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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

濱田めぐみ&海宝直人 「アリージャンス」

2021-04-03 09:38:39 | 日記
東京国際フォーラムで上演された「アリージャンス」です。
ホリプロ制作。
第二次世界大戦の時代のお話。
カリフォルニアで暮らしていた日系人の実話を基にしたミュージカルです。

物語は2001年。
80歳の退役軍人 サム•キムラ(海宝直人)のところに、
姉•ケイ(濱田めぐみ)の遺言執行人という女性が現れ
彼女が死んだことを告げます。
50年以上会ったことのない姉。

話は、真珠湾攻撃直前に遡ります。
カリフォルニアで楽しく暮らしていたキムラ一家。
祖父(上条恒彦) 父(渡辺徹) ケイ サム。
が、奇襲を機に、敵性外国人と見做されてしまう。
財産は没収 収容所へ入れられてしまう。

辛い生活。
が、そんななかで、ケイはフランキー(中河内雅貴)と出会い
サムは看護婦のハナ(小南満佑子)と出会う。
そして、またしても彼らを襲う試練。
アメリカへの忠誠を問う「忠誠登録質問票」の提出。
逆らった父は、さらに過酷な収容所へ。
サムは、志願兵になり活躍。「LIFE」誌の表紙を飾る。
やがて戦争が終わり•••

ケイを演じる濱田めぐみの圧倒的な歌唱力が心に残る舞台。
一幕ラスト近くの「もっと高く」は素晴らしかった。
海宝も、負けじと素敵な歌声聴かせてくれました。