プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

戸田恵子「グッドピープル」

2019-07-26 10:57:05 | 日記
昨日 千秋楽を迎えた「グッドピープル」です。

マサチューセッツ州の貧困地区で生まれたマーガレット(戸田恵子)
障害を抱えた娘の面倒を見ながら暮らす毎日。
娘は、30歳を超えている。
娘に手がかかるので、仕事に遅刻する事も多い日々。
とうとう スティーヴィー(高田翔)から クビを言い渡されてしまう。
マーガレットは、スティーヴィーを 子供のころから知っているので
互いに気まずい。

クビになったマーガレットを慰めに来るのが
親友のジーン(阿知波悟美)と大家のドッティー(木村有里)
「仕事を探さないと」と 深刻な悩みを抱えるマーガレット
に、ジーンが耳寄りな情報をもたらす。

かつては 同じ地区で育ったが、貧困から抜け出し、
医者として開業したマイク(村上弘明)が、地元に戻っているという。
「グッドピープル」になったマイク。
高校時代は、マーガレットの恋人でもあった。
「仕事を世話してもらいたい」
マーガレットは、マイクの住むマンションを訪ねる。
そこで、マーガレットは、マイクの妻ケイト(サヘル•ローズ)とも会う。
そして•••

休憩入れて2時間半の舞台。
良くできてました。
マーガレット ジーン ドッティー 3人が集まっては、
繰り返される たわいない会話は面白いし
一方
いつか修羅場になる マーガレット マイク ケイトの会話。
そんな場面でも、マーガレットの捨てセリフが笑わせてくれました。
ケイトの感情が爆発する場面 サヘル•ローズのセリフが、
ちょい飛ばしすぎなのは残念。

ともすれば 重くなりがちな戯曲を きちんとエンタメ化した舞台でした。

「恋のヴェネチア狂想曲」パート2

2019-07-25 10:55:52 | 日記
昨日の続きです。
幕が開くと 賀来賢人と若月佑美 2人の父親 高橋克実 浅野和之らがいて、
結婚についての話で盛り上がっている。
賀来が、いつもの動きをする度に、客席から
黄色い笑い声が聞こえる。
私のようなオールドファンは、その動きに
高橋らが
「実にハナにつく奴だ」
と ツッコミを入れることで 笑う状況。

幸せな状況を崩す男が ここで登場。
召使いのムロに伴われて現れたのが、死んだはずの若月の婚約者 吉田羊
実は 婚約者の妹が男装している。
思わぬ来客に、一同困惑して、騒ぎが始まる。

一方 吉田の恋人 堤も ヴェネチアに来ている。
偶々見かけたムロを、吉田の召使いと知らずに、召使いとして雇ってしまう。
このことによって こちらも騒ぎが起きる。

この2つの騒動 どう収束していくのでしょうか。

賀来がヘタレの若者を好演。
吉田と堤が ムロの暴走で、互いに恋人が死んだものと
思い込み、悲嘆にくれたり、この2人、ただただムロに翻弄される。
ムロは、八面六臂の大活躍。
面白かった。

1幕ラスト
2人から食事を頼まれたムロが、双方の料理をつまみ食いするシーンがあります。
ボーイ長の春海四方とのやりとりも笑わせるんですが、
ここで 口一杯に頬張ったムロが、全て吐き出してしまう。
前の方に座っていた女性から悲鳴が飛ぶんですが、
それを 「ハプニング!」と書いた週刊誌があった。
ありゃ、演出でしょう^_^

ムロツヨシ×堤真一×吉田羊×賀来賢人 「恋のヴェネチア狂想曲」

2019-07-24 11:41:33 | 日記
新国立劇場で上演中の「恋のヴェネチア狂想曲」です。
イタリアの古典喜劇を福田雄一が上演台本を書き、演出した作品。
1人の男が、2人の主人を持ったために起こるドタバタ劇。
さらに、そこに、3組の恋愛話が重なってくるという
かなり入り組んだ構造の作品。
福田雄一 原作を生かしながら、うまく整理して
分かりやすい作品に仕立てています。

2年前でしたか、「ナショナル•シアター•ライブ」で
「1人の男と2人の主人」という作品を上映しましたが
それも この作品を基にしたもの。
プログラム読むと、今回の作品の方が 原作に近いようです。

イタリア喜劇で、登場人物の名前が長いので、
出演俳優の名前で、話を進めていきます。

賀来賢人が若月佑美と結婚するシーンから始まります。
2人の父親は、浅野和之と高橋克実。
実は、この結婚 まとまるはずではなかった。
というのは、若月には、別に父親が決めた婚約者がいた。
が、その男が殺されてしまう。
そのため、2人は結婚できる事になったのだが、
その場に 召使いムロツヨシの案内で現れたのが、
死んだはずの男。
実は、これ 男の妹•吉田羊が成りすましているもの。
さらに、吉田の恋人•堤真一も登場し、事態は こんがらがっていくばかり。
吉田と堤が泊まる宿屋の主人•野間口徹とボーイ長•春海四方も巻き込んで
事態は、ますます複雑になっていく。
さ、この顛末は•••
というお話。

大分長くなったので、to be continued
明日に続きます。



「闇営業問題」パート3

2019-07-23 10:59:49 | 日記
ネットが炎上したという 昨日の吉本興業社長の記者会見。
私も、最初の方 AbemaTVで見ていたんですが、30分ほどで
これは見ていても意味ないなと思い やめてしまいました。
吉本側は、社長 副社長が
宮迫さん 田村さんの言い分に対し
「場を和ませるつもりだった」
「静観という言葉を使った記憶はない」
など、言い訳とも取れるコメントに終始していました。
挙句に 辞任するつもりはなく 1年間50%の減俸で事を収めようとする。
これでは、世間を納得させるのは難しい。
騒動は、まだまだ続きそうです。

また、報道される騒動の焦点が「会社対タレント」の対立に移ってしまった感があるのも、ちょっと違うと思います。
反社との関係の問題。
当人も認めていましたが、宮迫さんたちが 保身のためについた嘘から出た波紋。
こうした問題を、原点に立ち返り、きちんと精査しなければいけないと思います。

野村克也氏の金言
「組織はリーダーの能力以上に伸びない」
この言葉の重みを、改めて感じます。

もう一日 大相撲のお話。名古屋場所千秋楽。

2019-07-22 11:10:21 | 日記
昨日に続き、大相撲のお話です。
昨日は テレビ桟敷で千秋楽楽しみました。
鶴竜 熱戦で白鵬破り 7場所ぶり6度目の優勝。
巻き替えの応酬。
見応えありました。
今場所の鶴竜 友風戦の取りこぼしは あったものの
14勝の優勝は立派。
場所前の報道では 腰痛が伝えられていたので心配しましたが、
お見事です。

惜しくも優勝逃した白鵬も、休場明け12勝は合格点でしょう。
来年のオリンピックを現役で迎える可能性が、また広がりました。
炎鵬 照強ら、小兵力士の活躍も良かった。
幕内上位では、人気者•遠藤が三賞受賞。
新小結•阿炎が ここ10年で 6人目という 新三役勝ち越しを達成。
これまた お見事!

千秋楽 気づいたことを一つ。
恒例の「是より三役」
小結•阿炎と琴奨菊の対戦があった。
本来なら、関脇•玉鷲と阿武咲の対戦のはず。
どういう事情か分かりませんが、
先場所は 14日目の取組終わるまで 千秋楽の取組決めなかった。
ファンサービスだとしたら、有っても良いんじゃないかと思います。