小栗旬主演 ムロツヨシ大奮闘「ヤングフランケンシュタイン」

小栗旬が、ミュージカル初挑戦ということで話題の「ヤングフランケンシュタイン」観てきました。メル•ブルックスの作品。小栗旬と鬼才•福田雄一がタッグを組んで、若者に大人気の、この公演。会場は、もちろん満杯でした。
フランケンシュタイン博士(宮川浩)が死んで、トランシルバニアの人たちが大喜びしているシーンから、物語は始まります。が、博士には孫がいたのです。フレデリック(小栗) 彼はフランケンシュタイン家の末裔ということを隠して、ニューヨークで脳外科医をしています。フレデリックには、美人でお金持ちの婚約者エリザベス(瀬奈じゅん)がいますが、彼女 倫理感が厳しく、まだキスもさせてもらえません。
さて、フレデリック 祖父の遺品を整理に、トランシルバニアへ。そこには、醜い容貌のアイゴール(賀来賢人)とセクシーだけど、ちょっとおバカなインガ(瀧本美織) さらにどうやら祖父の愛人だったらしい家政婦のブリュッハー(保坂知寿)が待っていました。祖父の研究が偉大だったことに気づいたフレデリック 後を継ごうとしますが、アイゴールのミスにより、モンスター(吉田メタル)を誕生させてしまいます。そして•••
小栗旬 やはりミュージカル初挑戦なだけに、歌の部分は、ちょっと厳しい。が、踊りは素晴らしかった。ギャグは、「文春砲」「豊田議員」などをネタにしたものが多く、正直アラカンのおじさんにはイマイチでしたが、周りの女の子は爆笑していたので、良しとしましょう。大奮闘していたのが、福田作品の常連ムロツヨシ。ケンプ警部ほか5役も6役も早替わりでこなし、場内を笑いの渦に巻き込みます。私が一番受けたのが、彼のソロパートの部分を口パクにしたこと。袖でアンサンブルの人が歌っているのをネタばらしして、去っていく。これは受けた。