今朝は夜来の雨がいっそう強くなっていたので、早々に「お散歩中止」を発表し、つまらなそうにしている犬たちを尻目に、年史データチェックの仕事を粛々と進めておりました。その結果、思いのほか早く手離れしたので、ハーブティーでひと息。
台風や積雪の場合、また私が具合が悪いとか(二日酔い以外、あまりないけど)、犬たちが病気で出歩けないなどの場合を考え、トイレはうちでは済ますようにしつけてきました。トチが幼い頃は、お散歩は社会化と運動、飼い主とのコミュニケーションを目的とし、トイレを済まさなければ、散歩に連れ出さないという徹底ぶりでした。
3頭とも基本はそうですが、まあ、植えこみなど地面が土の場所で、私が「いいよ。トイレ、トイレして」という所には、させてあげるようにしています。
オスのクリは、街歩きの際、電柱などへのマーキングも絶対しませんが、どうも彼は「リードをしている時は排泄してはいけないもの」と勘違いして覚えてしまったようで、車で遠出をし、途中、排泄のために立ち寄った「トイレOK」エリアでも、リードをしているとなかなか用を足しません。これは私のしつけの仕方にミスがあったのでしょう。最終的にはするけど我慢させる分、ちょっと可哀想なことをしてしまったな。
左官屋さんがセメントなどを混ぜる時に使う「練り船」を
代用。奥行91cmのデカデカサイズです
大は小を兼ねるということで、体が大きくなっても使えるように、幼犬の頃からこれを愛用しています。かつて編集プロダクションを営んでいた際、犬連れで出勤していたので、都内に構えていた事務所にもこれを置いていました。
練り船の立ち上がり部分に、レギュラーサイズのペットシーツをかけるようになったのは、オスのクリを迎えてから。クリは前に乗り出すようにして、そこにオシッコをかけます。そして、外にワイドシーツを置くようになったのは、トチが練り船の中で体をUターンさせるのを億劫がるようになってから。
長い時間、外出しなければならない時には、練り船の奥にもう一枚、外側手前にもう一枚、ワイドシーツを広げておきます。ここに引っ越してから、練り船の奥半分のペットシーツに、だれも用を足さなくなったので、普段、奥半分にシーツは敷きません。
ウンチもみな、ここで済ませます。朝は3頭が入れ替わり立ち替わりトイレに行くので、「行ったよ」と告げに来られるたびに、私はせっせとトイレ通いです。私が仕事をしていても、だれかトイレに行くと、必ずツンツンとつついて知らせてくれるし、ウンチをしたあとのブナは小走りで教えに来ます。ウンチをしたのがうれしいらしい…。
佐良直美さん著の『犬との暮らし方-中高年が愛犬と楽しく暮らすための上手なしつけと飼い方』には、「トイレは外でさせるのがベストですが、事情があって室内でさせなければならない場合は、市販のトイレを上手に活用してください」とありますが、私の中では犬たちが室内で用を足してくれることがベストです。
うちでは、事情という事情はなかったけれど、そのうえ市販のトイレではなく、左官屋さんの道具だけど、歳老いて頻尿になり、足腰が弱った大型犬をたびたび外に連れ出すのは難儀だし、大雨や寒い真冬の夜など、犬にとってもしんどいと思うもの。
外で用を足す習慣のワンコたちに、何らかの事情でいざ室内でトイレをさせようとしても、なかなかうまくいかないものです。災害時など避難生活を余儀なくされた場合でも、「ここでトイレして」という声に促されてできるようなら、飼い主にとっても犬にとっても、負担が減ると思うのです。
ただ我が家における問題は、使用済みのペットシーツがけっこうな量のゴミとなって出ること。抗てんかん薬投与のために多飲多尿(頻尿)のクリが、消費量アップにかなり貢献しています。これではとてもエコライフとは言えませんなぁ。