で、その「大ふくい展」で買ったのが、こちらの、「若狭塗箸」です。
そう、NHKの朝ドラ「ちりとてちん」で主人公のヒロインの実家がこの塗箸職人ということで、福井の名産品と知られた伝統工芸品です。
塗箸の加工の仕方も様々で、卵殻を用いた「卵殻模様」、貝殻を用いた「貝殻模様」、松葉、檜葉、菜種又は籾殻等を用いた「起こし模様」の3種類があり、いずれも数十回も塗重ね、砥石を用い「荒研ぎ」、「中研ぎ」、「仕上げ研ぎ」の過程があり、仕上げに、朱合漆を用い艶塗りを行い、炭を用い荒研ぎ、中研ぎ、仕上げ研ぎをした後、胴を摺り仕上げ、最後に黒色系の生漆を用い上塗りを行い完成に至るそうです。凄い手間が掛かっていますよね~。
ちなみに、こちらの黒い方と、
茶色の方、どちらが、高いでしょうか・・・・・?
正解は・・・・・・・・・・・・・・・
「茶」の方です。
それは何故かと言うと、漆の「塗り」の回数だそうです。
「黒」の方が、螺鈿とか入っていて高級そうに見えますが、「茶」の方が、その「塗り」回数が多いので高いそうです。
ちなみに、「黒」は20回くらい、「茶」はその3倍の60回くらい塗っているそうです。
それを丁寧に磨きあげて、独特の文様が浮かび上がってくるそうです。そして、そのすべてが違う表情を持った一点物ばかりです。
まさに「一期一会」この出会いを逃しちゃいけないね、って思い、奮発して買いました。
まぁ、も一つ考えていたことがあって、コレを「マイ箸」にしようと思って買ったんですよ。計算したところ、こちらの塗箸は、割りばし2年分で元が取れます。
環境問題が叫ばれている今、小さなことからコツコツと、地球にやさしい「エコ」活動の一環として、食べ歩きブログをやっている者として、「MY箸」は、これからは、必要じゃないのか?・・・・・と。
う~ん。我ながら、「 おっ、eco(え~こ)と言うた!」と思います・・・。
皆さんもどうでしょうか?
できることから
エコりましょう^ー^)人(^ー^
必要以上の森林伐採で、CO2は増えるばかり・・・。地球温暖化の一つの原因でもあります。
これからの地球環境を考える上で、資源の無駄使いは少しでも、減らしていくべきでしょうね。
割りばし2年分のマイ箸
素敵なエコです
よいお買い物をされましたね~。
本日、早速、MY箸デビューしようと思っていたのですが、忘れて出かけてしまいました・・。
サザエさんくらいの忘れん坊です・・・。