プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

寒さに負けて早帰り!「男はつらいよ 拝啓車寅次郎様」楽しみました、

2018-03-21 10:37:07 | 日記
「春分の日」だというのに、寒いですね。まるで、私の懐のよう^_^ 昨夜も、寒さに負けて早帰り。録っておいた「男はつらいよ 拝啓車寅次郎様」楽しみました。47作目 1994年の正月作品。マドンナは、かたせ梨乃。そして、満男のお相手は牧瀬里穂。Wマドンナの作品です。
冒頭 売れない演歌歌手(小林幸子)を激励する寅。こうなると、もうラストシーンは決まりですね。
柴又へ帰った寅。満男は、既に社会人になって 靴メーカーの営業マンとして働いているが、なかなか馴染めない様子。そこで、寅さんが「売り方指南」このあたりは、面白い。
さて、旅先でカメラを片手に旅行中の人妻•典子(かたせ梨乃)に出会った寅。典子が怪我をした事もあり、一夜を旅館で過ごすことに。エリートの夫(平泉成)とは、真逆の寅さんに惹かれる典子。彼女の車で、近くの長浜の祭りに行こうと約束するが、妻の怪我を心配した夫が迎えに来て、計画は挫折。
寅さんは、一人で長浜の祭りに行くが、そこにいたのが満男。彼は、大学時代の先輩(山田雅人)の誘いで、訪れていたのだ。祭りには、先輩の妹•菜穂(牧瀬里穂)の姿も。
ここから、若い2人の恋愛へ。が、先輩が強引に2人をくっつけようとしたので、こちらの恋も、荒れ模様。そして•••
既に病魔に襲われていた渥美さんをカバーするように、満男が大活躍。が、実らないところまで叔父さん譲り。笑わせてもらいました。
そして、ラストシーンは、想像通り、あの後、売れた演歌歌手に再会。大団円です。



大爆笑!「池袋演芸場 三遊亭白鳥 天使がバスで降りた寄席」

2018-03-20 10:45:49 | 日記
昨夜は、池袋演芸場 三遊亭白鳥師トリ席を楽しんでまいりました。会社終わって18時過ぎに演芸場へ。私、この寄席行くときは、必ず 目の前にある「ケンタッキーフライドチキン」で買ってから入ります。以前は3ピースとポテトとコーラだったんですが、ここ数年は、2ピース。着々と食欲は衰えております。ま、アラ還ですしね^_^
寄席に入ると、はん治がお得意の「ぼやき酒屋」(桂文枝作) ストレート松浦のジャグリング 小ゑんが、もはや古典と言ってもいい自作の「ぐつぐつ」(この落語が聞けたのはラッキーだった) 扇遊が「引っ越しの夢」ここでお仲入り。休憩後は、天どん「花見小僧」(この人 癖なのか喋りながら、顔がクシャッとなるのが気になる)圓太郎「棒だら」紙切りの二楽を挟んで、お目当ての白鳥。
「天使がバスで降りた寄席」ニセ柳川柳師匠が、寂れた「新宿スエピロ亭」を救うという一席。「ジャニーズ帝国」が寄席経営に乗り出し、ギャラの良さに、各師匠方は、皆、傘下に入ってしまう。そんなとき、10年ぶりに東京に戻ってきた川柳師匠。ソンブレロを被り、背中にはギターを背負っている。実は、ジャニーさんの 子供の頃の憧れは、川柳師匠。そこで、師匠は「スエピロ亭」のため、ジャニーさんに「寄席業界」から手を引くように頼みに行く。そして•••
小三治 正蔵 円楽党だのが登場する「落語界内幕落語」久々に聞きましたが、いつ聞いても面白い!

「やすきよ」「いとこい」「三球照代」 「昭和のベスト演芸」

2018-03-19 10:41:43 | 日記
昨日は 夕方までに用事を済ませ、テレビ桟敷で大相撲観戦。その後は、BSジャパンで「ああ懐かしい 昭和のベスト演芸27」を楽しみました。
まず、相撲のお話。新十両•貴公俊の付け人暴行問題。衆人環視の支度部屋で起きたというのですから、弁解の余地はない。朝 ワイドショーで貴乃花親方の会見 見ましたが、筋が通っていて 私は良かったと思います。なんとも皮肉な事態となってしまいましたが、心を入れ替えてやり直すことです。
さて、本題。中川家ら、4組の芸人が、「昭和の芸人 ベスト5」を選ぶという企画。タイトル通り、「ああ懐かしい」芸人の姿が一杯出てきて、アラ還の私としては、堪えられない番組でした。
「やすきよ」 改めて上手い。選んだ中川家が言うように「漫才の完成形」ですね。やすし師匠の身体の切れにも驚かされます。
「いとこい」 あの息の合った漫才は、兄弟コンビの強み。あれ、日曜日だったと思うんですが、この師匠が司会する「がっちり買いまショウ」見るのが、子供の頃の私のルーティンでした。
「三球照代」 ご存じ「地下鉄漫才」面白かったし、照代さん 綺麗でしたよね。
他にも 桜井長一郎 順子ひろしなどなど 懐かしい顔ぶれが目白押し。3時間楽しませていただきました。

ビートたけし「間抜けの構造」

2018-03-18 10:26:21 | 日記
ビートたけしさんの「間抜けの構造」です。「間がいい」「間が悪い」ということを よく言いますが、その「間」について たけしさんが語った本です。
「漫才」「落語」「テレビ」「スポーツ•芸術」「映画」「日本人」「人生」の「間」について語られています。
私がなるほど!と感心したのは、「落語」の項で、林家三平師匠に触れていた部分。あ、もちろん先代ですよ^_^
師匠は、小噺やって受けると、右手をおでこの辺りに持っていって「どうもスイマセン!」のポーズをしていました。
あれは「客の笑いが沈むのを待っていた間」なのだそうだ。漫才なら、ツッコミの役で、笑いを拡幅させたり 話を展開させたりするわけですが、落語は一人芸だから、それが出来ない。で、三平師匠は、そうやって「間」をとっていたという。 師匠を見ていたのは、子供の頃だから、そんなこと分かるはずもない。でも、こう指摘されると、なるほど!と思う。
勉強になりました^_^

石丸幹二熱唱「時が来た」「ジキル&ハイド」

2018-03-17 11:38:07 | 日記
「ジキル&ハイド」観てきました。会場は、有楽町駅前の東京国際フォーラム。石丸ジキルは3演め。やはり、あの伸びやかな声で「時が来た」を聞かされると 堪りません! この曲聞いただけで 会場に足を運んだ甲斐があるというものです。
今回は 前回まで、ジキルの婚約者エマを演じた笹本玲奈が、彼に大きな影響を与える娼婦のルーシー役。初代マルシア 2代目濱田めぐみとも また違った「ルーシー像」を見せてくれましたが、やはり、まだセリフのどこかで「お嬢様」っぽさが顔を出してしまう部分も否めない。今まで そういう役が多かったから仕方ない部分もあるのですが、この1年で「妻」になり「母」になった笹本だけに、もう少し変貌したところが見たかった。笹本に替わってエマを演じたのが宮澤エマ。こちらは、初々しさが見られてよかったと思います。
今回は 福井貴一がダンヴァース卿 田代万里生がジキルの友人・ジョンの役で初参加していますが、こうした実力派が仲間入りしたことで、一段と作品も締まった気がします。この作品 「時が来た」だけでなくメインキャスト 例えばルーシーが歌う「新たな生活」など、いい曲が目白押しなんですが、それだけでなくアンサンブルの曲にも素晴らしい曲が多い。一幕の「嘘の仮面」 二幕の「事件、事件」など、思わず聞きほれてしまう曲ばかり。楽曲を作ったワイルドホーンに感謝です。