小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

ニャンコ預かる

2015-01-12 | 犬&猫との暮らし
この連休、妹ファミリーが出かけるというので、
彼女たちの飼い猫「かよ子」を預かった。

妹たちの不在時は、いつもなら家で留守番をするかよ子に、
エサをあげに行ったり、トイレの始末をしに行ったりするのだけど、
今回はうちに連れてくることにした。

かよ子は14歳だったかなあ。
子猫の時に駐車場で、妹のパートナーに拾われ、
何となく「かよ子」という名前になったらしい。
それにしても「かよ子」って……。

かつて、かよ子が一度脱走した時、薄暮の中、
「かよ子~、かよ子ぉぉ」と名を呼びながら探していたら、
近所の知らないおじさんが
「誰かいなくなったのですか」と心配そうに聞いたので、
「いえ、あの、その」と言葉を濁しながら、
速やかに遠ざかったのだった。「猫」とは言えず…。

一緒に暮らしていた犬猫が逝ってしまい、
かよ子1匹になってからは、とても甘えん坊になり、
以前は私にあまり近寄ってこなかったのに、
「もうこの際、誰でもいい!」という感じで、
しっぽをピンとたてながら、私にもすり寄ってくるようになった。
小さくて軽くて(試しに測ったら2.4キロだった)、
粗暴な感じがどこにもなくて、可愛いったらない。


仮設住宅でくつろぐかよ子

かよ子には、暖房がきいていなくても、
自宅のほうがよかったかもしれないけど、
かよ子のための仮設住宅と仮設トイレを用意して、
人気(ひとけ)と犬気(いぬけ)のある、
ぬくもった部屋に連れてきたのだった。

初めは遠くからカヤを威嚇していたけれど、
犬との暮らしも知っているかよ子は、
そのうち「この犬は別に有害ではなさそうだ」と思ったらしく、
カヤが歩き回っているところにやってきたりする。

慣れた頃に帰還するのだけど(たった3日間だからね)、
家の中に少しだけ違う風が吹いた。
コメント
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