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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

矢崎広 黒いハンカチーフ

2015-10-05 14:47:32 | 日記
私、矢崎広という役者、あまり知らないのだが、劇場は、彼のファンと思しき女性陣が多数詰めかけていた。新国立劇場という決して集客能力がいいと思えない劇場で、これは、立派なもの。マキノノゾミ作品ということで観に行ったのだが、物語は、伝説の詐欺師たちが、与党の有力政治家を罠に嵌めるというもの。時代は、赤線がなくなるころ チンピラが1枚の紙切れを拾ったことが発端。それをもとに、チンピラは政治家をゆするが、結果、金を受け取る役になった娼婦が轢殺される。政治家が殺った証拠があるのに、警察は動かない。で、娼婦たちは復讐を決意し、そこに詐欺師軍団が絡む。どう結末を着けるのかと思ってみていたが、ラストは、やはり「スティング」 ゆえに結果は、読めてしまう。ま、ラストに、もう一つ落ちをつけてはいるのだが、インパクトは小さい。やはり、「スティング」は超えられないのかという話。