私の庭のハゴロモジャスミン(ジャスミナム・ポリアンサム)が満開です。窓を開けると、ふっと甘い香りが漂ってきます。
庭が道路に面しているため、リビングのソファーでだらだらしているときに、通りを歩いている人とふっと目が合ったりして…。そこで目隠しのため、フェンスに常緑のつる性植物をからませたいと思って植えたのがハゴロモジャスミンでした。狙い通り、「よし、よし」でした。
ハゴロモジャスミンがモクセイ科と知ったとき、秋に咲くキンモクセイの香りを思い出しました。どちらかというと、キンモクセイの香りのほうが好きですが、あちらはつる性ではないし、小さな庭なのに大きく育ち過ぎると、狙いどころか対処に困ることになるので植えられません。
ハゴロモジャスミンは中国南部が原産で、暖地以外では鉢植えをして室内で越冬させるのが一般的だそうですが、うちは暖地なのね。露地でまったく問題ありません。
うちには鉢植えでカロライナジャスミンもあります。カロライナジャスミンやマダガスカルジャスミンは、ジャスミンという名ではありますが、ハゴロモジャスミンとは違い、モクセイ科ジャスミナム属の植物ではないそうですね。
ふうん、じゃあ、なんで、ジャスミンなんだろう。香りがいいから、らしいけど。