東北本線,東海道本線沿線 全線全駅歩き旅のブログ

旧東北本線と田沢湖線,花輪線,釜石線,八戸線,山田線、北上線、東海道本線、奈良線、大船渡線沿線歩き旅の記録。

JR八戸線沿線を歩く旅 陸中中野駅 ―> 侍浜駅

2020年06月14日 | JR 八戸線沿線 歩き旅
2020年06月07日(日)
JR八戸線沿線を歩く旅 陸中中野駅 ―> 侍浜駅 JR営業キロ 6km

めずらしく早起きしてトーストだけを持って車に乗り込む。
今日歩く区間はJRの営業キロで6キロメートルだが実際に歩く距離は10キロほどになる。

この1区間を歩くためだけに車で2時間以上も走って行かなくてはならないのだ。
岩手県は広い。
盛岡駅から久慈駅までは「こはく号」という路線バスが走っているが所要時間は2時間半ほどになる、盛岡から高速バスで仙台まで行くのと同じくらいかかるのだ。

今日は快晴で岩手山も美しい。



天気予報は終日快晴だ、それなのに心配性のわたしは雨具をデイパックに入れている。

途中の道の駅で自宅から持ってきたトーストをかじって朝食とする。
久慈方面へと走っていくと工事中の区間があった。
片側通行の信号機が道路わきにあってその前に看板が立っていた・・がちょっと違和感。



「信号機を守りましょう」と書いてあるのだ。
まあ信号機を壊すような人もいるんだろうけどねえ・・
「信号を守ろう」のほうが表現としてはしっくりくるんだけどなあ。



最大待ち時間が「5秒」というのもなあ。”分”の数字が消えちゃったんだね。

侍浜駅に到着したが、JR八戸線はほぼ1時間に1本の運行なのだった。



40分ほど列車の到着を待つことになった。
待っている間に駅とのツーショット。



プラットホームにはワンマン乗車口の表示がある。



この路線もとうとうワンマン運行になったのだ。
だが車内には若い女性の車掌さんが乗っていた。
ワンマンよりは車掌さんからきっぷを買うほうがいいな。



運賃は190円だった。



鮮やかな緑の中を列車は進んで陸中中野駅に到着。



列車から降りると冷たい風が吹いていた。三陸海岸の名物?「やませ」なのだろうか。
半袖シャツ一枚では寒くて風邪をひきそうだ。
あわててディパックからレインパーカーを出して羽織る。



陸中中野駅から国道45線へは上り坂だ。
ゆっくりと歩いていく。
週に1、2度のペースで買い物に出かけているのだが長距離を歩いていないので脚の様子を見ながらペースを上げていくつもりだ。
歩き出すと左の膝が痛み出す、たぶん膝の半月板がすり減っているんだろう。痛み対策として湿布も持ってきている。



ここから仙台までは372キロメートル、うーん遠いな。





近くには中野白滝というところもある。きのこの産地でもあるので「きのこ屋」という宿もあるのだ。
肌寒いけど風邪は弱くて歩くにはちょうど良い天候だ。





三陸沿岸道路は今年度中に開通予定とのことで現在は一部区間が無料で通れるようになっていた。



国道45号線から侍浜駅への交差点まで来た。





ここから侍浜駅まで4キロメートルある。
じつに交通量の少ない道路だった。
4キロ歩いていてすれ違った車は3台だけ、人はまったく見かけなかった。
新型コロナの感染に心配のない道というところかな。



ちょうど2時間歩いて侍浜駅に到着。



車で海岸沿いまで行き、海辺の駐車場に停めて自宅から持ってきたカップ麺で昼食にする。

この日使ったお金はJR運賃の190円だけ、実にエコな旅だった。

これでJR八戸線のすべての駅に立ち寄りながらの歩き旅は完了となった。


コメント
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