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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

石丸幹二熱唱「時が来た」「ジキル&ハイド」

2018-03-17 11:38:07 | 日記
「ジキル&ハイド」観てきました。会場は、有楽町駅前の東京国際フォーラム。石丸ジキルは3演め。やはり、あの伸びやかな声で「時が来た」を聞かされると 堪りません! この曲聞いただけで 会場に足を運んだ甲斐があるというものです。
今回は 前回まで、ジキルの婚約者エマを演じた笹本玲奈が、彼に大きな影響を与える娼婦のルーシー役。初代マルシア 2代目濱田めぐみとも また違った「ルーシー像」を見せてくれましたが、やはり、まだセリフのどこかで「お嬢様」っぽさが顔を出してしまう部分も否めない。今まで そういう役が多かったから仕方ない部分もあるのですが、この1年で「妻」になり「母」になった笹本だけに、もう少し変貌したところが見たかった。笹本に替わってエマを演じたのが宮澤エマ。こちらは、初々しさが見られてよかったと思います。
今回は 福井貴一がダンヴァース卿 田代万里生がジキルの友人・ジョンの役で初参加していますが、こうした実力派が仲間入りしたことで、一段と作品も締まった気がします。この作品 「時が来た」だけでなくメインキャスト 例えばルーシーが歌う「新たな生活」など、いい曲が目白押しなんですが、それだけでなくアンサンブルの曲にも素晴らしい曲が多い。一幕の「嘘の仮面」 二幕の「事件、事件」など、思わず聞きほれてしまう曲ばかり。楽曲を作ったワイルドホーンに感謝です。