松尾スズキ&生田絵梨花 「キレイ」

シアターコクーンで、今日千秋楽を迎える
「キレイ〜神様と待ち合わせした女〜」です。
今回が4演目の作品 。
主役•ケガレを演じるのは 生田絵梨花です。

4演目ですが、私は初見。
理由は、上演時間が長いから。
3時間40分の作品。
18時半開演にしても、終演は22時まわってしまう。
翌日の事考えると、いささかシンドイ。
な訳で、今まで敬遠してきましたが、
今回は、覚悟を決めて 行ってきました。

「舞台は 日本です」
という文字が、電光掲示板のようなもので流れて
舞台は始まります。
マジシャン(阿部サダヲ)によって 地下室に監禁されたケガレ(生田)が
脱出して、外の世界へ出て行きます。
日本は、3つの国に分かれて 戦闘状態。
ケガレは、ハリコナ(神木隆之介 青年ハリコナは 小池徹平)という
ちょっと頭の弱い男の子と知り合い
カスミ(鈴木杏)という 鼻持ちならない社長令嬢と仲良くなります。
成長したケガレ(麻生久美子)は、ミソギと名を変え
過去の自分に会いに行きます。
そして•••

これだけ読んでも 何のこっちゃ分からないでしょう。
とても入り組んだお話なので、実際 舞台を観てもらうしかないですね。
この作品 ミュージカルなので、
生田絵梨花始め 出演者の皆さん 歌って踊って大奮闘。
長時間の舞台だけに、観るこちらもシンドイですが、
演じる皆さん 大変だったでしょう。

カーテンコール。
生田さん タイトルロールを演じるのは、初めてなのかな。
いちいち後ろを振り返って 全員揃っているのを確認してから
客席へ一礼する姿が、なんとも初々しくて 可愛いらしかった。