三谷幸喜×野村萬斎 「A•クリスティ 死との約束」

もう1日テレビドラマのお話です。
フジテレビで昨夜放送された「死との約束」
三谷幸喜さんの脚本　野村萬斎さんの名探偵•勝呂武尊
今回で3作目です。
いささか大仰な野村•勝呂も見慣れてきました。

今回の出演者
本堂家未亡人　松坂慶子
長男　山本耕史
妻　シルビア•グラブ
その友人•十文字　坪倉由幸
次男　市原隼人
長女　堀田真由
次女　原菜乃華
女医•紗羅　比嘉愛未
婦人代議士•上杉　鈴木京香
編集者•飛鳥　長野里美
警察署長　阿南健治
というメンバー

設定は昭和30年
舞台は和歌山•熊野古道
黒門ホテル。

ホテルで休暇をとっている勝呂。
女医の紗羅と知り合いになる。
このホテルで、何かとトラブルメーカーになっているのが
本堂家の未亡人。
一家の者は、彼女を恐れて、なにも意見できない。

ホテルに新たな宿泊客。
婦人代議士の上杉。
自伝執筆中で、編集者の飛鳥と一緒に旅行中。
実は、彼女　かつては窃盗犯。
勝呂に捕まった過去があるが、今では過去を封印　名前を変えて
代議士に。

皆が参加した熊野古道の散策。
休憩をとっていた未亡人が殺される。
さて犯人は•••

2時間40分の作品。
最初の1時間は、登場人物の関係を描き、なにも事件は起きない。
未亡人の死という事件
だけで、これだけ持たせるA•クリスティ
そして、それをドラマ化した三谷幸喜
いずれもさすがだと思います。