小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

ミドリガメだったみたい

2008-07-03 | 犬&猫との暮らし

 シーカヤックビルダーにしてカヤックインストラクター、ライター、講師などなど、ありきたりの肩書きでは収まらぬ知人の洲澤さんが、こっそり教えてくれました。「顔横の赤い模様、前足の筋模様、下の甲羅の内側のダイダイ色…、あのカメは巨大化したミドリガメですよ」と。

 えええっ! 私が小学生のとき、可愛がっていたミドリガメは手のひらサイズの小さな生き物だったのに、と思って調べてみたら、やっぱりどうも成長したミドリガメのようで…。ミドリガメがこんなに大きくなるとは…。

 「ミドリガメはミシシッピアカミミガメの幼体で、北アメリカ南部の河川や池沼が原産地ですが、ペット用として日本にも大量に持ち込まれ、各地で野生化しています。在来のクサガメやニホンイシガメを駆逐しているといわれ、問題になっています。『赤耳』の名の通り、耳の周囲が鮮やかな赤色をしているのが特徴。成長すると甲羅の大きさは30㎝近くなります」だって。

 そのうえ「不用意に飼うべきではない、そして一度飼ったら絶対に池や川へ放してはいけない動物の筆頭といえます」とも書いてある! 不用意に飼ってはいけないって? 私、安易に飼ってました。大きくなる前に死んでしまったけど…。

 ミドリガメといえば、「ペットのカメが持っていたとみられるサルモネラ菌に、千葉県内の6歳と1歳の女児が今年相次いで感染し、髄膜炎や敗血症を起こして入院していたことがわかった」などというニュース報道があったことも思い出されたのでした。
 ワンコたちに呑気に挨拶させている場合じゃなかったみたい。

  ちなみに、洲澤さん曰く「冬眠前のクサガメは美味いです」。そうなんだぁ。洲澤さん、どうやって食べたのだろう。やっぱり鍋かなぁ

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カメちゃん、再び

2008-07-03 | 犬&猫との暮らし
                   トチ、カメちゃんに朝のご挨拶
              迷惑そうなカメちゃん 


 なんと今朝もクサガメが土手道に。昨日、会った場所からは離れているような、いないような…。ケガをしているようには見えないけど、産卵? よく分らん。この辺はカラスも多いから、危ないよ、カメちゃん。

               
                       哲学するカメちゃん

 クサガメの生態を調べていたら、面白いことが書いてありました。「主に水中で採食を行い、陸上では獲物を飲みこむことができる個体とできない個体がいる」
 どうして、こういった差異が生じるのだろう。土手道で会ったカメちゃんは、陸上で獲物を飲み込めるのかなぁ。

「交尾後、水辺から離れた地面を掘り、日本では6~8月に、1回に4~13個の卵を1~3回に分けて産む。卵は2カ月程で孵化する。幼体は夏季から初秋にかけて地表に現れるか、孵化後もそのまま地中で越冬し、翌年の春季に地表へ現れる」 もしかしたら、本当に産卵のために、水辺から離れてやって来たのかも。時期的には産卵の時期のようだし…。

「座敷ガメとして部屋に放し飼いにするような飼育法がされることもあるが、水分不足による脱水症状、脱皮不良やそれに伴う奇形、体組織の壊死、腎機能不全等の疾患を引き起こす可能性があるため薦められない。大型化する(特に日本産)ため一般家庭で無計画に飼育を薦められる種ではない。病気の伝播や遺伝子汚染の可能性があるため、在来の個体群がいるからといって遺棄してはならない」
 座敷ガメという書き方には、思わず笑っちゃいました。いいなぁ、座敷ガメ。さしずめうちには、大きな座敷犬がいるってことですね。ふふふ。

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