されだしている。
 本来江戸時代から昭和30年代までは、利根川や荒川の下流域こそが日本で一番の
ガンカモの越冬地であったことは知られている。
 具体的なイメージとしては
 いままでも利根川下流域の印旛沼周辺域を中心にしてコツコツと環境形成を友人たちと連携して進めてきているが、すでにそれなりに印西市・佐倉市・栄町の一帯に本埜地区のコハクチョウ群の形成。しっかりとしたねぐらと餌場の確保、
 そして印旛沼流域での亜種ヒシクイの個体群形成も含め、千葉ニュータウン中核地の戸神川防災調節池でのオオハクチョウ個体群の形成など、拠点形成が形を成しつつあり、あらたにコリドーとして、埼玉県の芝崎第一調整池・見沼田んぼの存在と地形学的な位置付けに注目していること。
 何といっても柴川第一調整池+見沼田んぼ周辺域が、第2の越冬地形成として如何なものかを考え始めているところです。
 先日、見沼自然公園周辺を調査し、今回芝崎第一調整池を調査に行った次第。
感覚的には、宮城県の蕪栗沼及びその周辺域水田の構造評価で、純農村地帯にある蕪栗沼と、まさに都心部に隣接した見沼田んぼという違いはあっても、十分に生態系復活のための諸環境としては、いける!という確信を持つことができた。

 意図を明確に言えば、あくまでも市民活動をベースにして、こつこつと第2の大規模越冬地形成運動として、蕪栗沼での事例をモデルとしながら、
埼玉県芝崎第一調整池・見沼田んぼ周辺+印旛沼周辺を、伊豆沼+蕪栗沼+化女沼湖沼群と対比しながら取り組んでいくことにあります。
 多様なハクチョウ類+ガン類+カモ類の越冬地形成を、地域を改めて創生していくシンボルとして。もちろん対極としての猛禽るの存在をも含めてです。
 今回その活動を、組織形成をしっかりと開始する準備を始めていくこととします。


新潟県内で早くも佐潟ㇸ集結 豪雪が原因とのこと 2014-12-14

2015-04-08 22:40:37 | 日本で越冬するガン・ハクチョウ類の生態

 ことしの冬の北陸・新潟平野では、夏のゲリラ豪雨に相似して、ゲリラ豪雪とも呼ぶべき、週刊単位の定期的な近い大雪に襲われているようです。今まで12月末から1月に生じていた豪雪が、12月初めから生じて、新潟平野の福島潟や瓢湖、そして阿賀野川下流域などで越冬していたコハクチョウの個体群が、すべてに近く海岸にある佐潟に1ヶ月以上早く集結しているそうです。その数20,000羽。最近10年ほど激増したハクチョウ類は餌付けが成されなくなったために、人が保証していた安心・安全から外れ、餌資源も自分で探すように変わってきています。
 佐潟はこの地区で越冬する最後の安全網の一つです。昨日、今日の雪の量によっては、また来週の雪の量によっては、ほぼ10年ぶりの危機的な状況に陥りかねないと思っています。


日本チョウ類保全協会のこと エコメッセ 2014-12-14

2015-04-08 22:30:18 | 里山に託す私たちの未来-再生策を探る
 

2 日本チョウ類保全協会のこと
 市民団体として歴史は長いが、その中でしっかりと日本国内の蝶類に関する文献的な書籍と、この素晴らしく完成し、かつ優れた印刷技術にも感心し驚いたが、何より之からの活動方針を伺って、その真摯な姿勢と会員の団結力と、その一貫した全員参加、全員意見一致の上でのに国に対しての発言力の強さに感銘をした。
 子供たちが、街中や公園や野原で捕虫網を持って虫を、蝶々を追いかけて夢中になる、しかし原則として採集した蝶やクワガタなども良く観察した後は、魚釣りの「キャッチandリリース」のごとくなるべく早く、そっと放蝶するか元の場所に戻してあげることを義務付ける。
 そして大事なことは、自宅やクラブなどや学校などで、身近なアゲハチョウやモンシロチョウなどの特に蝶の幼虫を飼育する機会を増やしたり、里山と里山、庭先などで最適な食草などの交換によって、蝶類でも,鳥類でのコリドー(移動できる道)づくりをしたり、身近に生き物との触れ合いと、その生きざまを観察する機会を、子供たちに持たせることが肝要だということを訴えかけていることに同感しました。
 こちらで「庭のちょう」を300円で購入しましたが、その内容はすごいの一言。この日本チョウ類保全協会発刊で、この1冊で如何にこの協会がしっかりとした市民団体であるかが十分に理解できるだけでなく、実際に自宅の庭などで早速飼育して、卵から幼虫、蛹になって、羽化の様子をみて、青空に放蝶してあげるまでをすべて子供たちと親が一緒になって見たいという誘惑にさらされるだろうと思います。実際アゲハチョウでも、幼虫になってあしなが蜂に団子にされたり、スズメに食べられたり、蛹から寄生蜂が飛び出したり、まさに人生に関わることを身近に原体験できるという、その意味で社会的な反応が知りたいものです。

荒尾 稔さんの写真
荒尾 稔さんの写真

 NPO法人 ちば里山センターのこと

2015-04-08 22:29:06 | 里山に託す私たちの未来-再生策を探る

1 NPO法人 ちば里山センターのこと
 個人的にもかかわりの深い先でもありますが、千葉県下で里山を手入れする団体が主要な会員になって発足から早や10年。メンバーも100を超して、啓発、実証を経て、これからはあらゆる意味合いにおいて、千葉県内での地域創生を目指す活動の母体としての主体的団体として、より活性化していくだろうと確信できました。
 必ずや地域の再生、特に地方創生のための、最も具体的な活動母体となっていける団体だと確信をしています。
 課題は若者たちを如何にして、この活動に参画させることができるのかということだと思います。

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エコプロダクトでは、一番最初のコーナの表看板が、水素自動車トヨタの「ミライ」

2015-04-08 22:23:39 | トヨタカンバン方式と自動車産業の革新へ
 

 エコプロダクトでは、一番最初のコーナの表看板が、今年は水素自動車の展示でした。トヨタの「ミライ」、反対側にはホンダの水素自動車(2015年発売開始)とのことで、いやでも目立ちました。
 次のブースには三菱自動車の「アウトランダー」が、マツダや富士重の製品も。
個人的にはあらゆる面で現状では「アウトランダー」が、優れたPHEVとして高い評価を得られていることを、その意味を改めて知らされました。
 ところが、大きな疑問。日産自動車がどこを見ても参加していません。もっとも環境配慮型で実績のあるEV「リーフ」の姿が見当たりません。コメントもありません。とても疑念が生じています。カルロスゴーンさんからの何か強烈なメッセージを感じ取るのは私だけでしょうか。いずれにせよ日産のスタンスは環境に関する意識がどうなのか深く知りたいと思っています。

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環境省という国の組織が、地域活動の新たな支援を模索している中で生まれてきた組織形態

2015-04-08 22:20:43 | 里山に託す私たちの未来-再生策を探る

環境省四国環境パートナーシップオフィス(四国エポ)のコーナでは、これまた新たな地域創生に関わる有力なメンバーに遭遇できた。
 環境情報を、生物多様性という観点よりも企業活動の視点から多様なNPOや企業を巻き込んで活動を広げているコーナーということで、県としての起業支援を打ち出していた鳥取県の取り組みとは大きく異なり,環境省という国の組織が、地域活動の新たな支援を模索している中で生まれてきた組織形態と理解します。

 NPO組織から、新たに国の多様な施策となってきた地方創生のあり方として多面性が要求されるのは自明の事であり、観念論的な活動になりがちの生物多様性にかかわる活動から、生物多様性への環境面からの参画という視点で取らえると良くわかる役回りと思う。
 森林再生を、雇用面からとらえて、現在日本中で企業からや国有や、漁師の方々が所有している森林を預かって積極的に活用をしてお行こうという運動の中心的な方にお会いできた素晴らしい経営感覚の方々で、頼もしい限り。その組織を紹介いただけた先が
NPO法人 土佐の森・救援隊という組織の方と話し合った。

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千葉県下へのハクチョウ類の渡来情報 2014年12月22日正午段階の速報

2015-04-08 22:13:41 | 日本で越冬するガン・ハクチョウ類の生態

千葉県下へのハクチョウ類の渡来情報 2014年12月22日正午段階の速報
(聞き取り情報)
千葉県庄和町夏目の堰 700羽を超しています(夏目の堰管理事務所)
千葉県いすみ市 100羽を超しました。(布留川さん聞き取り)
印西市本埜地区 900羽を超したようです。

上記3ヶ所でも年内にこの数字に達したのは初めてだと思います。
特に夏目の堰は、毎年1月に入ると急増する傾向にあり、本年度は1,000羽突破は時間の問題。印西市本埜地区も2005年度は最大1400羽を記録しています。その記録を突破する可能性があると思っています。

 

 現在、この主要3ヶ所のハクチョウ類(主にコハクチョウ)は、昼間原則として1羽もいません。それぞれが餌場を求めて早朝から飛びたってしまい、午後遅く一斉に戻ってくる、つまりねぐらとなっています。餌付けには一切依存していません。その面で野生種です。特にいすみ市の個体のごとく広間の餌場では500m以内に近寄れません。警戒して飛び去ります。

 

「本埜第二小学校ハクチョウ情報」として検索ください。
千葉県での渡来情報をリアルに情報として確認ができる。
本日朝のカウントでは813羽に激増。この時期の渡来数としてはここ5~6年で最高に。12月18日前後での「本埜第二小学校ハクチョウ情報」ではここ数年のカウントで、2011年402.2012年500、2013年120となっています。
2005年度は「北陸大豪雪」の時で、年末の1,000羽超え以来の渡来数。年末までにどれだけ増えるかが関心。

 


現在、日本では70,000羽以上のハクチョウ類が毎年シベリア等から越冬のために飛来 2014-12-22

2015-04-08 22:12:11 | 日本で越冬するガン・ハクチョウ類の生態

現在、日本では70,000羽以上のハクチョウ類が毎年シベリア等から越冬のために飛来しています。昨今の夏のゲリラ豪雨に対して、今年の北陸・北海道での雪の降り方は波状的に又、ゲリラ豪雪のごとく急激に発生して雪を降らせる状況を見ていると、これ以上のハクチョウ類の個体数を維持していくことの困難さを感じます。
 阿賀野川流域には毎年20,000羽以上が12月末ころまで滞留し、逐次南下をします。それが今年は12月初めに大豪雪で餌場を失って、主にこの幼鳥を伴う家族が関東地方に移動してくるものと考えています。
 鳥インフルは菌をもって死亡したカモや鶴の事例がいくつか報告をされていますが、今年はそのような場所でも鳥類は健康な個体は何ともないようです。
 問題は、幼鳥です。体力がないまま豪雪で餌が取れないと体力\が低下します。又この状態で鳥インフルに遭遇すると、それにやられる可能性があります。
 新潟などから緊急避難的にやみくもに飛んできたハクチョウ類のフ幼鳥などが衰弱しきってそうならないような、体力を落とさないようにさせる方法を模索しています。
 一つは餌付けではなく、この対策としての救餌だと思っています