小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

都立光が丘公園にて

2008-07-08 | 犬&猫との暮らし

 森を歩きたくなって、今朝は練馬区にある光が丘公園へ。車で20分ちょっとかかりますが、こちらに越してくる前、トチが子どもの頃はよく出かけた公園です。そういえば、トチ、ブナ、クリの訓練はほとんどこの公園でやったんだっけ。

 光が丘公園は第2次大戦中、陸軍の成増飛行場があった場所で、戦後、グラントハイツとして米軍が管理していました。昭和48年、すべての返還手続きが完了した後、およそ3分の1の敷地が公園として整備されたそうです。
 もともと飛行場があったくらいだから、3分の1の広さといえども、敷地面積は広大です。陸上競技場、野球場、テニスコートをはじめ、デイキャンプができる広場、バーベキュー専用の広場、開放的な芝生の広場、子ども用のアスレチックなど、一日いてもたっぷり遊べるだけの空間や施設があります。10年前は無料だった駐車場も、今では1時間300円。ちと高い。
  
     広々した芝生の広場          木立の中も散策できます
     
      売店脇には、かつてはなかった犬をつないでおけるスペース
      がありました。基本的には、やはり園内オフリード禁止です 

 一人で3頭の面倒を見ることになったとき、腕は2本しかないし、目も2つ。一人で収集つかなくなったら、どうしようと多少の不安もなくはなかったけど、まあ、やってみれば、犬たちのほうが「仕方ない、お母さんに協力するか」と理解を示し、お互いに慣れていきました。
 今ではどこの公園もぞろぞろ引き連れて歩いています。たいてい「まあ、すごい」とか「よくやるねえ」とか「大変でしょう、3頭もいたら」など、呆れ・感心ふうの声がかかります。
 3頭が本気で私を引きずり回す力を出せば、勝てないかもしれないけれど、そんなことは一度たりともありませんでした。私にはちょっと引っ張られたくらいじゃ負けない腕力と意志があり、手がふさがっていれば、怒号とともに足だって出せるので(お尻を蹴るとかね)、困ることはありません。
       
 信頼に足る飼い主であるための努力は惜しまなかったし、勉強もしたつもりです。犬の生態をはじめ、しつけに関する本、ペットを取り巻く環境やペット産業に至るまで関連書籍を読みあさり、さまざまな講習や研修にも参加してきました。
 でも、大切なのはそうした知識より、それを犬たちが経験に変えてくれたことかな。その経験の中で直観や異種間の絆を育めたことが私には財産です。ただ愛玩するだけの飼い方をしていては感じ得ない深い交流を持てたことは幸いだけど、どんな動物にもそうする用意は常にあるのだと思います。こちらが気づこうとしないだけで。
 

コメント
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