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2024 G1 阪神JF 回顧録

2024-12-08 21:51:00 | G1レース予想

京都競馬場で行われた第76回阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳・牝・GI・芝1600m)は、道中は中団につけ、直線で大外から各馬を差し切った岩田望来騎手騎乗の5番人気アルマヴェローチェ(牝2、栗東・上村洋行厩舎)が、道中後方から脚を伸ばした8番人気ビップデイジー(牝2、栗東・松下武士厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒4(良)。

アルマヴェローチェが2歳女王の座を手にしました。鞍上の岩田望騎手は嬉しいG1初勝利。6年目での悲願達成です。まだまだ若手ですが、なかなかG1で勝てませんでしたよね。正直、鞍上が岩田騎手だったので、この馬を消したと言っても過言ではなかったのですが、馬の能力に助けられただけではありませんが見事な勝利でした。

今年は、京都外1600mというイレギュラーなコースで行われただけに来春の阪神1600mでの桜花賞とのリンクは?かもしれません。2歳のレースですしね。とはいえ、この馬は牡馬と重賞でいい勝負していただけに能力はあるはず。来春も楽しみな1頭です。

2着にビップデイジー。サトノダイヤモンド産駒が2着。人気はなかったですが、無敗だったに地味に映っていたのでしょうね。印を回せませんでした・・。マイル、1800mと連勝。上りも2戦とも1位。しかも京都外回りコースも勝っていたのに押さえておくべきでした。

3着に☆テリオスララ。唯一印を入れた馬が3着。しかし、6番手。全く、センスのない買い方でした・・。この馬も1800mを3戦して2勝。今年のレースは1800mのレースで勝ち鞍のある馬が馬券になったということです。

今日の馬場は前が止まりにくい馬場で阪神競馬場が改装のため、ロング開催でCコース使用。パワーとスタミナを要した馬場傾向だったのかもしれません。それもあって、1800mでの実績を問われたレース内容になったのだと思われます。

これが来春の桜花賞とリンクするのかは?ですが、一応、念頭には入れおきたい内容です。

◎ランフォーヴァウは11着、〇ショウナンザナドゥは4着、▲ミストレスは8着、△ブラウンラチェットは16着、×ジャルディニエ10着、2歳牝馬戦は難しいです。

ということで、馬券は惨敗。有馬記念まであとは、朝日杯のみ。何とか資金調達したいところです。

~総評~アルマヴェローチェが勝利。2着ビップデイジー、3着テリオスララともに1800mのレースを勝っていたパワー・スタミナ上位の馬だった。京都外1600mの牝馬戦ではスタミナとパワーが必要ということ。かつ、上り最速、対牡馬重賞での実績がものをいう結果だった。

~予想結果~◎対牡馬混合の同コースマイル重賞勝ちもレベルが低かったレースだっただけに過度な期待が裏目に。〇過去3戦、負けて強のれーすもやはりそうなる結果は道中の位置取りなど複数の要因があることを再認識する結果。▲逃げてこその馬か?経験の浅さが裏目になったか?△1番人気も初の輸送、ー12kgが響いた結果か?×こちらも久々とテンションの高さが課題か?☆この日1鞍のMデムーロ騎手が見事な騎乗。3着に。

ということで、今年は京都外1600mでのレースだったので、虎の巻はあてにはなりませんでしたが、来年以降、阪神1600mに戻ったら傾向が同じになる可能性もあるので「虎の巻」に追記しておきます。

・まず、中央のコース1600m以上で牡馬相手の好走馬は、買い。(阪神、東京、京都外回りのマイルコース)

・東京1400m、1600m、新潟1600m、阪神外回り1600m以上のレースで好走した馬を評価。(このコースなら、牝馬限定戦でも不敗馬なら買い)

・札幌1800mで牡馬相手に連対、勝利した経験があり、東京、阪神の1600m、1800mで勝ち鞍のある馬はこのレースに向く。

 1400m以上で、連対があること。(1400mの重賞で3着までなら押さえてもOK。それ以外で阪神、東京、京都の1400m以上で勝ってない馬は消してもいい。)

 ・やっぱり、差し馬有利。差して勝ったことのある馬を中心視。34台の末脚がアレばなおよし。

 ・ファンタジーS組も勿論、評価。ここで負けた馬で巻き返せるのは、オープン勝ちかマイル重賞連対馬のみ。

・ファンタジーS馬券対象馬で、好タイム(1.22秒台以内)で、逃げ切った馬は、評価できるが、馬券対象になった馬では、最速の上がりで絡んだ馬を一番評価するべき。

・JFで馬券に絡むには、ファンタジー組は、馬券対象馬以外は、マイルのオープン以上の連対は必要。

 ・ファンタジーS勝ち馬は0.2秒差以上で勝つくらいの能力がある馬は馬券対象になる。(1400m勝ちだけは直結しないが、連対率100%なら押さえてもいい)

 ・持ち時計は、重要だが、飛びぬけた数字、1400mで1・20台。1600mで、1・33台、1800mで1・47台の馬はチェック。

 ・コースが変わってから、1600m、1800m好走馬が、活躍。

 ・2勝以上の無敗馬以外で、前走、オープン以下のレースなら、最低、マイル以上で連対歴は必要。

・ファンタジーの馬券対象馬でも2ケタ着のある馬は消し。

・前走、オープン以下からの参戦(1勝馬クラスも、オープン特別も)なら、1400m以上の1着馬のみです。(前走重賞なら、5着以内に走っていること)

・キンカメ系産駒(ドゥラメンテ産駒、ルーラーシップ産駒)、クロフネ産駒、ダイワメジャー産駒は、このレース相性がいい。(阪神1600mの適性が高い)

・東京1600mを上り最速で勝った馬は買い。(上り33秒台の時計で勝った馬のみ。)

・過去、7枠、8枠で馬券対象になった馬は、マイル以上での連対歴のある馬のみ。8枠はかなり厳しいのでマイルの重賞で連対があるような馬じゃないと印2つくらい落として考えること。また、1400mまでしか勝ってない馬が12番より外に入った馬は馬券に絡めない。(フルゲートの場合)

・東京、阪神、京都のマイルコースを経験している無敗馬は買い。

・社台・ノーザンF生産馬以外の3か月の休み明けは消しでもいいかも。

・前日や当日の馬場傾向重視Bコースを使っていることが多いので時計が速くパワーが必要になることもある。(23年はAコース使用)

・スローペースばかりのマイル以上のレースしかしていない馬は疑ってみる。一度くらいはMペースの1400m以上のレースを勝った馬を重視

・新馬勝ちなら、マイルコースで、上がり34台前半を使える差し馬が有利。(東京、阪神1600mで)


これで、来年はバッチリかなバッチリかな?!



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