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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

再びアステア!「恋愛準決勝戦」

2017-06-23 11:20:11 | 日記
ちょっとアステアに凝りだしまして、再びシネマヴェーラ渋谷へ。今回は「恋愛準決勝戦」邦題がイマイチ。2組のカップルが誕生することから準決勝としたらしいのですが、どうもね•••原題は「ロイヤルウエディング」こっちの方が、わかりやすい。エリザベス王女の結婚に乗じて作られた映画ということ。アステアとジェーン•パウエルが兄妹のダンサー役。パウエルの恋人になるのが「イースター•バレード」にも出ていたピーター•ローフォード。この二枚目 ケネディの妹と結婚したとのこと。で、アステアの恋人役となるのが、チャーチルの娘のサラ•チャーチル。上流感がハンパ無い!
では物語。トムとエレンのボウエン兄妹なかなかの人気ダンサー。兄は堅物ですが、妹は、なかなかの発展家。何人もの男を手玉にとっています。彼らに、ロイヤルウエディングの時に、イギリスで公演しないかというオファーが舞い込みます。もちろん2つ返事でOK。イギリスへ向かう船中 エレンはジョン卿(クロフォード)という貴族と知り合います。船旅が終わる頃には、二人は恋人に。この船の中で、兄妹は慈善公演行うんですが、船が大揺れでというシーンが面白い。もう一つ トムのソロのダンスで壁から天井に登ってというダンスシーンもある。この映画 1951年の作品。いろいろ考えるものです。
さて、ロンドンに着いて公演は大成功。堅物の兄トムも、共演しているダンサー•アン(サラ)と恋仲に。兄妹揃ってプロポーズされるのですが、そこは芸人育ちの悲しさ。舞台を諦めることは難しい。が、王女の結婚式を見て、結婚決意。2組の新郎新婦。メデタシメデタシ。