小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

ステロイド薬の副作用?

2015-01-22 | 犬&猫との暮らし
カヤが低アルブミンであることが分かり、
投薬を始めてから、頻繁に前肢を舐めるようになった。
「明らかに」なので、気になっていた。

そして、くるくる回る常同行動も、
うちに来た当初のような頻度に戻ってしまった。

私が帰宅した際に喜んで回る、
エサの用意をしていることを察して、気持ちが高まって回るだけじゃなく、
夜中にトイレに行った後に、ひとり室内でくるくる回っていることもあり、
ゆっくり眠れないでいることが多くなった。

そうかと思うと、
ピヨちゃん人形にひどく執着するようになり、
常に咥えて歩き回り、夜も咥えたまま眠る。
寝にくいだろうと思って取り上げようとしても、咥えて離さないのだ。

ほかにもいくつかピーピー鳴る人形を買ってやったのに、
カヤになくてはならないのは、
カヤが生まれて初めて所有したおもちゃ、
アヒルのピヨちゃん人形なのだ。
ほかの人形ではダメらしい。

この人形だけは手放したくないらしいので、
汚れては洗い、噛み千切ってほつれた場所は
縫い合わせて補強してあげている。


仕事部屋でもピヨちゃんをしっかり咥えたまま眠っている

ここ数日は、執着ぶりが特にひどく
布団に隠しておしまい、ではなくなった。
「ライナスの毛布」のようにピヨちゃんがなくては眠れない様子。

年末までは私の布団に潜り込んできたのに、
それも一切しなくなった。
私と眠るよりピヨちゃん人形を咥えているほうが安心だとは…。
ピヨちゃん人形に負けた私って…。

これらは多分、増量したステロイド薬の作用だと思う。

ステロイド薬を飲ませることで多飲多尿になったり、
食欲の増加による食糞があることは分かっていたけれど、
黒犬たちには、ここまで精神的な作用を感じたことはなかった。

もっともクリが悪性腫瘍でステロイドのお世話になっていたのは
すでに体が弱っていた頃だったから、
精神的な抑揚まで表に出せなかったのかもしれないけど。

ステロイド薬の副作用には、
「視力の低下、霧視(目の前に霧がかかったようになる)、
口の渇き、頻尿、食欲の増加、体重の増加、神経過敏、
不安、多幸感(訳もなく楽しい感じになる)、睡眠障害など」
があるといわれている。

カヤを見ていると、軽度ではあるけれど、
不安、神経過敏や睡眠障害は「まさに」という感じ。
昨夜も不意に起き出しては、盛んに布団を掘るようにして
ピヨちゃん人形を隠そうとしてみたり、咥えて歩き回ったり…。

よく手を舐めることも、人形への執着も
精神的なアンバランスの現れなのでしょうね。
ピヨちゃん人形を咥えることで
何とかバランスを維持しているなんて、見ていて切ない。

ステロイドの増量投与はとりあえず明後日までだから、
カヤ、もう少しの辛抱だよ。
って、検査の結果次第ではどうなるか分からないけれど。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする