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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

渥美清 「拝啓総理大臣様」

2021-10-22 08:36:47 | 日記
ラピュタ阿佐ヶ谷で上映された「拝啓総理大臣様」です。
「拝啓天皇陛下様」「続拝啓天皇陛下様」に続く3部作のラスト作品。
いずれも、野村芳太郎監督 渥美清主演です。
私は「続拝啓•••」は観ていませんが、渥美さんが演じるのは
いずれも実直だが生きるのが下手な男という役柄のようです。
「天皇陛下様」では、兵隊役でしたが
今回は、漫才師役です。

まずは、渥美さん演じる上方の売れない漫才師•鶴丸の師匠のお通夜の場面から
映画は始まります。
急を聞いて駆けつけた鶴丸。
ほぼ廃棄状態でしたが、師匠の死を契機に
再び舞台に立つことを決意します。
東京で売れっ子になっている、かつての相棒ムーラン(長門裕之)を頼って上京。
ムーランは、妻のルージュ(横山道代)と組んで昼のワイドショーで
「拝啓総理大臣様」という時事漫才を披露する人気タレント。
当然、鶴丸など相手にしない。
が、ムーランの浮気が発覚して、コンビ別れのピンチ。
仕方なく鶴丸とコンビを組むも、上手くいかない。
一方、鶴丸も、ふとしたことで知り合ったアヤ子という娘とコンビを組み
ドサ回りするが、これも芽が出ない。
そして•••

1964年の作品。差別用語も一杯出てきて、時代を感じさせます。
当時は、池田首相。荒れる国会のニュースも何度か映画中に挿入される。
「こんな総理を選んだのは皆さんです」
というテロップが流れますが、
さて、31日 どんな総理が選ばれるのでしょうか。


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