「北青鵬引退」

相撲界に、またスキャンダルが起きました。
将来を期待視されていた北青鵬が
兄弟力士に暴力を振るったという理由で
協会から引退勧告を申し渡された。
北青鵬は、暴力を振るったことを認め
勧告を受け入れるとのこと。

2メートルを超える身長
スケールの大きさで、今後、どこまで強くなるのか
と期待されていた力士が、こんな結末を迎えるとは
ファンとして残念でなりません。

ただ、コンプライアンスが厳しくなっている現在
相撲協会の下した処分は、ごく当然のことでしょう。

監督不行き届で、師匠の元白鵬　宮城野親方も
2階級降格処分
委員から平年寄へ、降格となった。
一時、今春の理事選の出馬を目指しているともされた
親方ですが、一から出直し。
平年寄の職務には、場内警備も含まれていますので
元横綱としては、ちょっと屈辱でしょう。

過去には、横綱日馬富士や朝青龍も、暴行問題で
引退を余儀なくされた。
別にモンゴル力士が悪いというわけではありませんが
何度も同じようなことが繰り返される相撲界。
過去に学んでいるとは言いがたい。
根本的な解決策を模索してほしいものです。