２０１９ Ｇ１ 朝日杯ＦＳ 回顧録

阪神１１Ｒで行われた第７１回朝日杯ＦＳ（２歳オープン、牡・牝、ＧＩ、芝１６００メートル、馬齢、１６頭立て、１着賞金＝７０００万円）は、ライアン・ムーア騎手騎乗の１番人気サリオス（牡、美浦・堀宣行厩舎）が勝利。デビューから無傷３連勝で２歳最強マイラーの座に輝いた。タイムは１分３３秒０（良）。

◎サリオスが３連勝で２歳マイルチャンピオンの座をてにしました。この後、年末に行われる「ホープフルＳ」の結果次第とはなりますが、この馬、現時点であのパフォーマンスは素晴らしいですね。

まだ、２歳なのに５４０ｋｇの巨体で１分３２秒台で走れるわけですからね。まだまだ、ハーツ産駒だし伸びしろがあるでしょうからね・・。ダートでも走れそうだし、将来的にはいろんな選択肢もありそうな予感。ひょっとするとひょっとするのか？あるいは、今年のメンバーがイマイチだったのか？それは、来年のクラシックくらいにはわかるでしょうね・・。

巨漢で強かった馬といえば、キタサンブラック。あの馬も、ホントに強くなったのは４歳からですからね・・。先々楽しみかもしれません。

２着に○タイセイビジョン。また、武豊騎手には、届かなかったＧ１。怪物がいなければ、外国人騎手がいなければ・・ということでしょうが、この馬も、前走のパフォーマンス通りの好走です。

やはり、このコース、この時期には、早くから速い時計で走ることのできる馬が有利だと証明することになりましたね・・。そして、必要不可欠なのが「サンデーサイレンスの血」

サンデーの血を持っていない馬は、このレース、馬券になれませんね・・。これは、今後も馬場が悪くならない限り、絶対条件になると思われます。

３着にアッと驚く、グランレイ。１４番人気の激走です。これは、買えません・・。ってか、過去のデータを覆す激走ですからね・・。これがあるのが２歳戦。改めて、難解なレースだと思い知らされました。

まぁ、買えるとしたら、３連系の総流し。今回なら、１，２着馬を◎、○で当ててるので、その手はありますが、毎回毎回、この買い方はできませんわな。この１頭のせいで、「虎の巻」は、かなり、データを変えねばなりません。もう、データってものの存在意義さえなくしてしまいます。

いっそのこと、このレースは、「馬連」で勝負！として、データを残した方がいいかな・・。

▲レッドベルジュールは１０着。△ペールエールは、１６着の最下位。そして×ウイングレイテストが９着。まぁ、データで拾った馬ですら、この結果ですからね。毎回毎回、データで残った馬だけが馬券になるわけではないですが、今年は、かなり不甲斐ない結果です。

結果、馬連は当たりました。もちろん、思いっきりの「ガミリ馬券」　◎○の自信は結構あったので、やっぱり、そういう時は、馬連を厚く買う買い方も、必要だと改めて勉強になりました。

どうしても、毎回、同じ馬券の買い方をしてしまいがちですが、来年からは、そのあたりも臨機応変に対応していかねばなりませんな。

 

ということで、「虎の巻」に追記です。

・阪神コースに変わったことで、前走より、距離延長と言う組は、あまり、良くない。なので、マイル以上を連対している馬を重視。特に直線の長い、「新潟」、「東京」、「阪神」、「京都外」コースでの好走はプラス。（１８００ｍからの距離短縮とか）

・さらに、「坂」のあるコース（阪神、東京、中山とか）で勝ち、連対経験のある馬も重視。

・「デイリー杯」、「東スポ２歳」、「東京マイル」勝ちの馬は、このコース適性が高い。

・東京１４００、１６００ｍの１着馬、京都外１６００ｍ、阪神１６００ｍ１着馬は買い。

・この中では、「阪神１６００ｍ、１８００、東京１６００ｍ、１８００ｍ」で好走した馬を上位評価。

・１４００ｍ以上の勝ち鞍か、１６００ｍ以上の重賞の連対は絶対条件。

・ローテーションは、空きすぎてない方がいいのは確か。まぁ、中２か月くらいまでが有利

・血統は、やはり、「サンデー系」特に「ディープ」は、目をつぶっても買い！サンデーの血が入っていない馬は、軽視してもいい。

・阪神コースのマイル以上で勝利（オープンクラスなら１４００ｍでもOK）した馬は、買っておくべき。

・阪神に開催になってから、１着馬は、前走１着馬のみ。

・阪神開催になってから、前走、重賞以外のレースからの参戦なら、連対は、おろか、勝ちが必須。さらに、前走、中央競馬場以外のコース（阪神、京都、中山、東京）からの参戦で馬券になった馬はいない。

・牡馬混合戦での重賞で勝ち鞍のない牝馬は消し。

 ・阪神開催になって、前走ダートからの参戦は消し。

・前走１４００ｍ以下からのレースの参戦で、「京王杯」の馬券対象馬が馬券になっているが、その「京王杯」で馬券になった馬でも、「坂のある１４００ｍ以上のレースでの勝利」のない馬は消し。

 ・さらに、馬券対象馬は、「中央の競馬場（阪神、京都、東京）での勝ち鞍」があること。

 

これで、来年は、バッチリか！？