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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

宝塚星組 礼真琴&舞空瞳 「ロックオペラ モーツァルト」

2019-12-15 09:21:11 | 日記
池袋の東京建物Brillia HALLで上演中の「ロックオペラ モーツァルト」です。
星組新トップ 礼真琴&舞空瞳のお披露目公演。
私 チケット獲れずに 映画館でのライブビューイング。
それでも 舞台の熱さは伝わってきました。

このミュージカル フランスの作品。
モーツァルトを題材に扱った作品は
たくさんあります。
今作品は、それらと ちょっと違うところがあり、
観ている こちらとしては、戸惑う場面もありました。

例えば 1幕。
モーツァルトとコンスタンツェが出会いますが、
彼が恋に落ちるのは、彼女ではなく、姉のアロイジア。
コンスタンツェは、2人をじっと見守っている。

2幕に入ると
サリエリとの対決が主眼となっていて、
こちらは、見馴れた展開ですから
物語に入り込めました。

モーツァルトを演じる礼真琴。
1幕ラスト 母を喪い アロイジアの結婚を知り
失意の中での ソロダンスの素晴らしい事。
私 基本 ダンス分からないのですが、
その迫力に、ただただ見惚れました。

コンスタンツェを演じる舞空瞳。
1幕のアロイジアとモーツァルトを見守りシーンは いじらしいし、
2幕 母親にコンスタンツェとの結婚を妨害されるシーンでは、
芯の強さを感じさせてくれました。

サリエリを演じたのは、専科の凪七瑠海。
この作品では、モーツァルトとサリエリは、ラストに和解します。
そこに至るまでの サリエリの複雑な心理を
凪七瑠海 見事に演じてくれました。

このミュージカル 上記の3人以外にも、
ソロナンバーが多く 出演者の素晴らしい歌声を聴くことが出来ます。
特に 繰り返し歌われる「喜劇、悲劇」は 覚えやすいナンバーでした。