中京競馬場で行われた第25回チャンピオンズカップ(3歳上・GI・ダ1800m)は、ハナに立ってレースを引っ張り、直線での最後の争いも凌ぎ切った坂井瑠星騎手騎乗の1番人気レモンポップ(牡6、美浦・田中博康厩舎)が、中団から猛然と追い上げて最後に並んだ2番人気ウィルソンテソーロ(牡5、美浦・小手川準厩舎)にハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分50秒1(良)。
▲レモンポップが有終の美を飾る勝利。レース映像で坂井騎手がゴール前でレモンポップを激励する姿に感動しました。これが引退レースとなりましたが、距離不安を囁かれながらも最後勝ち切るのですから本当に勝負根性も素晴らしい馬だったということですね。国内では連対を外していないまさにダートの鬼でした。バリバリの米国血統ですので今後はその能力を産駒に伝えて自身が達成できなかった海外G1制覇を託してもらいたいです。
2着に△ウィルソンテソーロ。こちらも強かったですね。最後、交わしたか!という勢いで鼻差での敗北でしたが、素晴らしいレースをしました。正直、タイトなローテーションでしたが馬が全盛期なんでしょうね。年内最後の東京大賞典に出走するかはわかりませんが、レモンポップが引退したダート界で、今回出走していないフォーエバーヤングとけん引していってもらいたいです。
3着に×ドゥラエレーデ。これは驚きましたね。さすが、世界のライアン・ムーアという騎乗です。内からあの脚。この馬は、外国人騎手と手が合ってるんでしょうね。動かないから力のある動かせる騎手との相性がいいんだと思います。今後も、この馬の取り扱いは難しいでしょうが、鞍上も一つのポイントになりそうです。
頂いたコメントには書いたのですが、予想ではこの馬を6番手評価だったのですが、ムーア騎手が、この日も朝からダートで馬券になる好騎乗をしていたので、ペプチドナイルと入れ替えて馬券を購入していました。それが功を奏して、3連複馬券をゲットすることができました。
結果、なんと昨年と全く同じ着順という珍しい結果。昨年は、3連単190万という高配当でしたが、今年は、1万8000円という結果。馬券は難しいですね・・。
4着に〇ハギノアレグリアス、5着に☆ペプチドナイル。2枠2頭が内枠の利を活かして上位に食い込みました。それぞれ先行、差しという違う脚質ですが、やっぱり、このコースは内枠が有利です。〇は7歳馬だけにキレ負け。☆はワンターンのマイルで見直しか。
そして◎クラウンプライドは11着・・。お恥ずかしい限りです。印を打ったうまが1~5着に入ってるのですが、本命が11着とは・・。馬を見る目がないです。あと、このレース、海外からの直行はよくないのかなぁ・・。
結果、3連複、馬連が的中。久しぶりのプラス収支です。今回は、直前に印を入れ替えて正解でしたがなかなか会心の一撃はでませんね・・。
~総評~▲レモンポップが有終の美を飾る逃げ切り勝ち。距離不安を囁かれながらも最後は、勝負根性を見せての勝利。追い詰めた△ウィルソンテソーロの末脚も素晴らしかった。今後のダート界を引っ張っていく1頭だと思われる。3着に×ドゥラエレーデ。これはムーアマジックか。追える外国人騎手が合っている1頭だった。結果、昨年の1,2,3着がそのまま今年も1,2,3着。リピーターの活躍するレースを体現したけっかだった。
~予想結果~◎コリアCからの参戦もこのレースは外国からの直行は良くないのか?連勝の勢い、内枠と条件も良かっただけに惨敗はいただけなかった。昨年も着外だったし、やはり、結果もリピートしてしまう結果だった。〇内枠を活かした騎乗ではあったが、7歳馬だけに最後のキレで劣ったか。▲見事、有終の美を飾る勝利。△優勝馬を追いつける末脚。昨年からレベルアップしG1馬に上り詰めた勢いそのままの2着だった。×ムーア騎手の騎乗で人気薄ながら3着死守。追える外国人との相性が良さそう。☆フェブラリーステークス勝ちもワンターンのマイルがベストか。
最後に、来年につながるよう、「虎の巻」に追記しておきます。
・前走、条件馬は消し。オープンでも、マイル以上のレースで連対してない以外は消し。
・初ダート馬も消し。
・やはり、このレース、前走、「JBC組」、「みやこS組」が強い。特に馬券対象馬、最悪、掲示板に載った馬は高確率で馬券に絡む。(シリウスSは人気になるが過剰人気でなければ中京コースなので、馬券になる馬も出やすい)
・その2レースをステップとして、その年の中央コース(札幌、中京、を含む)のマイル以上の重賞で連対している馬は、さらに高確率で馬券に絡む。
・ただ、JBCクラシック勝ち馬は、地方の方が合っている可能性があるので、そこで負けた馬の方がこのレースには合っている。
・ステップレース以外からの参戦なら、年内にG1を勝っている馬を最重要視すること。(特にマイル以上のG1、フェブラリーSなど)
・海外帰りの馬で、初戦の馬は割引して予想する。特に2か月くらいの間隔の馬は軽視してもいい。
・中京競馬場に変わって、過去、6年、前走1600m以下から出走してきた馬(南部杯、武蔵野Sとか)は、2000m以上の重賞で連対か、坂のある1800mダートでの勝ち鞍のある馬のみ。
・前走で、マイル以上で上り最速をだしている馬は、買うべき。
・3歳馬は、1800m以上のダートでの勝ち鞍は必須。マイル以上の古馬重賞を勝つか、古馬混合の1800m以上の重賞で連対したことのある馬のみ。
・やはり、このコース、「内枠有利」(7,8枠は不利)。あと、スタート後、坂を上っていくので、逃げ、先行馬には、キツイ展開になるが前残りになりやすい。坂のあるコースで馬券になった馬は先行馬は押さえてもよい。逃げ馬なら、57kg以上を背負って、1800m以上を逃げ勝った馬のみ。(3歳なら54kg以上)
・血統的には、クロフネなどのフレンチデュピティ系や、キンカメ産駒、APインディ、ゴールドアリュール産駒、あとネオユニヴァース産駒やシンボリクリスエス産駒のような芝のG1勝ちのある種牡馬はプラス評価。
・3角から下って、4角から急坂があるので、坂のあるコース(阪神、中山、中京)で勝ったことのある馬、この3場で好走している馬をチェック。
・リピーター率は高いレース。地方よりも、同年のJRAのレースで馬券になったリピーターは、押えるべき。
これで、来年は、ばっちりか
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます