東北本線,東海道本線沿線 全線全駅歩き旅のブログ

旧東北本線と田沢湖線,花輪線,釜石線,八戸線,山田線、北上線、東海道本線、奈良線、大船渡線沿線歩き旅の記録。

JR花輪線に沿って歩く旅 その4

2016年09月13日 | JR花輪線 歩き旅
JR花輪線に沿って歩く旅

この夏は身体の調子が良くなかった。
まずお尻の具合が悪くなって、痔の手術をした。
医者の説明だと肛門が狭くなっているので少し切って広げたのだそうだ。
簡単な手術なのだがそれでも日帰りの入院である。

そして慢性化してしまった手の炎症。
2年前に症状が出てきて痛み止めと炎症を抑える薬でしのいでいるのだが、じわじわとくる痛みが実につらい。
痛みとしびれは両手の指先から肘の関節まで広がってきているのだ。



医者によると関節リウマチの検査結果は異状なしとのことで、「風呂に入ってマッサージすりゃ治るよ」みたいなことを言われたのだが、とてもそんなことで治りそうにないのだ。
これは本当に困っている。別な病院で診てもらおうかと思案中である。

さらに、、
大腸がん検診で「精密検査を要する」と対がん協会からの手紙が来たのだ。
便潜血検査で異常があったので大腸内視鏡検査を受けなさい、という内容である。
私は市の検診は毎年受けるようにしているのだが、なぜか昨年は大腸がん検診を受けていなかったのだ。
すぐに病院へ行き内視鏡検査の予約をした。
検査まで3週間待ったのだが気持ちは沈むし、ちょっとお腹の調子が変になっただけで、これはガンの症状が出てきたのでは?と心配する始末。
私はかなり臆病ものなのである。

大腸内視鏡検査はものすごく苦しかった。本当に失神するんじゃないかと思うほどの痛みだった。
検査を終えて医師がそんなに痛かったのか?と苦笑いしていたが本人にとっては笑い事ではなかったのだ。
映画「エイリアン」でお腹を食い破ってエイリアンが出てくるシーンがあるが、さぞかしあれは痛かろうと同情してしまう。

で、検査結果はというと「異状なし」であった。
検査が終わると同時に医師が「終わりました、帰っていいですよ」と検査結果の説明もなしである。
異状が認められた人は別室で説明を受けていたから、帰ってよいということは異状なしということなのだった。

もしかしてガンか?と心配し、ものすごい痛みをなんとか耐えたあとだったので頭がぼーっとしてしまいしばらくベンチに座ったまま過ごした。

30分ほど休むと落ち着いてきた。会計を済ませるとげんきんなもので急にお腹が空いてきた。

8月中はかなり暑かったのでウォーキングは近所の散歩程度でごまかしていた。
9月に入ると朝夕は涼しくなってくる。
天気予報を見ながら曇りの日を選んで花輪線沿線を歩く旅の続きを計画した。



2016年9月4日(日)


安比高原駅=>赤坂田駅(5Km)

いつもより早起きしてトーストと残り物のジュースだけを持ってバイクで安比高原駅へと向かう。

安比高原駅に着いたのは午前7時。



無人の待合室でパンとジュースで朝食にしていると上り列車がやってきた。
お婆さんがひとり降りてきた。そして駅の掃除を始めたのだ。
どうやら委託を受けて駅舎の清掃をしているもののようである。安比高原駅の周りには人家がないので近くの駅から通っているのだろう。



私は短パンにTシャツ姿でディパックを持っているのでホームレスと間違われることはないと思うのだが。
朝食を終えるとお婆さんに挨拶をしてから駅を後にして歩き出す。

駅のすぐ前が安比高原ゴルフクラブになっている。
日曜日のゴルフを楽しもうという人たちであろうベンツ、アウディ、BMWなどの高級車が途切れることなく来るのだった。
そんな高級車の列を横目で見ながら安比高原スキー場への十字路を右へ折れて国道282号線を北へと向かう。



安比高原駅から次の赤坂田駅までは下り坂なので歩くのはラクだった。





ペンション、民宿が並ぶ通りに赤坂田駅はある。



ちいさな待合室の無人駅だ。







駅の中心付近に30キロメートルのキロポストがあった、安比高原駅からちょうど5キロである。





コメント
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