山川方夫さんの「親しい友人たち」です。
34歳で交通事故死してしまった山川さんの短編集。
若くしてお亡くなりになったのに
自作5編が芥川賞の候補になったという方。
私、この方の本初読みです。
短編集は3部に分けられていて
1部の「親しい友人たち」は、ヒッチコック•マガジンに連載されていたもの。
2部の「トコという男」は、エラリイ•クイーン•マガジンに連載されていたSFもの。
3部は、色々な雑誌に掲載されていたもの
となっています。
では、私の気に入った作品を幾つか。
「待っている女」
妻と喧嘩した男。
妻は、どこかに出て行ってしまったので、時間を持て余している。
部屋から外を見ると、四つ辻にずっと立っている女がいる。
何時間も立っているので、気になって話しかけると、すげない返事。
やがて、妻が戻ってきて•••
「十三年」
昼過ぎの喫茶店。
友人を待っている男は、子供と一緒に入ってきた女性を見てハッと驚く。
その女性は、彼が学生時代バイトしていた貸本屋の女の子主人。
13年前、男は、彼女と一度だけ関係を持ったことがあった。
ぎこちなく挨拶して、子供の歳を訊くと•••
捻りが効いていて、面白い作品が多かったです。
34歳で交通事故死してしまった山川さんの短編集。
若くしてお亡くなりになったのに
自作5編が芥川賞の候補になったという方。
私、この方の本初読みです。
短編集は3部に分けられていて
1部の「親しい友人たち」は、ヒッチコック•マガジンに連載されていたもの。
2部の「トコという男」は、エラリイ•クイーン•マガジンに連載されていたSFもの。
3部は、色々な雑誌に掲載されていたもの
となっています。
では、私の気に入った作品を幾つか。
「待っている女」
妻と喧嘩した男。
妻は、どこかに出て行ってしまったので、時間を持て余している。
部屋から外を見ると、四つ辻にずっと立っている女がいる。
何時間も立っているので、気になって話しかけると、すげない返事。
やがて、妻が戻ってきて•••
「十三年」
昼過ぎの喫茶店。
友人を待っている男は、子供と一緒に入ってきた女性を見てハッと驚く。
その女性は、彼が学生時代バイトしていた貸本屋の女の子主人。
13年前、男は、彼女と一度だけ関係を持ったことがあった。
ぎこちなく挨拶して、子供の歳を訊くと•••
捻りが効いていて、面白い作品が多かったです。
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