米価格が倍々モード?
昨年米の価格が突然大きく上がりいまなお下がる気配がない。
いまでも米の価格は前年同期のほぼ倍の状態である。
年末にはスーパーなどの店頭から米が消えてしまうということもあった。
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どうも米の不作が原因というのでもなさそうだ
それにしてもこのような状態になっても不平不満を言わずに暮らしている日本人というのは本当に従順なんだなと思う。
そういえば「貧乏人は麦を食え」と言った政治家がいたっけなあ。
麦ってどこで売っているんだろう? スーパーで見た記憶がないけど、、、
テレビ時代劇の「水戸黄門」ならば・・・・
お代官「おお、越後屋。よく来たなまあそこへ座れ。」
越後屋「えへへ、本日はお代官様のご機嫌伺ということで参上いたしました。」
お代官「どうじゃ、そのほうの商売のほうは? 儲かっているであろうな。」
越後屋「はい、お代官様の知恵のおかげで十分に儲けさしていただいております。」
お代官「猛暑の影響で今年は米が不作になった。米が食えなくなるかもしれんとお触れを出したのが効いたようだな。」
越後屋「わたしどもも『瓦版屋に今年は米が足りなくなる、値上がりするぞ』と書かせて国中に配りましたので、民どもはかなりあせって米を買ったのでございます」
お代官「それにしても以前の倍以上の値段で売るとは越後屋おぬしもアコギな奴よのう。」
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越後屋「いくら高くても米を買わなくては生きていけませんからねえ、儲けるときには情けは無用でございますよ。」
お代官「わしのところに外国から米を輸入したらどうかと問い合わせがあったが、それは国法で禁じられておる。新米が出ればこの状態は改善されるであろうと申し付けておいた。」
越後屋「ははは、新米もすべてわたしどもの手の内に入りますので値段の操作はお代官様とわたしの思いのままでございますよ。」
お代官「民は生かさず殺さずが幕府の方針じゃ、ところで農民どもはなんと言っておるのだ?」
越後屋「わたしどもが少しばかり買い上げ価格を上げてやりましたので文句を言うものはおりませんよ。」
お代官「うむ、それならよい。このまま高い価格を維持できればわしらは一年で億万長者になるのう、はははは!」
越後屋「ただ、、そのままにしておくと民衆どもの不満が積もり一揆になるかもしれませんで、なにか対策を講じるのがよろしいかと思いますが。」
お代官「それならわしに良い考えがある。あの古くなった御蔵米を放出するのじゃ。」
越後屋「ええ、あの捨てなければならない米ですね。」
お代官「うむ、家畜の飼料にしようと思っていたが民どもに払い下げようと思う。」
越後屋「それならばわたしどもを通していただけませんか、米問屋として上手くさばいてごらんにいれますので。」
お代官「安く払い下げてもらいそれを民どもに高く売りつけようという魂胆であろう、どうだ越後屋。」
越後屋「恐れ入ります、お代官様はすべてお見通しでございますなあ。わはははは。」
お代官「よいか、御蔵米が出回ったとしても米の値段が下がらないようにするのだぞ。」
越後屋「はい、わかっておりますとも。今度もしっかりと儲けさせてもらいますよ。」
お代官「越後屋おぬしもワルようのう。」
お代官、越後屋「ウワッ ハッハッハ。」
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ガラッとふすまの開く音・・
助さん「そのほうたちの悪企みすべて聞いたぞ。」
格さん「私欲に走り民を苦しめるとは言語同断! 神妙にお縄につけい!」
黄門様「まったくどの時代でも商人と役人は悪知恵が働くのう、、困ったことじゃ。ところで由美かおるはどこへ行ったのだ?」
助さん「さっき風呂場へ行きましたよ。」
出演者一同「なに! それはいますぐ見に行かなくては!」
チャンチャン!!
昨年米の価格が突然大きく上がりいまなお下がる気配がない。
いまでも米の価格は前年同期のほぼ倍の状態である。
年末にはスーパーなどの店頭から米が消えてしまうということもあった。
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どうも米の不作が原因というのでもなさそうだ
それにしてもこのような状態になっても不平不満を言わずに暮らしている日本人というのは本当に従順なんだなと思う。
そういえば「貧乏人は麦を食え」と言った政治家がいたっけなあ。
麦ってどこで売っているんだろう? スーパーで見た記憶がないけど、、、
テレビ時代劇の「水戸黄門」ならば・・・・
お代官「おお、越後屋。よく来たなまあそこへ座れ。」
越後屋「えへへ、本日はお代官様のご機嫌伺ということで参上いたしました。」
お代官「どうじゃ、そのほうの商売のほうは? 儲かっているであろうな。」
越後屋「はい、お代官様の知恵のおかげで十分に儲けさしていただいております。」
お代官「猛暑の影響で今年は米が不作になった。米が食えなくなるかもしれんとお触れを出したのが効いたようだな。」
越後屋「わたしどもも『瓦版屋に今年は米が足りなくなる、値上がりするぞ』と書かせて国中に配りましたので、民どもはかなりあせって米を買ったのでございます」
お代官「それにしても以前の倍以上の値段で売るとは越後屋おぬしもアコギな奴よのう。」
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越後屋「いくら高くても米を買わなくては生きていけませんからねえ、儲けるときには情けは無用でございますよ。」
お代官「わしのところに外国から米を輸入したらどうかと問い合わせがあったが、それは国法で禁じられておる。新米が出ればこの状態は改善されるであろうと申し付けておいた。」
越後屋「ははは、新米もすべてわたしどもの手の内に入りますので値段の操作はお代官様とわたしの思いのままでございますよ。」
お代官「民は生かさず殺さずが幕府の方針じゃ、ところで農民どもはなんと言っておるのだ?」
越後屋「わたしどもが少しばかり買い上げ価格を上げてやりましたので文句を言うものはおりませんよ。」
お代官「うむ、それならよい。このまま高い価格を維持できればわしらは一年で億万長者になるのう、はははは!」
越後屋「ただ、、そのままにしておくと民衆どもの不満が積もり一揆になるかもしれませんで、なにか対策を講じるのがよろしいかと思いますが。」
お代官「それならわしに良い考えがある。あの古くなった御蔵米を放出するのじゃ。」
越後屋「ええ、あの捨てなければならない米ですね。」
お代官「うむ、家畜の飼料にしようと思っていたが民どもに払い下げようと思う。」
越後屋「それならばわたしどもを通していただけませんか、米問屋として上手くさばいてごらんにいれますので。」
お代官「安く払い下げてもらいそれを民どもに高く売りつけようという魂胆であろう、どうだ越後屋。」
越後屋「恐れ入ります、お代官様はすべてお見通しでございますなあ。わはははは。」
お代官「よいか、御蔵米が出回ったとしても米の値段が下がらないようにするのだぞ。」
越後屋「はい、わかっておりますとも。今度もしっかりと儲けさせてもらいますよ。」
お代官「越後屋おぬしもワルようのう。」
お代官、越後屋「ウワッ ハッハッハ。」
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ガラッとふすまの開く音・・
助さん「そのほうたちの悪企みすべて聞いたぞ。」
格さん「私欲に走り民を苦しめるとは言語同断! 神妙にお縄につけい!」
黄門様「まったくどの時代でも商人と役人は悪知恵が働くのう、、困ったことじゃ。ところで由美かおるはどこへ行ったのだ?」
助さん「さっき風呂場へ行きましたよ。」
出演者一同「なに! それはいますぐ見に行かなくては!」
チャンチャン!!