浦和駅から裏門通り歩いて行くと、おおきくぎんねこの看板が見える。
蕎麦のぎんねこである。
ラーメンのメニューもあるが、
暑くて堪らんかったので、思わず夏季限定の冷やし中華700円を注文した。
席は4人テーブルにパーティションが設けられ、はす向かいに座る。
トッピングが山盛り。
ワカメ、メンマ―、ちくわ、キュウリ、レタス、かにかま、トマト、チャーシュー
普通見られる薄焼き卵の千切り、キュウリの千切りはない。
麺は細目で縮れなし。コシもない感じ。
ごちそうさま、酸っぱさは少なく、あっさりしている。
レンゲがないので丼に口をつけて飲んだが、飲みにくい。
この通り、何十回何百回、通ったはずだが、関心がなかった。
蕎麦屋にしては変わった店名、
今回ネットで調べたら、「昭和初期(1926年~)に洋食・喫茶シルバーキャットとして開業したこのお店は太平洋戦争中に敵性語である店名を変えることを余儀なくされ、ぎんねことなった。そして戦中・戦後の食糧難の頃、配給品のそば粉や小麦粉を使う蕎麦店に業態を変えて現在に至る」と。
冷やし月見そばが名物だそうだ。