フランスのパリロンシャン競馬場で行われた第100回凱旋門賞(3歳上・牡牝・GI・芝2400m・1着賞金285万7000ユーロ)は、中団の外でレースを進めたR.ピエチュレク騎手騎乗の13番人気トルカータータッソ(牡4、独・M.ヴァイス厩舎)が、直線の追い比べから抜け出し、2着の2番人気タルナワ(牝5、愛・D.ウェルド厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分37秒62(重)。
馬券も外れたが、今回も、悲願の日本馬による凱旋門賞制覇はなりませんでしたね・・。
過去の、挑戦した馬たちよりも、今年のクロノジェネシスは血統的にもチャンスはあるとみていました。
ただ、当日の雨で馬場は「重」に。これで、自分は、ダメだなぁ・・と思い、馬券でも切ったのですが、「運」がなかったです・・。
まぁ、昨日、SNS等で、競馬談義をしてる時に「牝馬で58kgはどうなん?」ということも話していたのですが、やっぱり、このレースは、「3歳牝馬」で挑戦した方がいいレースだと思います。日本馬ならね。
古馬になって、日本のG1で活躍するような馬とは、適性が違いすぎてダメだろうから、やっぱり、ステイヤーズSと、G1でも有馬記念を勝てる牡馬ならチャンスはあるかなぁ・・。昔なら、「テイエムオペラオー」みたいな馬だね。血統的にも、今から考えると凱旋門賞には合ってるし。
当時の調教技術や輸送過程では無理だったことも、今、テイエムオペラオー的な馬が出てきたらひょっとすると勝てるかもしれない。
と、思うわけですよ。
今回、良馬場だったら、もう少し、クロノジェネシスは善戦で来ていたと思いますが、日本馬の悲願達成は、まだまだ厳しいかもしれませんね・・。
それにしても勝った、「トルカータータッソ」って馬、買えないな・・。ドイツ馬で初ロンシャンであの競馬。よほどあの重馬場が合っていたんでしょうね・・。13番人気ですもん。買えない、買えない・・。ただ、重馬場や、不良馬場での実績はあったし、父はサドラー系。買えないことはなかったのか・・。
自分の中のドイツ馬のイメージは、時計でもそれなりに日本の競馬とマッチする馬が多いと思っていたのでどちらかというと、日本馬寄りの時計勝負の方が合っていると感じていたんでね・・。もちろん、スタミナ色の強いドイツ馬ですから、その点では評価はしていたのですが、拾えませんでした・・。
今後も、日本馬から参戦する馬もいると思いますが、サンデー系では、厳しいかなぁ・・。あるとしたら、「キタサンブラック産駒」あたりかもしれません。ディープ系は無理だと思うので。
ディープ、キンカメ産駒がもう2,3年したらいなくなるし、そのあたりから、新しいリーディング種牡馬が欧州にマッチした産駒を出すことが出来た時にこそ、本当のチャンスがあるのかもしれませんね・・。
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