東京競馬場で行われたジャパンC(3歳上・GI・芝2400m)は、中団でレースを進めたR.ムーア騎手騎乗の3番人気ヴェラアズール(牡5、栗東・渡辺薫彦厩舎)が、直線で馬群を割って追い込みを決め、外から追い込んだ1番人気シャフリヤール(牡4、栗東・藤原英昭厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分23秒7(良)。
◎ヴェラアズールが、G1初制覇。遅れてきた怪物感漂う末脚で並みいる強豪を下しました。しかし、この勝利は、やはり鞍上、R・ムーア騎手の手綱さばきがあってこその勝利だと思っています。上りは最速33.7でしたが、他に、シャフリヤールとデアリングタクトが同じ上りで来てる訳で、最後の直線で、前がふさがりかけたところをこじ開けて突き抜けてくるわけですから、これは神騎乗というしかありません。
予想でも書きましたが、芝に転向してからは毎回、上り最速を記録しているこの馬。追えばどこまでも伸びそうな迫力のある末脚は本当に素晴らしいです。クラシック至上主義となった今日にここまで、我慢して成長を促した厩舎、調教師さんには賛辞を贈りたいです。渡辺薫彦調教師の初G1勝ち、本当におめでとうございます。騎手時代、大好きだったナリタトップロードの鞍上として菊花賞を制覇して、調教師になってもG1勝ちを手にできて本当に良かったですね。
エイシンフラッシュ産駒としてもG1初制覇。晩成の血だと思うので、なかなか早い時期からは活躍馬は出てきそう有りませんが、今後は、古馬になってこれだけ強い産駒が出ることがわかれば、もっと、評価されてもいいかもしれませんね。
〇シャフリヤールは2着。昨年の3着馬が2着好走。東京2400mはやはり、ディープ産駒の庭ですからね。しかも、ダービー馬。ここは、馬券内は外さないと思っていましたが、時計が速くなってこの馬向きの展開になりました。ただ、最後の直線は、内にもたれてダノンベルーガの進路をふさいでしまい、C・デムーロ騎手は騎乗停止になってしまいました・・。
天皇賞よりは、いい競馬でしたが、来年以降は厳しいかなぁ・・。正直、上がり目もなさそうだし、この馬はここまでだと思います。
3着に▲ヴェルトライゼンテ。乗れてるレーン騎手の手綱さばきはお見事でした。切れない末脚のこの馬を最後きっちり残しました。左回りはいい馬だし、4角競馬も向いています。ドリームジャーニー産駒ですし、来年も、まだ伸びしろはあるかも。ただ、鞍上は外国人騎手の方が合っているタイプだろうし、買うときはそのタイミングだと思います。
4着にデアリングタクト。もう、驚きしかありません。中1週の強硬ローテであわやの競馬。腐っても鯛ではありませんが、無敗の牝馬3冠は伊達じゃなかったです。ただ、今日は、エピファネイア産駒やハーツクライ産駒が良く来ていたのでそういう欧州血統向きの馬場だったのかもしれません。
△ハーツイストワールは狙いすぎだったかもしれませんが、10着。素直に、重賞未勝利馬の6歳馬は消しで正解でした。
×テーオーロイヤルは14着。前2走の敗因は度外視したのですが、ここでは、スピードが足りなかったですかね・・。この馬はステイヤーだと思われるので、買うならやっぱり、天皇賞・春あたりかな・・。
☆ダノンベルーガは5着。直線の不利はありましたが、あそこから馬券になった3頭を交わすほどの脚があったかは疑問です。やはり、2000mまでの馬じゃないかなぁ・・。タイプ的にはサリオスみたいな感じかな・・。レベルの高い3歳馬ですが、この馬はやはり、勝ち切るほどの力はまだ足りていない。ハーツクライ産駒なので、来年以降に期待ということで。
ワールドカップの日本対コスタリカ戦、まさかの結末で、日本は敗れましたが、競馬の方は、綺麗に「◎〇▲」の完璧予想で馬券ゲット!連敗を止めることができました。配当的には本命サイドだけにチョイプラスですが、いい流れをもって来れたと思います。この勢いで残り5戦も馬券的中を狙います!
「虎の巻」的には、的中してますがもう少し、精査して項目を増やして、とりあえず、更新しておきます。
・日本向きの血統じゃない馬で、時計のない外国馬は消し(カナダ、ドイツ、香港当たりで速い時計で勝負になった馬のみ)
・3.4.5歳馬が強い。特に3歳馬はクラシック連対馬は買い。(ダービー、菊花賞は特に)
・3歳牡馬で菊花賞5着以下は、消し
・6歳馬以上は、G1馬以外は、前2走のどちらかで2000m以上の重賞連対くらいは欲しいところ。(とくに京都大賞典とか、天皇賞・秋)
・8歳以上の高齢馬は消し。
・天皇賞、菊花賞からのステップは、買い。天皇賞・秋の勝ち馬は、次走も、好走する確率が高い。(特に、JCや、マイルCSなど)
・本来、レベルの高いレースであるので、リピーターレースになりやすい。馬券に絡んだことのある馬は、翌年以降も要注意。特に3,4歳で絡んだ馬は翌年も馬券になる可能性あり。5歳馬は、可能性は低いがG1馬なら注意が必要。
・騸馬は穴をあけやすい。
・スローペースになりやすいので、前目で瞬発力のある馬を狙う。内枠が有利。
・牝馬はG1馬のみ。(ただし東京の2000m以上のG2、G1で馬券対象になったことのある3歳牝馬で東京コース着外なし(掲示板)なら、斤量差で、馬券対象になりうる)
・古馬で凱旋門賞・天皇賞・秋からの参戦で、天皇賞・秋の勝ち馬以外で、2200m以上の重賞で連対したことのない馬は消し
・連対するなら、G2クラス以上で、2000m以上の連対経験のある馬のみ
・古馬になったらスタミナ色の強い馬が馬券になりやすい。リピーター以外なら、菊花賞や、天皇賞・春で馬券になったことのある馬が馬券対象になりやすい。
・逆に3歳馬や、牝馬は、東京のマイルや2400mのG1で勝利や連対したことのある馬や、マイル寄りの血統の馬の方が馬券になる。(スピード重視型)
これで来年も、バッチリかな?!
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