★ Tのゆるゆる日記 ★ 

人生どこへ向かうのか?
日々、感じたことを通してみえること。

散歩

2024-08-31 | 日々のこと
最近は毎日実家に両親を迎えに行って
緑の多い公園へ散歩に連れ出している。

母は元々近所へ歩いて行きラジオ体操をしていたのだけれど、
父は歩行器を使っても1人では危なっかしく
家の中にこもったままなので
外の空気を吸わせて歩かせている。

以前、介護申請をした後に人と話すことも大事なので
送迎をしてくれリハビリをさせてくれるところに行かせたことがある。
元々自分から他人の輪の中に入る性格でもなく
なんとも自分が年をとったような気になるのも嫌なのか
「あんなの何の体操にもならない。自分でやった方がいい」
と、とにかく行きたがらず、何度か行ってやめてしまった。
当たり前に、つきっきりで一人一人最適な運動なんて
させてくれるわけじゃない。

父は後遺症の右足を引きずりがちな上、
とにかく不器用なので歩行器を使いこなせず
手に力を入れて前傾になるので歩行器のスピードがでてしまったり、
押さえていないと危ない。
少しの坂でも足が悪いと影響をうけてしまうので
誰かが一緒に歩いた方がいい。

母は歩行器を補助しきれないので、
2人で散歩をすることはないし
年がら年中一緒にいると疲れるのだろう。
父はとにかく気難しいしわがままだ。

そんなことで、最近は生活リズムも変わって
朝は決まった時間に身支度をして
外を歩いてほどよく疲れ、汗もかくので気持ちいいようだ。
朝の散歩を始めてから夜もよく眠れるようになっているらしいし、
何よりも気分がいいそうだ。
ちゃんと夜眠れるので機嫌も良い。

以前は昼間、テレビを見ながら眠ってばかりいたので
夜眠れなくなるのだ。
すると、眠れないと言ってイライラする。
本人は昼間は寝ていないといいはり、
そんな時は睡眠薬を摂って、朝は起きられないし、
食事の時間もズレていき用意する側も疲れてしまう。
イライラしがちになると気難しさが出て
母も気づかれしていくし。。。
お互い穏やかに過ごすことが難しい日も出てるくる。

病気や老いはいつ、誰がどのような形でくるか分からない。
人それぞれ性格も違う中で
尊厳を尊重しながらサポートする必要がある。
また、老いで忘れやすくなったり性格が変わったり
気難しさが増したり神経質になったり様々な変化も出ることもある。
単に、物忘れやできないことが出るだけでない場合もあるわけだ。

健康で身体が自由に動く人にとっては何処が他人事の話に感じるもの。
だからこそ、とても難しい問題になってしまう。

子供がいてもいなくても、
自立して住んでいても二世帯でも
どんな状況だとしても老後の当てにはならない。

少しでも健康寿命を伸ばして
寿命まで楽しく快適に生活できる状況を保ちたいものだ。



















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