プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

安田章大「あのよこのよ」

2024-04-25 11:05:35 | 日記
PARCO劇場で上演中の
「あのよこのよ」です。
PARCO劇場に行くのは
お正月の「志の輔らくご」以来。
もう間もなくGW。
ほんとに、月日の経つのは早い。

青木豪と安田章大が5年ぶりにタッグを組んだ
という作品。
共演に、宝塚退団後 初舞台の潤花
ベテラン•中村梅雀 さらには、池谷のぶえ
と、なかなか豪華なメンバーです。

舞台は明治初期。
居酒屋で飲んでいる浮世絵師の秋斎(安田)
そこでフサ(池谷)という未来が見える女性から
「女に出会う」と、占ってもらう。
丁度、そこへ現れた美女(潤)
運命の人か と思っていると
今度は男たちが。
大立ち回りになって、命からがら逃げた秋斎。
美女から話を聞くと、
彼女はミツという名前で、徳川慶喜の側室だった。
将軍が飲んでいた不老不死の薬を持って逃げたので
羅卒(梅雀)たちに追われているのだという。

1時間50分ノンストップの作品。
舞台は、この後、意外な方向へ向かっていき
ラスト、タイトルの意味合いが分かるのですが
なかなか面白い展開でした。

歌に殺陣に大活躍の安田章大
ラスト 正体が分かるあたりは、迫力満点だった潤花
憎々しい敵役を熱演の中村梅雀
狂言回しとして、観客を爆笑させる池谷のぶえ

皆さん、個性を発揮して、面白い舞台でした。

「アイアンクロー」

2024-04-24 11:48:56 | 日記
東宝シネマ日比谷で上映中の
「アイアンクロー」です。

「悲劇の一家」と呼ばれた
F•V•エリック一家にスポットを当てた映画。
私が、子供の頃、馬場とエリックの激闘は、大きな人気を呼びました。
エリックの大きな手が、馬場の顔面を鷲掴みにしようとする。
アイアンクロー 
必死に防ぐ馬場。
この攻防は、迫力満点でした。

エリックの子供たちは、皆、父親の後を継いで
プロレスラーになります。
長男は、子供の頃事故死してしまったので
次男から五男まで。
特に有望視されていたのが三男のデビッド。
「未来の世界チャンピオン」間違いなし と言われていた。
が、彼は1984年、天龍源一郎選手とタイトルマッチを行うため
来日していた時、滞在先のホテルで急死してしまう。
さらに、四男•五男も、若くして亡くなってしまう。
確かに、お父さんの身体つきに比べて
息子たちは線が細かった。
色々な意味で、無理が祟ったのでしょう。

ただ一人生き残った次男のケビン。
エリック家の為に努力してきたのに
報われない懊悩。
ザック•エフロンが、見事に演じてくれました。

明日海りお&北村一輝「王様と私」

2024-04-23 11:30:51 | 日記
日生劇場で上演中の
「王様と私」です。
あまりにも有名な
「シャル•ウィ•ダンス」がショー•ストッパー。
他にも
「ハロー•ヤング•ラバーズ」など
ロジャース&ハマースタインの奏でる楽曲は
素晴らしい!

私が初めて観たのは、もう40年近く前になります。
王様が松本幸四郎(現 白鸚)さん
アンナが安奈淳さん その前の草笛光子さんも観たかな。
近年では、渡辺謙さんが、ブロードウェイで大評判を博した。
この時の日本凱旋公演も観ました。

シャムの国王とイギリス女性のアンナ。
全く考え方の違う2人が、やがて互いを理解していく。
が、奴隷のルンタとタプティム
2人が王宮を逃げ出したことで悲劇が起こる。

今回は、
アンナが、明日海りおさん
王様が、北村一輝さん
みりおさんのアンナ
素敵な歌声。
一発で魅了されました。
北村さん
剽軽なところもある王様。
でも、威厳ある態度は、さすがでした。

共演陣も、
朝月希和 木村花代 今拓哉 小西遼生など
実力者揃い。

古さを、そんなに感じさせない作品に
仕上がっていました。

「落語一之輔春秋三夜」

2024-04-22 09:26:34 | 日記
昨夜はよみうり大手町ホールで
「落語一之輔春秋三夜」楽しみました。

では、演目と演者
うなぎ屋 いっ休
蜘蛛駕籠 一之輔
花筏  一之輔
仲入り
百年目  一之輔

いっ休
この方見ると、いつも思うのですが
なぜ出囃子「いっ休さん」にしないのだろう?
下げで噛んでしまいました^_^

「蜘蛛駕籠」一之輔
朝6時にラジオ生放送 寄席2つ回って独演会。
お元気です。
うなぎ屋のなかで
「このうなぎ自由なんです うなじゅう」
というくすぐりがあるんですが
それを作った種平さんの話題から
鉄平 らぶ平という「林家一門奇人伝」のマクラ。

「花筏」
初場所砂かぶりで見た話から
「花筏」
この落語も、久しぶりに聴いた。

「百年目」
今年の演り納め ということ。
番頭を迎えに来た幇間の一八。
「初めてお店でのお姿拝見しましたか
普段は、あれだけ粋にお遊びになるのに
お店でのお顔の怖いこと」
というのは、番頭を表わす良いセリフだと思う。

充実一途の3席。
秋が楽しみです。

伊野尾慧「ハネムーン•イン•ベガス」

2024-04-21 09:05:39 | 日記
東京建物Brillia HALLで上演中の
「ハネムーン•イン•ベガス」です。
以前、ニコラス•ケイジが主演した映画を
ミュージカル化したもの。
ブロードウェイでの初演は2015年。
今回が、日本初演。
主演は、Hey!Say!JUMPの伊野尾慧。
9年ぶりの舞台で、ミュージカルは初挑戦。

ジャック(伊野尾)には、5年越しの恋人•ベッツィがいるが
なかなか結婚まで辿り着かない。
というのも、亡き母(霧矢大夢)の、
「誰とも結婚してはいけない」
という言葉が、耳にこびりついているから。
しかし、一念発起!
ラスベガスで式を挙げようと、ベッツィとベガスへ。
ホテルは、ショーなどで賑わっている。
カジノに出かけたジャック。
大富豪のトミー(岸祐二)と出会う。
彼と、ポーカー勝負!
結果、大負けしてしまう。
実は、トミー ベッツィを見て、亡き妻にそっくり
だったので、是非、一夜を過ごしたい と、ジャックに近づいた。
トミー
「ベッツィを一晩貸してくれれば、負けはチャラにする」
と提案。
泣く泣く条件を呑むジャック。
そして•••

客席は、伊野尾慧ファンで満杯!
皆さん、大満足のご様子。
歌唱法など、いろいろ足りない部分はあると思いますが
初挑戦としては、合格点としておきましょう。