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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

平間壮一&小関裕太 「The View Upstairs」

2022-02-06 10:37:39 | 日記
日本青年館ホールで上演中の
「The View Upstairs-君が見た、あの日-」です。

オフ•ブロードウェイ作品で、1973年にニューオーリンズのゲイバーで
実際に起きた放火事件を扱ったミュージカル。

ウェス(平間)は、若きデザイナー。
ニューオーリンズで廃墟と化したビルを買う。
クスリでハイになったウェス。
ボロボロになった壁を引き剥がすと、
70年代のゲイバー「アップステアーズ•ラウンジ」にタイムスリップしてしまう。

若い男の子のパトリック(小関)に恋をしたウェス。
「アップステアーズ•ラウンジ」に屯している仲間たちに出会う。
70年代は、同性愛者は偏見の目で見られていた。
彼らが、自分を開放できるのは、このバーだけ。
個性豊かな面々が、集っている。
家に帰れば、妻も子もいるバディ(畠中洋)
ここにいるメンバーからも相手にされない男娼のデール(東山義久)
彼の歌う「孤独の闇」というナンバーは、心に残ります。
さらに、皆んなのリーダー的存在のウィリー(岡幸二郎)
互いに攻撃したり、慰めたり•••
いつも通り一夜を過ごしている彼らだが•••

よく出来た作品だとは思いますが、
いかんせん青年館ホールの舞台は、このミュージカルには広すぎる。
どうにも、寒々とした感覚は、拭えませんでした。


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